迷宵 ◆UbXiS6g9Mc


病院に集った三名。リップ。ステイン。虎杖悠仁。
一連の戦闘を終えた彼らは、ひとまず停戦ということで合意し、互いが持つ情報を交換しようとしていた。
しかし、各々が持つ情報のすべてを開示する――というわけにはいかない。
秘匿しなければならない情報や、知り合ったばかりの人間に教えられない情報は山のように持っている。
最後まで隠し持つべき手札なのか、交換材料として提示しても問題ない手札なのか――
互いの距離をはかりつつ、駆け引きと心理戦の第二ラウンドが始まる――はずだった。本来ならば。

生憎、虎杖悠仁はそういった腹芸には長けていない。
動物的な直感による肉弾戦での読み合いは得意としていても、頭を使った騙し合いや交渉の類いは他者に任せてきた。

そして、ステインはそもそも隠し立てを必要だと思っていない。
彼にとっては己の思想も信条も自明であり、やましいことなど何もないのだからすべてを詳らかにしたところで支障はない。

よって、リップがこの情報交換の調整役を担うこととなった。
彼の目的――喪ってしまった愛する人との再会は、この殺し合いの果てに叶うかもしれない願いだ。
だが、リップのその願いは、本来は別のやり方で叶えるはずだったもの。
この死滅跳躍という儀式はリップにとっては予期せぬアクシデントであり、裏に何があるのかわからない不確かな手段に縋る必要はない。
しかし、死滅跳躍の先にあるのが確実な願いの成就ならば――それを確かめるためにも、リップは少しでも情報を得たいと考えていた。

「オレはリップ。そっちのガキは――虎杖、だったか。で、そこのアンタのお名前は?」
「――ステイン」
「ステイン(汚れ)ね……本名だとは思えないが、名簿にも載っている以上それがアンタの名前ってことで間違いないんだろうな」
「名簿……? あっ、そうだ! 俺、置いてきたまんまだ!」

虎杖は名簿の中身も己に支給されたアイテムの詳細も確認しないまま、一切合切を駐車場に置いて病院内の戦闘へ駆けつけた。
名簿の内容は全員に開示されている情報だ。取引の材料にはなり得ないだろうと、リップは自分の名簿を虎杖に渡した。
早速虎杖は名簿を開き、自分が知っている名前がそこに載っているかどうかの確認を始める。

「やっぱり伏黒もいるんだな……って、――!?」

名簿を見ていた虎杖の血相が変わった。
ただならぬ雰囲気を感じ取ったリップとステインは、何を見たのかを問う。

「この、七海建人――ナナミンは、俺の目の前で死んだ。俺はナナミンを助けられなかった。
 なのに、ここに名前があるんだ。ナナミンがここにいるかもしれないんだ。――クソッ、どういうことだよ……!?」

虎杖の恩師の一人であり、渋谷事変にて彼の目の前で散った男――七海建人。
あるはずがない、あってはならない名前が名簿に載っていたことに虎杖は混乱する。

「死者が蘇ったということか。あの男の『なんであろうと願いを叶える』という甘言も、ただの妄言とは限らない……その実例か」
「…………」
「思うところがあるようだな、眼帯の」

虎杖の話を聞き、リップもまた表情を変えた。
他の二人に気付かれぬようにすぐさま平静を装い直したが、ステインは見逃さなかったようだ。
先の戦いで、リップは己の信念をステインへと伝えた。

”オレの覚悟はたった一人に捧げてる。――そのためならオレは、"オレ自身の良心"も殺してやる。”

あれは紛れもないリップの本心で、覚悟だった。それが本物だということを、対峙したステインも感じ取っていた。
死者を取り戻すという、神の定めた摂理への冒涜。本来ならば荒唐無稽な夢物語。
だがしかし、その定めを設けた神ならば――或いは、神と同等の力を持つ者ならば。リップの願いも叶えられるのではないか。
虎杖から語られた死者蘇生が真実だとすれば、この儀式を始めた男にはそれだけの力があるということになる。

