被褐懐玉―RIGHT STUFF― ◆7XQw1Mr6P.


 リップの狙いは、距離を取ったうえでの走刃脚による斬撃。
 建物への被害も、他の参加者からの目も、一旦無視する。
 逃げ場の限られた廊下で放てば、一撃で事は終わる。

「っ」

 だが、その目論見は怪人の投擲に阻まれる。

 顔面に飛来した刃物――今度はカッターナイフを身をよじって回避。
 崩れた姿勢を即座に立て直し、投擲と同時に間合いを詰めてきた怪人の攻撃を足で受ける
 右の義足と左の日本刀がぶつかり合い、火花が散った。
 金属同士が擦れて力が拮抗するも、すぐにリップは押し込まれて姿勢を崩す。

「(前の俺なら押し返せただろうけど、成長し直して筋肉が減ったのがこんなところで響くとはな)」

 近接戦闘、こと筋力勝負では分が悪いと判断したリップは無理に堪えようとしない。
 そのまま弾かれるように後退し距離を取りなおそうとするが、怪人は懐から新たな刃物を取り出しては投げつけてくる。
 そうしてリップの姿勢を崩したうえで、即座に前進し間合いを保つ。
 長物を用いるうえでの最適な間合い。四肢は届かず、得物でもって相手を一方的に攻撃できる間合い。
 それを体に覚え込ませているらしい怪人は、光源微かな暗がりの中でも最適な位置取りで攻撃を仕掛けてくる。

 怪人の振るう刃を、リップが義足で受ける。
 リップが距離を取ろうとすれば、怪人は投擲で姿勢を崩してくる。
 同じような攻防が何度か続いたが、この状態が長く続かないことは両者とも理解している。


「(カッターナイフが二本、分解したハサミが二本、診察室前で投げてきたメスが三本……。
 投擲に適した軽量の刃物をかき集めてたらしいけど、クリードじゃないんだ。今に在庫は尽きるだろ)」


 リップの思惑は、それからすぐに実現した。

 右から振るわれた刀を側面から蹴り上げて弾き、左からの追撃を避けるように後ろへ跳ぶ。
 それに対し怪人は懐に手を伸ばさず、追撃のために振りかぶった刀を、勢いそのままに横薙ぎで投げつけてきた。

「(来た!)」

 相変わらず投擲と同時に間合いを詰めてきているのが見える。
 横回転する刀は左右への半端な回避を封じているが、伏せや跳躍で避ければ追撃に対する防御が効かない。
 常識の中では。




 ドンッ!




 衝突音じみたそれは、走刃脚の足の裏から噴出した空気によるもの。
 床が抉れるほどの勢いで空気を噴出した走刃脚は容易にリップの身体を天井まで運び、飛来する刃を躱す。

 走刃脚の斬撃を放てるほど天井は高くないが、それでも難なく中空で身をひるがえし、天井に足をつけたリップは怪人を"見上げる"。
 集中により鈍化した視点からは、怪人はこちらの動きに対応できていないように見える。
 ならばこの隙に距離を取るか? ……否ッ!

 今度はこちらから刃物が使えない至近距離まで間合いを詰め、急所へ打撃を見舞う。
 明らかに怯めばその時改めて距離を取ればいい。
 傷をつけられれば不治が発動し、戦況は一気にリップへ傾く。

 天井を蹴り、空手になった怪人の右手側へ着地。
 狙いの顔面へ向けたハイキックを繰り出そうとして、そこでリップは気が付いた。

 怪人の右手が、懐に伸びている。

「―――っ!」

 考えるよりも先に、走刃脚から空気が噴出した。
 怪人は至近距離からの風圧で再び診察室の前まで吹き飛ばされるが、素早い身のこなしで身をたたみ、姿勢を低くした状態で着地して見せた。
 不治が発動するほどのダメージは無いだろう。

