蒼星石は顔面に乾いた笑みを張り付けていた。若干強張っている。
視線の先では小さなピンク色がせわしなく動いていた。
雛苺「蒼星石?何してるの?一緒に遊ぶの!」
蒼星石「えっ…?う、うん…何しようか?」
蒼星石は今日も桜田家を訪問していた。
戦いなど忘れたかのように和やかな雰囲気が流れ、翠星石にも会えるこの場所を
蒼星石は気に入り、頻繁に訪れていたのであった。
しかし今日は骨を休めるどころでは無かった。
玄関で鉢合わせたのりに留守番、そして雛苺のお守りを頼まれてしまったのだ。
のり「今みんな留守にしてて。ごめんなさいね。お願いします。」
そしてのりは慌しげに去っていった。
仕方が無いのでリビングに雛苺と二人でいるが、元々蒼星石は幼い子供の相手が余り得意では無い。
感情で動く子供に対する接し方がよく解らないからだ。
その上翠星石との楽しいひと時を過ごすという当初の目的も果たせなくなった今、
蒼星石の機嫌は余り良いとは言えなかった。
まあいい。翠星石達が帰ってくるまでの辛抱だ。
蒼星石は雛苺を適当にあしらって過ごす事に決めた。
雛苺「あのね、ヒナ新しい遊び思いついたの。蒼星石、ちょっと立って?それで手と足を広げるの!」
蒼星石「え、えっと…こう?」
雛苺の指示通りに大の字になった蒼星石の全身に苺の蔦が巻きつき、蒼星石の体を持ち上げた。
蒼星石「ひ、雛苺?これって…」
雛苺「ヒナの考えた新しい遊びなのよ。大人しくしててね。」
雛苺は満面の笑みで答えた。
蒼星石は溜息を吐いた。幾らなんでもここまで付き合ってやる義理は無い。
蒼星石「庭師の鋏!」
雛苺「駄目なの!」
庭師の鋏があっという間に蔦に絡め取られる。
蒼星石は雛苺に文句を言おうと顔を向けたが、そこで言葉を失った。
雛苺の目が怒りに満ちている。
蒼星石はとっさに謝った。
蒼星石「ご、ごめん雛苺!次はちゃんとやるから!」
雛苺「今、何をしようとしたの?蒼星石。悪い子にはおしおきなの。」
蒼星石に蔦が絡んだ庭師の鋏が伸びていき、蒼星石のズボンと下着を切り裂いた。
蒼星石「何するんだ!雛苺!…うわっ!?」
雛苺は無言で蔦を操り、蒼星石の体勢を変化させる。
逆さ吊りにされた蒼星石の両腕は後ろ手に縛られ、両脚は大きく開かされていた。
雛苺「おしおきなの。」
小さく、しかし確実な憤りを含んだ声。
同時に大粒の苺が蒼星石に近づいていくと、桃色に艶めく菊門にあてがわれた。
蒼星石「…!何を!」
そして一気に押し込まれる…かと思われたが、
その前に潰れた果肉と溢れ出た汁が鮮やかな紅い花を描いた。
雛苺「少しほぐさないと駄目みたいなの。」
蒼星石が胸を撫で下ろす暇も無く、
今度は蔦が束になって蒼星石の肛門を押し広げ、侵入していった。
そして一本一本が不規則に蠢く。潰れた苺が潤滑剤になったおかげで出血は無かったが、
苦痛と不快感が蒼星石の顔を歪ませた。
しばらくすると蔦は引き抜かれ、代わりに苺が十個連なったものが出てきた。
雛苺「今からこれを順番に入れていくの。潰さないように気を付けるのよ。」
今度逆らえば何をされるかわからない。蒼星石は従う他なかった。
下半身に全神経を集中させ、尻から力を抜く。そして一個目の苺を何とか受け入れた。
間髪入れずに二個目が来る。それに押されて一個目が奥まで入り込み、
蒼星石は思わず声を上げると同時に力んでしまった。