「――あの男に取り入るために供物を捧げるつもりか、リップ」
「……それがオレの願いを叶えるために最短で確実な手段となるなら、悪くはないな」

リップの回答に、場の空気が張り詰める。

「悪いけど。俺の話を理由にそう決めたなら――俺の責任だ。アンタは俺が、ここで止める」
虎杖はリップに対して構えを見せ、
「ハァ……」
一度はリップの覚悟を前に見逃すと決めたはずのステインもまた、再度審判の目を向ける。

「待て。……オレはまだ何も決めていない。信じちゃいない。虎杖の話が本当かもわからない。
 あの男がどこまで力を持っているのかも不明だ。だからオレは、自分の目で確かめてから決める。
 そのためにも今は情報が欲しい。まずはオレから情報を出す。それを聞いた上で、お前らからも話せることは話してくれ」

これもまた、リップの本心だった。
この殺戮儀式に呼ばれたことはリップにとってはアクシデント、彼の目的への道程においては余計な寄り道。
だがその寄り道が、リップに選択肢を与えた。これまでの彼は、目的のために自分を殺し、似合わぬ悪役を演じていた。それが唯一の道だと思い込んでいたからだ。
しかし、もしも他の手段があるのなら――? リップはそれを確かめるために動くことに決めたのだ。

リップは自らの持つ情報を開示していく。
ここへ連れてこられる前の自分は、世界の運命を決める戦いに関わっていたこと。
UMAという世界の理(ルール)そのものといえる怪物。神の化身ともいえるUMAたちと戦うための力、否定能力。
自身が何の能力を持つのか詳細までは話さなかったものの、自らの不利益にはならないギリギリのところまで元の世界について話していく。

当然のように虎杖とステインからは違和感があると指摘が入った。
二人にとってUMAや否定能力といった概念は初めて触れるもの。
それだけの騒動が起きているのに何も知らないということはありえないはずだ。
各自の疑問を解消するために、虎杖とステインも各々の世界を取り巻く情勢について話し始めた。

UMA、理、否定能力――呪術師、呪霊、術式――個性、ヒーロー、ヴィラン。
話せば話すほどに、互いの世界を構成する要素に食い違いがあることが判明していく。

「これ、あれだろ。異世界ってやつだろ」
「だが地球という星も、日本やアメリカといった国名も一致してる。完全な別世界というよりも、パラレルワールド――平行世界の一種だと考えたほうがいいかもな」
「フン、あの男は異なる世界を移動し、俺たちを拉致して集めるだけの力を持っている――そういうことか」

三人の持つ情報をすり合わせるほどに浮かび上がるのは、この儀式の主催者が持つ強大な能力。
少なくとも複数の世界から参加者を集め、死んだはずの人間を蘇らせる力を持っている。

「……でも、俺が知っている羂索はそこまでの力は持ってなかったはずだ」
「まさかお前があの男を知ってるとはな」
「俺が知ってることなんてそんなに多くないけどさ。それでも……俺が知ってる羂索と、この儀式を始めた羂索は、なんだか違う気がする。チグハグなんだ」
「チグハグ? そりゃいったいどういうことだ」
「う~ん……俺も上手く説明できないんだけど……逆なんだよな、やってることが」

虎杖が知っている羂索の目的は、非術師の術師化だ。
強制的に呪力と術式を覚醒させることで人類のステージを先に進めるために死滅回游という儀式を始めた。
羂索にとってはそれが目的を達成するための最適解であり、その達成のために千年という気が遠くなるほどの歳月をかけて下準備をしていたのだという。
だが、この死滅跳躍は死滅回游と構造こそ似ていても、その細部はまったくの別物といってもいい。

