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バカルディ
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バカルディ(Bacardi)
概要
製造:
産地:メキシコ・プエルトリコなど世界各地
原料:
蒸留:
産地:メキシコ・プエルトリコなど世界各地
原料:
蒸留:
詳細
創始者は、スペインのカタロニア生まれのワイン商ドン・ファクンド・バカルディ。1830年、キューバのサンチャゴに渡った彼は、当時のラムが粗削りな製法による刺激の強い風味を持っていることに満足しなかった。そして、世界で初めてチャコール・フィルターで不純物を取り除き、独自の方法で熟成させ、ブレンドすることによって、洗練されたスムースでまろやかな味わいのソフトで無色のライト・ラムをつくりだすことに成功した。当初は自分の家族の為だけに作っていた高品質のラムは瞬く間に人々の間で評判になり、その人気に答える為にドン・ファクンドは小さなトタン屋根の蒸留所を買い取り、自分の名前を冠した会社を設立する。
1960年のカストロ・社会主義革命により、キューバの蒸留所の施設は国有化されるが、それ以前にアメリカに積極的に進出しようとしたバカルディは、アメリカの法外な関税を避けるためにアメリカの自治領であるプエルトリコに蒸留所を設立していた。 そのため、メキシコとプエルトリコに本拠を移し、世界数ヶ所に蒸留所をもつようになり、現在では世界中で最も売られているプレミアム蒸留酒となっている。
1960年のカストロ・社会主義革命により、キューバの蒸留所の施設は国有化されるが、それ以前にアメリカに積極的に進出しようとしたバカルディは、アメリカの法外な関税を避けるためにアメリカの自治領であるプエルトリコに蒸留所を設立していた。 そのため、メキシコとプエルトリコに本拠を移し、世界数ヶ所に蒸留所をもつようになり、現在では世界中で最も売られているプレミアム蒸留酒となっている。
ラベルに描かれているバカルディ社のトレード・マークのこうもりのイラストはバッド・デビスと呼ばれる。19世紀中頃はまだ文盲率が高く、一般の人に自社のラムを識別してもらうためにドン・ファクンドの妻、ドーニャ・アマリアによって考案された。彼女が初めて蒸留所に入った時、彼女は垂木にフルーツコウモリが群生していた。キューバの絶滅した先住民、タイノス族が、コウモリをすべての文化財産の所有者とみなしていて、現地の言い伝えから当時の人々もコウモリが健康、富、家族の団結などをもたらすものであると一般的に信じられていた。芸術愛好家だった彼女はこのことを知っていて、この「コウモリ」を自社の商標として使用することを決めた。