「……アァ、いい判断だ」

 怪人は呟き、懐に入れていた右手を出した。
 握られていたのは、刃渡りの大きな包丁。
 かすかな光にも反射する刃先からみて、よく研がれているのがわかる。

 怪人はわざと片方の刀を手放し、投擲用の小さい刃物がなくなったと思わせたのだ。
 そうしてリップを懐へ誘い出し、包丁によるカウンターを仕掛ける。

 おびき寄せ、意識外の攻撃。
 診察室の前でされたことと同じだ。
 リップは内心歯噛みするが、それでもこの状況は悪くない。


 ようやく、距離が開いた。
 リップが走刃脚の斬撃を放つ構えを取る。
 不治の条件を満たすまでも無く、一撃で倒せるだけの威力を以て――――。




 尋常ではない悪寒が身体を走り、気づけばリップは地に伏していた。



「なっ……ぁ!?」

 身体が動かない。
 それは不動の否定者と相対した時のものとは違う、筋肉の動きが麻痺したような感覚。
 うつぶせのまま突然の異常に困惑するリップをよそに、怪人――ステインの舌が、診察室前の床に落ちていた血痕を舐めていた。

 個性、『凝血』。
 それは否定者の背負う呪いとは別種の、生まれ持った天与の才。

「すでに負傷していたのか……俺と会ったのは不運だったな」

 立ち上がったステインはリップのそばまでやってくると、その顔をまじまじと見つめる。


「……怪我をしているのは、その眼帯の下か」
「っ、触れるな!」

 手を伸ばそうとするステインにリップが咆えるが、身動きの取れない彼には何もできない。
 そのままステインは、リップの顔に垂れている血をガーゼでぬぐい取った。

「口先だけではないと、証明して見せた……。
 見逃してやる、自己をも犠牲にして他者を救おうとする、おまえの信念に免じて……。
 だがその信念が、危ういのは確かだ。念のためにおまえの血は、確保させてもら―――





 ステインの言葉は最後まで続かなかった。
 廊下の端から投げられた、呪力の篭った医療用枕がステインの横面に激突した。



「―――~~~~ッ!?」



 ステインの身体が大きく撥ね飛ばされる。
 たかが枕といえど、"彼"が投げるそれは人一人を容易に弾き飛ばすだけの威力がある。

 打撃や斬撃とは別種の、重みと衝撃による頭蓋骨内へ浸透したダメージに頭を振るいつつ、ステインは立ち上がる。

「その人から離れろ」

 廊下の先にいたのは一人の少年。
 虎杖悠仁。
 若き呪術師が、そこにいた。


 ・・・


「(誰だ)」

 その疑問を真っ先に抱いたのは、攻撃を受けたステインではなく、地に伏せたままのリップだった。
 名簿の中で自分を助けに来るようなお人よしは、まぁ二人ほど心当たりがある。
 一応の同僚もいるにはいるが、用でもない限りはお互いに干渉しないだろう。

 だが、刃物を持った怪人から地に伏せる男を助けようとするこのお人よしには、見覚えが無い。

「(コイツ、風子より若いんじゃねぇか……?)」
「アンタ大丈夫か……っ、眼をやられたのか」

 リップの元へ駆け寄った虎杖はその眼帯の下から垂れる血と、乱雑に拭われ血だらけになった顔に慄く。

「……これは古傷だ。それよりお前、早くここから離れろ」
「え、なん……」
「ホントかどうか知らねぇが、あの野郎は俺を見逃すって言った。
 その前には、俺のことを試すとも。そこにお前が現れた。あいつの興味は、たぶんお前に移るぞ」
「……やぶへびっすか?」
「たぶんな」

 とんだ貧乏くじを引いたもんだと、リップは自分を助けに来たらしい少年に対して少しだけ呆れた。

「なんともねぇなら、アンタこそはやく逃げろよ」
「身体が動かないんだよ。おそらく奴の能力でな」
「……結局、放ってはいけないわけか」

 人一人担いで戦線を離脱することは、虎杖の膂力をもってすれば朝飯前ではある。
 だが、それでは目の前の暫定危険人物を野放しにしてしまう。
 ここで無力化するしかない。