「俺が聞いた話だと、死滅回游は”慣らしの儀式”だったらしいんだ。
 だから儀式が長引くように、外部からプレイヤーが新規参加することは禁止せず、内部からの脱出だけが出来ないようになってた。
 それに時間の感覚もまったく違う。えーと……確か儀式に参加するまでの猶予期間と、フィールド内でペナルティをもらうまでの制限時間がそれぞれ20日くらいあったはずだ。
 それを日本全国いたるところで、数万人規模で行ってた。日本中が大混乱だったぜ。
 だけどこの死滅跳躍は逆なんだ。場所はこの島一つで、人数も数十人。制限時間は一週間もない。
 小規模な儀式を短期で終わらせる……そのために作られたようなルールだから……ああもう、これ以上は上手く言えねぇな」
「……いや、十分だ。ありがとな虎杖。おかげで材料が少しは出揃ってきた」

リップはそう言ったが、彼自身もまだ虎杖の話を飲み込めてはいなかった。
羂索という男が、参加者同士の争いを主点としてこのような殺戮儀式を複数回開催したということはわかった。
蠱毒――という儀式もあるくらいだ。生物が生きるために他者を殺す――その行為に伴うある種のエネルギーは、確かに呪術と呼ばれる類のものと近しいところにあるだろう。
羂索はそれを利用しようとしている。そう考えれば納得できる部分もある。

(だが……虎杖が言う死滅回游はどうなった? その儀式は羂索の思う結果になったのか?
 それともそれが失敗したから、この死滅跳躍を代わりに行っているのか?)

――まだ足りない。リップが殺し合いに乗る理由も、乗らない理由も、どちらも足りなかった。

(――まだ、先延ばしだな)

リップは大きく息を吐いた。
会話の流れが一旦途切れたところでステインが口を開く。

「虎杖。お前はこれからどうするつもりだ。部品になると――役割を果たすと言ったお前は、どう動く?」

ヒーロー殺し、ステイン。彼の本来の目的は、純度を失ったヒーローの紛い物が蔓延る社会を正しき姿に戻すこと。
そのために彼はヒーローを自称する者たちが真に英雄であるのかを確かめるべく動き、彼らの本質が英雄ではないとわかれば淘汰してきた。
この死滅跳躍においても彼の思想は変わらない。殺し合いという死線において人の本質は表れる。
対峙した者の本質が何かを見定め。それが偽善や虚栄に塗れたものならば、切除することで世界を正す。

そのステインが虎杖の中に”正しい素質”の片鱗を見た。
故にステインは、虎杖悠仁という少年が本物になるのか――それとも弱き者として淘汰されるのか見届けるつもりでいた。

「……さっきの問答を見ててわかっただろ。俺は一人じゃ難しいことなんて何も考えられない。
 だから俺は仲間を探すよ。伏黒っつー相方もいる。ナナミンは誰よりも頼りになる。
 きっと他にも俺を助けてくれる人がいるはずだ。それと同じくらい、俺の助けを必要としてる人だっていると思う。
 もうこれ以上、俺の手の届く範囲で誰も死なせなんかしない。そのために俺は――自分を殺してでも、役割を果たす」

虎杖の眼に曇りはなかった。ステインは小さく頷く。

「――ってわけでさ。俺はもう行くよ。ステインとリップはどうする?」
「おまえのその信念が……どう芽吹くのか。ハァ……見届けさせてもらおう」
「悪いがオレはパスだ。断る理由もないが、同行する理由もない。もう少し一人で考える時間をもらうぜ」

一通りの情報を交換したところで、虎杖とステインは病院を離れ探索範囲を広げ、リップだけが病院に残ることとなった。

「……よし、それじゃ行こうぜ、ステイン。リップも、気をつけてな」
「ああ。虎杖、お前も――」
「ん?」
「……なんでもない。ほら、さっさと行きな。早く一人にしてくれ」
「へいへい。じゃあまたな、リップ!」

虎杖とステインが去り、静かになった診察室。
簡素な作りの診察用ベッドに腰掛けて、リップは一人たそがれた。

――リップが残ることを決めたのは、虎杖と離れたかったからだった。
たったこれだけの短い時間でも、リップの中に虎杖への情が生まれつつあった。
虎杖の人柄もあったかもしれない。本来はありえなかった寄り道と新たな選択肢が、リップの心に変化を生んだのかもしれない。
だがその理由は重要ではなかった。リップは自分の中に生まれた感情がこれ以上大きくなることを拒んだ。