水っぽい音と共に菊門から流れ出る液体。苺を一つ潰してしまった。
雛苺「あー!潰したの!まあいいの。続けるの。」
その後も次々と苺が蒼星石の菊門に飲み込まれていった。
その間蒼星石は歯を食いしばって耐えるしか無かった。
そして十個目を終えると同時に、苺が一気に引き抜かれた。
蒼星石「っ!?んぁああうぁあっ!」
蒼星石が大きく仰け反り喘ぎ声を上げる。
雛苺「んー?三つ潰れてるの!罰ゲームなの!」
蔦の束が三つ現れると、一気に蒼星石の秘部を貫いた。
余りの痛みに蒼星石の喉から声が漏れる。
蒼星石「っくぁああっ!?いっ、痛いっ!」
雛苺「ふふふ。これだけじゃないのよー。」
雛苺は先程引き抜いた苺を蒼星石の顔に近付ける。
雛苺「食べて。」
蒼星石は己の耳に飛び込んだ言葉が信じられず、雛苺を見た。
雛苺「じゃないと…もっとおしおきなの。」
蒼星石は涙を溜めた瞳で訴えかけたが、雛苺の残酷なまでの幼さに容赦は無かった。
蒼星石は観念すると苺を一つ口に含んだ。
もはやそれに味を感じることも無く、ただ口中に広がる嫌悪感が脳髄まで染み渡っていき、
次第に理性を錆び付かせていった。
雛苺「偉いのよー。蒼星石。」
相変わらず陰部を蔦に嬲られ続けていたが、
苺を全て食べ終えた蒼星石の顔からは表情は消え去っていた。
その後も苺は蒼星石の肛門に挿入されると、潰れた数に応じて新たに秘所を貫く蔦が追加され、
残りの苺は蒼星石の喉を通っていった。
そして苺が一つも潰れないようになった頃、蒼星石は疑問を覚えることも忘れ、
ただ蹂躙されることに悦びを感じるようになっていた。
翠星石が帰宅し、荷物を片手にチャイムを鳴らすと、雛苺が迎え入れた。
雛苺「あのね、蒼星石が遊んでくれたの!リビングで翠星石のこと待ってるの!」
翠星石「えっ、蒼星石がきてたですか。あんまり無茶させるんじゃねーですよ。」
雛苺「大丈夫なの!とっても喜んでたの。」
翠星石は蒼星石のことを考えて思わず笑みを浮かべたが、
リビングに広がる光景を見て荷物を取り落とした。
蒼星石「あっ、翠星石。おいしい苺があるんだよ。ほら。」
蒼星石の秘所の内部で差し込まれた大量の蔦が絡み合って籠を作り、そこに苺が盛られていた。
そして開ききった肛門には練乳が絞られ、今にも零れ出そうになっていた。
蒼星石が快感に身を震わせる。
蒼星石「おいしいから。ね、食べて?翠星石。」
翠星石の思考が一瞬にして凍りつく。
目の前で何が起こっているのか理解できない。
蒼星石「翠星石ぃ…何してるの?早くぅ。」
身動き一つ出来ない翠星石を前にして雛苺が無邪気に微笑む。
雛苺「蒼星石もああ言ってるし翠星石も一緒にやるなの!」
蒼星石に絡み付いていた蔦が解け、返答を待たずに翠星石に襲い掛かる。
蒼星石の拘束が解かれてしまう事になるが、あの状態では何も出来ないだろうし、
それを気にかける以上に新しい玩具に心を奪われていた。
翠星石「やっ、やぁっ!やめるですぅっ!蒼星石っ、蒼星石ぃ!」
既に豹変してしまった妹の名を呼び続けるのは、反射的なものか、それとも姉妹の絆が成せるものか。
どちらにしてもその声は快楽に閉ざされた蒼星石の耳に届くことは無い。
雛苺「うふふ、無駄なのよー。それじゃあ、行くなの!」
うねる蔦が翠星石の肌の上を滑り、服の中へ潜り込んでいく。
