萩幽霊戦線
ストーリー
岩国戦終結から三週間。
未だ膠着状態が続く萩市では、
攻撃部隊がパニックを起こし押し戻され、「萩症候群」と呼ばれていた。
一方、
海兵旅団は大隊を割り込ませての経験値稼ぎを強行し、
その損害を増やしていた。
新旅団長に任命された善行は、事態解決に向け動き出す。
登場人物
九州からの声(瀬戸口隆之の受難)
ストーリー
九月十二日 二四〇〇 下関通信センター
引き継ぎ間際の職員は、
微弱なホワイトノイズの向こうから弱々しい女性の声を耳にする。
「彼を連れて来て欲しい」
同月十四日 未明
瀬戸口は、来須・石津・池山らと共に、佐世保港を目指していた。
登場人物
九月十七日深夜 下関を発した三隻の揚陸艇が、門司に向け動き出した――
最終更新:2011年09月11日 10:58