(もしも――アイツを殺すことになったときに。そんなもの、ないほうがいいに決まってるからな)

己がこの死滅跳躍の中で何を為すのか。
リップはまだ決めきれてはいなかったが、今は少しでも荷物を軽くし、楽になろうと、そう思った。







――――しかし静寂は、そう長くは続かなかった。

「ただいまーリップ! あのさ! さっき下でこの子たちと会ってさ!
 一人は怪我して気を失ってて、この子が一人で背負って来てたからここまで一緒に運んできた!」
「お願い……ですっ、ハァ……ハァ……、この人を、助けてあげてくださいっ……!」

静寂を破ったのは、先ほど出ていったばかりの虎杖悠仁。
それと彼に背負われた気を失ったぐるぐる眉毛の男と、彼を病院まで連れてきたのであろう少女。

「おっまえ……! オレは一人にしろって言ったよなぁ……!」
「だってこんな子が頑張ってるのにほっとけるわけないじゃん! リップだってそう思わないの!?」
「あ、あの……ごめんなさいっ! あたしが謝ってすむなら、いくらでも謝ります! だけど、お願い……!
 この人はあたしを助けようとしてこんな怪我をしたんです、この人だけは助けてくださいッ!!」

少女――宮薙流々の懸命な訴えに。リップはバツの悪そうな顔を浮かべ、虎杖への文句を飲み込んだ。
代わりに小声でこれまでの経緯を尋ねる。

「ステインは?」
「下で待ってる。またあの調子でこの二人を詰めそうだったから置いてきちゃった」
「テヘッ、みたいな顔で言われてもな……」
「それで、この二人を襲った相手がまだ近くにいるかもしれないんだ。
 俺とステインでそいつを探す。だからリップには、この二人を頼みたいんだ」
「……本気か? オレがさっきなんて言ってたか覚えてるだろ。オレはまだ、何も決めてないだけだ。
 お前の仲間になると言ったつもりも、この殺し合いに乗らないと言ったつもりもねぇ。
 そんな人間のところに、ポイントに換えるのにお誂え向きの二人を預けるだと?」

自分がその気になれば、この二人が10ポイントというただの数字になる。それを理解しているのかと、リップは問う。
対し虎杖は――

「大丈夫だろ、リップなら」

いともたやすく、返事をしてみせた。

「うーん……なんというか、リップは今迷ってるんだろ。で、今は判断材料を探してる……
 俺はさ。この二人が互いを守ろうと、助けようとしてるのを見て――嬉しかったよ。
 俺が守りたいと思った人たちが、俺が思っていたよりも優しくて善い人たちで、嬉しかった。
 会ったばかりの人間にこんなこと言われても……って思うかもしれないけど、俺はリップも同じことを思うんじゃないかと思った。
 だから連れてきたし、任せたいと思ったんだ。この二人と一緒のほうが、リップもきっと、”大丈夫”になるんだろうって思ってさ」

虎杖の言葉に、リップは何も言い返さなかった。
口を開けばいくらでも否定の言葉は出てきたかもしれない。
そんなものは虎杖の思い込みだとか、会ったばかりのお前に何がわかるんだとか。
だけどそれは。今のリップにとっては、嘘になる言葉だった。嘘で心に蓋をするのは、もうやめようと決めていた。

「はぁ……仕方ねぇな」
「頼むぜ、リップ!」
「ああ。――虎杖」
「ん?」
「……死ぬなよ。お前が死んだら、文句の言いどころがなくなっちまう」

虎杖はニカッと笑って、病室を出ていった。
見送ったリップはベッドへと向き直り、気を失ったままぐったりと横たわるぐるぐる眉毛の男を眺める。
そんなリップの様子を、流々は少し不安げに見ていた。

