概要/東京動乱 - 榊ガンパレまとめWiki

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　戦役は薄氷の勝利であったが、政府は政治的配慮により｢大勝利｣と喧伝。
　これを信じたマスコミ・政治家・軍は主戦論に踊らされ、派遣軍への風当たりが強くなっていく。
　更に、特需肥大化した軍需産業が軍産複合体を形成し主戦派に資金を提供。
　暴発は時間の問題となっていた。

ストーリー

　十二月十九日　午後四時
　　　　　新宿西口広場はクリスマスの予感に浮き立ち、中央テレビには自称評論家。
　　　　　同日　午後四時三十分
　　　　　館山士官学校の食堂では地図上にチェスの駒。

　そして、十二月二十日　午前五時十五分　時は、今。

登場人物

　　軍政はいかんが　時は今　西郷　官房長官
　　　　　　　　　　　　　　第一秘書　小川
　　鹿児島生まれの温厚重鎮　西　中将

　〈第一師団〉
　　師団長　怜悧で鋭い陸軍重鎮　秋月俊介　中将
　　　第一連隊　第二歩兵大隊
　　　　　　　　大隊長　鹿児島出身　野津　少佐
　　　　　　　　　　　　　　隊付参謀　坂巻　中尉
　　　第三連隊
　　　　　　畠山　先任軍曹
　　　　　　玉田　上等兵
　　　　　　西山　一等兵
　　　第五十七連隊　連隊長　菊地原
　　　　　　　　　　　大隊長　仁科　少佐
　　　　　　　　　　　　第二大隊　向井　軍曹

　　　工兵連隊　第一大隊　荻野　少佐

　　〈第三師団〉
　　　参謀　不快を表す　泉野　大佐
　　　　　　　嗅ぎ回り屋　末次　大尉

　　　黒光りマスクにフードローブ
　　　肩が落ち右足を引き摺る小柄な"機関工作員"

　　　　　　　　　　冬でも威勢よく鳴く軍需産業の太鼓持ち
　　　　　　　　　　地下暮らしの軍事評論家

　予算委員会　議長
　抑揚を失くした世捨て人　山川　中将

　支持率低迷の気の毒首相　元・女優　大原

　〈東京憲兵隊〉
　　御用聞き新聞記者
　　三十代スーツ男　初芝　少佐
　　　　　　　　　　　副島　大尉
　〈東十条官舎〉
　　　戦車大隊長　矢吹　中佐
　　　　　　　　妻　温子
　　　　　矢吹の娘　初音

　　　　　　藪中隊　木藤

　　　　　祖父　精一郎

　〈新宿西口・京急ホテル地下リストランテ〉
　　ラフな長身アフロ頭支隊長　植村　少佐
　　　　　　　小柄で強気な先輩　前園　少尉
　　　　　　　　　　　　熊本以来　島村　千翼長

　　　　　　　　呆れて大幅ディスカウント　レアものショップ店主

　〈虎ノ門・テレビ新東京〉
　　　　　　小隊長　不敵に笑う簑田
　　　　　　　　　ぷぷぷ分隊長　中西　軍曹
　　　　　　　　　　　　　了解じゃけえ　久萬
　　　　　　　　　　　　　　　通信担当　鴫原　伍長