 虎杖はリップから離れ、ステインの方へと歩いてゆく。
 リップからの制止の声には耳を貸さず、標的へ向けて。

「スーツすら着ていない子ども……何者だ?」

 撥ね飛ばされたステインも戻ってくる。
 彼我の距離は、およそ十数メートル。
 ステインの得物、右手の包丁と左手の刀。
 対する虎杖、徒手空拳。


「淡い正義感か、子ども特有の全能感か、それならまだマシだ。
 だがヒーロー志望者ならば、おまえの信念を確かめる必要がある。
 粛清すべき贋物か、あるいは本物になりうる資質を持つか……」
「それ(ヒーロー願望)はとっくに捨てたよ」
「……なんだと?」


 後ろで倒れている眼帯の男は生きてはいるが、もしこの男の術式で行動を縛られている場合、この男が死ぬことで悪影響が出るかもしれない。
 二人から呪力の残穢は見当たらないが、それでも警戒はすべきだ。

 この男はこちらを品定めしたいらしい。
 ならば手を抜かれている間に、こちらが圧倒し無力化。
 そして眼帯の男にしたことを吐かせる。

 ステインの問いかけに、虎杖は答えない。
 ただ黙って、ステインの顔面に拳を突き出した。

「っ」

 不意を突く攻撃に既の所で後ろに下がる。
 長年の研鑚と、多くのヒーローを屠って来た経験に裏打ちされた戦闘力は伊達ではない。
 回避と同時に調節した間合いで以て返す刀で切りかかる。
 だが、振るった先にはすでに虎杖の影はなかった。

 空振った拳の勢いそのままに、振るわれた刀の軌道の下へ潜るようにして飛び込んでいる。
 そこから側転のようにして蹴り上げたつま先が、ステインの顔へ迫る。
 徹底した顔面狙い。
 周囲に散乱した刃物からステインが服の下にまだ刃物を隠し持っていると判断した虎杖は、露出部に狙いを絞っている。

 ステインは首の動きでなんとか蹴りの直撃を避けるが、削がれた鼻先を靴が掠める。
 そして不意に悟る。
 目測は出来ていないが、距離が詰まっている。
 包丁の間合いだ。

 ステインは包丁を逆手に持ち替えると、地面に手をついたままの虎杖へ振り下ろした。
 受けるにも避けるにも、虎杖の姿勢は悪い。
 ならば!



 バキンッ



 全身のバネを総動員した、虎杖渾身の手刀が、ステインの持つ包丁の腹を叩き折った。

「!」

 手に残った包丁の柄を眺め、ステインは思考する。
 単純な筋力増強系や異形系の個性であれば、金属を破損させ得る打撃も不可能ではない。
 純粋なパワー、戦闘能力。この子どもの強さは本物だ。
 とはいえ振り下ろされる刃物に対し全身で、全力で向かってくるのは簡単に出来ることではない。


 並みの度胸で、出来ることではない。
 並みの覚悟で、出来ることではない。


 追撃してこないステインに、虎杖も反撃の機を逸す。
 だが弛緩したステインの闘気は敏感に感じ取ることが出来た。
 攻撃するかと考えるが、あえて虎杖は一歩下がり、間合いを開ける。
 近接戦から一歩離れたその距離は、ステインの得意とする、長物が最も効果的な間合い。