「あ、あの……」
「……大丈夫だ。こう見えて……オレは、医者だからな」


【B-2/病院/1日目・黎明】

【リップ@アンデッドアンラック】
[状態]:精神的疲労(小)、無自覚な安堵
[装備]:走刃脚@アンデッドアンラック
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2(武器ではない)
[思考・状況]
基本方針:アイツのために、全てをかける。
1:ひとまず殺し合いには乗らない、ひとまずは……。
2:ぐるぐる眉毛の男の治療をする。
3:虎杖に対する情。ステインから血を取り返し忘れた……。
[備考]
※参戦時期はオータム戦後です。
※僕のヒーローアカデミア、呪術廻戦世界に関する簡単な情報を得ました。

【宮薙流々@破壊神マグちゃん】
[状態]:負傷(中)疲労(中)顔面および腹に痣 全身軽い打撲 鼻骨骨折
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式。ランダム支給品1~3
[思考]
基本:誰も殺さずに平和な毎日へ帰りたい。
1:Mr.プリンスさんを死なせない
2:さっきの人(虎杖)にお礼も言えてないし、お医者さん?(リップ)とは話をちゃんとしたい
3:そういえば、あたし以外にも参加させられているのかな……
[備考]
※参戦時期は73話。
※まだ名簿を確認していないため、Mr.プリンスが本名だと思っています。
※自分の他にも関係者が参加していることをまだ知りません

【ヴィンスモーク・サンジ@ONE PIECE】
[状態]:負傷(大)疲労(中)気絶
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式。ランダム支給品1~3
[思考]
基本:殺し合いに乗っている参加者達からレディー達を守る
1:???
2:女(レディー)は全員、俺が守る!!!
3:レディー達を守りつつルフィと合流する
[備考]
※参戦時期は1035話クイーンに勝利後倒れた後
※悪魔の実の能力者とは別の能力の参加者(個性)がいることを知りました。
※名簿は確認しています。
※空中移動は制限により2回まで連続して宙に浮かぶことができます。



【ステイン@僕のヒーローアカデミア】
[状態]:肉体的疲労(小)、虎杖への強い興味
[装備]:嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃、カッターナイフ、ハサミ、メス
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~1、リップの血の付いたガーゼ
    カッターナイフ、ハサミ、医療用メス
[思考・状況]
基本方針:正しき社会の為に行動する
1:虎杖の行く末を見届ける
2:贋物と暴徒を粛正する
3:リップの「一個人の為に」という信念に一定の理解
[備考]
※参戦時期はAFO収監後、弔によるタルタロス襲撃前です。
※アンデッドアンラック、呪術廻戦世界に関する簡単な情報を得ました。

【虎杖悠仁@呪術廻戦】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:東山コベニの車の鍵@チェンソーマン
[思考・状況]
基本方針:人を救い、呪いを祓う
1:ステインと行動し、目の前の人たちを救う。
2:仲間(伏黒、ナナミンたち)と合流する。
[備考]
※参戦時期は死滅回游の結界へ突入した直後です。憑いていた死滅回游の式神"コガネ"は消えています。
※アンデッドアンラック、僕のヒーローアカデミア世界に関する簡単な情報を得ました。

※ランダム支給品の車が病院の駐車場に停められ、中には虎杖の基本支給品とランダム支給品0~2(車に入るサイズ)が積んだままです。
 病院の駐車場に他の車があるのか、あったとしてガソリンや鍵がどういう状態なのかは次の書き手さんにお任せます。



前話 次話
剥がれかけた鬼の面 投下順 人でないもの
剥がれかけた鬼の面 時系列順 人でないもの

前話 登場人物 次話
被褐懐玉―JUDGE EYES― リップ
被褐懐玉―JUDGE EYES― ステイン
被褐懐玉―JUDGE EYES― 虎杖悠仁
女性を守る。 殺しを愉しむ。 宮薙流々
女性を守る。 殺しを愉しむ。 ヴィンスモーク・サンジ

最終更新:2022年10月16日 00:15