翠星石は抵抗しようとしたが、両足首を絡め取られて尻餅をついてしまった。
そこへ雛苺が馬乗りになり、翠星石へ顔を近付けた。
雛苺「怖がることないのよ。すぐに蒼星石みたいに気持ちよくなれるの!」
翠星石は涙目になって首を振る。
翠星石「そんな…そんなの…」
雛苺は無視して翠星石の胸元をはだけさせ始めた。
自分の考えた遊びを否定する者に対して容赦は無い。
僅かに膨らんだ胸の上では既に無数の蔦が蠢いていた。
突然な出来事の連続で状況が把握できていなかった翠星石の目にもそれは飛び込んできた。
視覚的に入ってきた情報は現実味を帯びていて、
全身の表面を這い回る不快感と共に翠星石を現実へと引き戻しつつあった。
雛苺が翠星石の首筋を舌で舐ると、そのまま鎖骨に吸い付き、何度もキスを繰り返した。
次第に蔦に自由を奪われていく翠星石は抵抗も出来ず、
ただきつく目を閉じて耐えるしか無かった。
雛苺はその翠星石の表情が気に入ったのか、攻めながらも上目遣いで始終観賞しているようだった。
しかしその時雛苺の肩に手が置かれ、強引にどかされた。
拘束されているから、翠星石のものでは無い。
雛苺が驚いてそちらを見る。そこには口の端からだらしなく涎を垂らした蒼星石がいた。
雛苺は怒りの眼差しを向けるが 蒼星石の目には翠星石しか映っていないようだった。
蒼星石は両手で翠星石の頬を包むと、迷い無く唇の間に舌を潜り込ませた。
驚いた翠星石が目を見開く。しかし唐突に現れた蒼星石の姿に更に混乱が深まった。
言葉を発しようにも口内を舌で嬲られ続け、くぐもった声しか出すことが出来なかった。
そして三分は経った後、ようやく翠星石の口から蒼星石の舌が引き抜かれた。
二人の唇の間で粘つく唾液が糸となり、まぶしく輝いていた。
翠星石「っくぅっ、はぁっ、はぁっ…蒼星石、どうして…」
蒼星石「さっきも言ったでしょ?翠星石にも、気持ちよくなって欲しくて。」
そう言う蒼星石の笑顔は蠱惑的というには余りにも淫靡で、
翠星石は言葉を返すことも忘れてしばし見惚れていた。
雛苺はしばらく興味深々といった様子で二人を見ていたが、
ようやく自分が蔑ろにされていることに思い至ったようで、
憤慨すると蒼星石の胴に抱きつき翠星石の上から動かそうとした。
非力な雛苺にそれは無理だったものの、蒼星石に存在を認識させるには役立ったようだ。
蒼星石「あ、いたのかい雛苺。」
雛苺「今日の主役は雛苺なの!蒼星石ははやくそこをどくの!」
蒼星石は一向に話を聞く気配が無い。
雛苺は怒ると翠星石を縛り付けていた蔦の一部を蒼星石に巻きつかせ、思い切り締め付けた。
蒼星石「んぁあっ!そっそれっ、すごいぃっ…ぅんっ!」
痛みを与えて蒼星石に言うことをきかせるつもりだったが、
今日一日で予想以上に蒼星石の体は蔦になじんでしまったらしい。
蒼星石は背筋を仰け反らせると、舌を垂らして声を上げた。
唾液が翠星石の顔に滴り落ちる。翠星石は小さく悲鳴を上げた。
翠星石「おっ、おかしいですぅ…こんなの…こんなの蒼星石じゃ無いですぅ…」
蒼星石「そんなに怖がることないよ。ただ受け入れれば気持ちよくなれるんだ。」
雛苺「ヒナを無視しちゃ駄目なの!」
まだ何か喋ろうとする蒼星石の口に苺が押し込まれた。
蒼星石は驚いて一瞬自分に抱きついたままの雛苺を見たが、
そのまま思いついたように翠星石にキスをした。