「どうした。アンタの間合いだぞ」
「……」
「アンタは俺の資質を確かめるっつったな。何が見たい、何が知りたい。それとも今のでわかったか」
「あぁ」
「……は?」


 まさか肯定されるとは思っていなかった虎杖が、ここにきて初めて虚を突かれる。
 ステインは包丁の柄を放りなげ、ゆっくりとした動きで刀を虎杖に突きつける。

 殺意は、いまのところ感じられない。
 虎杖は一先ず、切先を向けられたままで相手の動きを待つ。


「おまえ、名前は」
「……虎杖悠仁」
「虎杖、おまえの信念はなんだ。返答次第では、子どもといえど俺は、命を懸けておまえを止めなくてはならない」
「……アンタの方がヒーローみたいなこと言ってんじゃん。はぁはぁ言ってるし、酔ってんの?」
「答えろ、虎杖。……真摯にな」


 ステインに突きつけられた刀は、虎杖にとってさほど怖いものではない。
 呪力で身体を強化するようになってから、乙骨先輩でもない限り刃物が怖いと思ったことは無い。
 振るわれるか、突かれるか、とにかく相手が行動してからでも十分に対応できるという自負もある。

 だが、この男の静かに燃える眼に睨まれては、適当な答えは自分の覚悟を偽ることになる。



「……別に、俺は正義の味方(ヒーロー)じゃねぇ。呪術師だ。
 ただひたすらに人を助けて、呪いを祓う。ただ存在意義だけを示す。罪は背負って、罰は引き受ける。
 辛かろうが苦しかろうが、俺という部品が擦り切れて燃え尽きるまで走り続ける。そういう、大きな仕組みの一部品だ」



 息を呑んだのはステインか、あるいは離れたところで聞いているリップか。

「その道程に、意味はあるのか」
「俺の道の意味を、俺が知る必要はねぇ。ただ役割を果たす。部品ってのはそういうことだろ。
 おっきなこと言えば社会のためとか人類のためとか言えるんだろうけど、それだって目の前の困ってる人を助けることと同義になるわけで……。クソッ、こういうの喋ってると馬鹿がバレる……」

 急に自信なさげになってきた虎杖。
 一方ステインは落ち着き払った様子で、突き出していた刀を静かに下げた。


「――――おまえは、本物らしいな」
「あ?」
「本物の英雄(オールマイト)とは違うが、確かにおまえの信念は本物で、その行動は正しいヒーロの在り方に違いない。
 ……オールマイトが歩んだ道の一つの到達点が神野区の一件だとして、おまえの行く末がどこなのか、興味がある」


 見返りを求めず、自己を犠牲にし、ただひたすらに他者の救済を実行する者。
 オールマイトが体現したものと多少の差異が有れど、それでもステインの目指した英雄の姿、その実例。
 社会に必要な、本物の英雄。

 ステインの獰猛な笑みに、虎杖は状況を飲み込めない。
 ただ、なんとなくわかることがある。

 どうやら俺は、この怪人のお眼鏡にかなったらしい。
 正直言って、嬉しくは無かった。


 ・・・


 いつの間にか『凝血』が解けていたリップは、遠巻きに二人のやり取りを見ていた。


「――――おっきなこと言えば社会のためとか人類のためとか言えるんだろうけど、それだって目の前の困ってる人を助けることと同義になるわけで……」


 ――――リップは昔から……いっつも私を助けてくれる。リップ、あなたは……
 ――――会えて……話せて……嬉しかったよ。後は任せたよ。ボクのカッコイイ……


「……はぁ」


 廊下の壁に背を預けながら、リップは胸の内に残った残りの熱を吐き出した。
 殺し合いに巻き込まれた現状への憤りはあるものの、あれだけの覚悟で走ろうとしている子どもを前にして、その足を引っ張ることは、どうにも憚られる。

 ライラのためなら、俺はこの会場の人間を皆殺しにも出来る。
 だが、未知のルールがあるかもしれない以上、それを実行するべきかどうか疑問が残る。
 今すぐやるべきことではないなら、急いでやることもない。
 そう、簡単に考えておこう。

