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ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ

短編 巴×蒼

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rozen-yuri

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だれでも歓迎! 編集

 
「酷い雨だわ…」

 憂鬱そうに灰色の空を見つめ、ひとつ溜め息を吐いた。
 とある中学に通う少女、柏葉巴は部活の帰りだった。だが、途中で大雨に襲われ、慌てて雨宿りしていた。

「……すぐに止んでくれれば良いけど…」

 何気無く呟き、暫くボーっとしていると、ふと気付いた。

「……?」

 視線の先には、草むらがあった。その草むらが、微かに青く光っていたのだ。

「……何かしら…」

 何故か気になり、草むらに歩み寄った。屋根がないので、冷たい雨は体を打ち始める。だが、大して気にせず光に向かっていった。
 草むらを覗くと、青い発光体が何かの周りをぐるぐる回っていた。

「! これって…」

 巴は見覚えがあった。発光体が周りを回る何かに、手を伸ばした。

「雛苺が寝てた…鞄……」

 正しく言えば、伝説の人形、ローゼンメイデンが眠りに使う鞄だった。

「どうしてこんなところに………あ」

 巴は鞄の異変に気付いた。鞄を開閉する留め具が壊れており、鞄は二つに別れていた。そのせいか、上の部分と下の部分との間に隙間が出来ており、雨が入り込んでいた。

「……とりあえず、放ってはおけないわね……」

 周りに人気がない事を確認すると、巴は鞄を持って家に向かった。

―――――

 シャワーからあがり、数枚のタオルを手に自分の部屋へ戻ると、青い発光体が何かを訴えるように鞄の周りを回っていた。

「やっぱりこの光と鞄は関係あるのね。人工精霊、だったかしら…」

 呟きながら、鞄の上の部分を退かした。その中身を見て、思わず息を呑んだ。雛苺とは違う美しさを持った人形が横たわっていた。

「…………いけない、拭いてあげなきゃ」

 我に戻ると、一旦人形を鞄から出し、広げたタオルの上に横たわらせた。
 その間に、鞄に溜った水をタオルで拭き始める。

「………うん、こんな感じでいいかな。後は人形を……」

 タオルごと人形を抱き、新たなタオルで軽く拭いた。その間、少しドキドキしたのは内緒である。

「………よし。後は……ん?」

 突然、今までおとなしくしていた青い発光体が、鞄の中の何かを示すように回り始めた。

「……ゼンマイ?巻けって事?」

 雛苺の事もあり、少しだけ抵抗があったが、手をゼンマイに伸ばした。

「事情は説明しないといけないわよね。起きてくれないと話せないし…」

 ゼンマイを穴に差し込み、回し始めた。
 昔は何度も回していた。が、今では回す事もなく、少しだけ懐かしく感じた。
 ゆっくりと、人形の瞼が開く。

(…オッド、アイ…?)
「……だ、れ…?」
「…柏葉巴。雛苺の元ミーディアム。…あなたは?」
「…ローゼンメイデン、第四ドール……蒼星石………」


続かない

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