二人の舌の上で苺が転がされる。ふやけた苺の表皮は裂け、
赤みを帯びた透明な液体が二人の顎を伝って落ちた。
蒼星石がいきなり声を上げる。蒼星石の前にも後ろにも、次々と苺がねじ込まれていた。
しかし蒼星石はそれにも怯むこと無く、逆に指を挿し入れて掻き回し始めた。
蒼星石「これっ!これすごいよぉっ!」
ドロドロになった紅いペーストが蒼星石の指に纏わりつく。
蒼星石「雛苺にも分けてあげるよ。」
そういうと蒼星石は雛苺のドロワーズを引き抜き、雛苺の秘部に一気に指を突き入れた。
全身を駆け巡る激痛に雛苺の呼吸が止まる。
蒼星石「痛いの?雛苺。でもそのうち気持ちよくなるよ。僕も君にそうされたんだから。」
言葉を発することも出来ず、雛苺はただ首を振った。
翠星石は変わり果てた蒼星石の様子にただ恐怖を覚え、涙を流す雛苺の様子を見ていた。
蒼星石「翠星石も、ほら。一緒に気持ちよくなろう?」
翠星石の下着を脱がせると、誘うように陰部をさすりはじめた。
翠星石は首を横に振る。
蒼星石「翠星石。そんなに怖がらないで。愛してるんだ。一緒に気持ちよくなろうよ。」
翠星石「嫌ですぅ!こんなの、絶対嫌ですぅ!」
蒼星石「どうして?嫌いなの?…僕のこと。」
翠星石「そんなこと無いです…でも、でも翠星石は蒼星石にそんなことして欲しくないですぅ!
ただ一緒にお話して、笑い合えればいいんですぅ!」
蒼星石「ごめんね。でも僕はもうそっちには戻れないから。翠星石に来てもらうしかないんだ。」
翠星石「そんなのおかしいです。だって…」
蒼星石はそれ以上は何も言わず、翠星石の体に舌を這わせ始めた。
変わり果てた蒼星石に対して戸惑いを露わにしていた翠星石だが、
少なくとも翠星石にできるだけ優しく接しようとしていることは窺えた。
そしてそれを受け入れることが出来ない自分の存在に頭を悩ませてもいた。
そうこうしている内に苺の果汁で湿り気を帯びてきた翠星石の秘所に、
蒼星石が指を滑り込ませてきた。初めての感覚に下半身が引きつる。
蒼星石はぐったりしている雛苺から指を引き抜くと、再び自分のものを弄りはじめた。
蒼星石「翠星石も気持ちよくなって?ね?」
とても頷けるような気分では無かったのだが、蒼星石の甘えるような顔つきを見て、
やはり蒼星石は蒼星石なのだと思い直し、無理矢理笑顔を作った。
翠星石「蒼星石も、ですよ。」
翠星石は蒼星石の首に腕を回すと、自分の胸のあたりで抱きしめた。
蒼星石の指の動きはどんどん早くなって行く。
蒼星石「あぁっ、翠星石ぃっ!翠星石っ!んぁああぅあっ!」
疲れて眠ってしまった蒼星石の頭を抱いて、翠星石は思索に耽っていた。
蒼星石「ねぇ雛苺、またやろうよ。あれ。」
雛苺「蒼星石はヒナに痛くするからやなの。ふん!」
雛苺が半ば逃げるように去っていった。
それを見ていた翠星石が声をかける。
翠星石「なんなら、翠星石が…相手になるですよ?」
蒼星石「えっ?…でも翠星石、この前は…」
翠星石「いいんですよ。翠星石はお姉さんですから。
それに急でびっくりしたですけど、翠星石だって…」
翠星石はそう言うと蒼星石の頬に手をあて、優しくなでた。
俯いて少し照れたように笑う姿は、翠星石の大好きないつもの蒼星石のものだった。
(了)
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