 今この場においてだけは、自分の心が楽になる方に進もうと、リップは密かに決断した。


【B-2/病院/1日目・未明】

【リップ@アンデッドアンラック】
[状態]:精神的疲労(小)、無自覚な安堵
[装備]:走刃脚@アンデッドアンラック
[道具]:基本支給品一式
    ランダム支給員0~2(武器ではない)
[思考・状況]
 基本方針:アイツのために、全てをかける。
 1.ひとまず殺し合いには乗らない、ひとまずは……。
 2.虎杖はまぁ、話が分かりそうだな……。
 3.怪人(ステイン)は警戒。あと自分の血を持たれているのは気持ち悪いので取り返す。
[備考]
 ※参戦時期はオータム戦後です。

 ※今回の戦闘で周囲に散乱した刃物を回収するかどうかは次の書き手さんにお任せします。


【ステイン@僕のヒーローアカデミア】
[状態]:肉体的疲労(小)、虎杖への強い興味
[装備]:嘴平伊之助の日輪刀の一振り@鬼滅の刃
[道具]:基本支給品一式
    ランダム支給品0~1
    リップの血の付いたガーゼ
    医療用メス×4(懐に隠し持っている)
[思考・状況]
 基本方針:正しき社会の為に行動する
 1.虎杖の行く末を見届ける
 2.贋物と暴徒を粛正する
 3.リップの「一個人の為に」という信念に一定の理解
[備考]
 ※参戦時期はAFO収監後、弔によるタルタロス襲撃前です。

 ※ランダム支給品の嘴伊之助の日輪刀@鬼滅の刃のもう片方と、病院内から調達したカッターナイフ×2、分解したハサミ×2、医療用メス×3が周囲に落ちています。
 それらを回収するかどうかは次の書き手さんにお任せします。


【虎杖悠仁@呪術廻戦】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:東山コベニの車の鍵@チェンソーマン
[思考・状況]
 基本方針:人を救い、呪いを祓う
 1.……俺、また変なのに惹かれた?
 2.仲間(伏黒)と合流する。
 3.目の前の二人と情報交換したい。
[備考]
 ※参戦時期は死滅回游の結界へ突入した直後です。
 憑いていた死滅回游の式神"コガネ"は消えています。

 ※ランダム支給品の一つは東山コベニの車@チェンソーマンでした。
 車は病院の駐車場に停められ、中には虎杖の基本支給品とランダム支給品0~2(車に入るサイズ)が積んだままです。
 病院の駐車場に他の車があるのか、あったとしてガソリンや鍵がどういう状態なのかは次の書き手さんにお任せます。
 ※名簿を確認できていませんが、直前まで一緒にいた伏黒は参加させられているだろうと思っています。




【支給品紹介】
【走刃脚(ブレードランナー)@アンデッドアンラック】
 リップに支給。
 金属製の義足型古代遺物。
 空気を取り込み足裏から噴出することで優れた機動力を発揮し、人一人抱えて滞空することも可能。
 脛からは斬撃を飛ばすこともできるが、原作では斬撃が実体化しているような描写がある。

【嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃】
 ステインに支給。
 獣の呼吸の適正を示す藍鼠色の刀身を持つ二振りの刀。
 異常なまでに刃こぼれしているが、これは元の持ち主が意図的に改造したもの。

【出雲風子の包丁@アンデッドアンラック】
 ステインに支給。
 二人の否定者の運命を結び付けた、何の変哲もない包丁。
 虎杖渾身の手刀で真っ二つにされ、病院の廊下に放置されている。

【東山コベニの車@チェンソーマン】
 虎杖悠仁に支給。
 2代目フィアット500。日本ではルパン三世の愛車の一つとしても有名な車種。
 もちろん綺麗な状態で支給されている。


前話 次話
ドライフラワー 投下順 ブラッドサーキュレーター
ドライフラワー 時系列順 ブラッドサーキュレーター

前話 登場人物 次話
START リップ 迷宵
START ステイン 迷宵
START 虎杖悠仁 迷宵


最終更新:2022年10月31日 23:20