またひとつ罪業を背負う事となった。
しかし彼らに声をかける余裕もなく、私自身はシベリアへ。
軍も後方も疲弊した状態で数年に一度の猛吹雪が。
黒・紅の成否もわからぬまま、戦争は泥沼化していった――
                           (善行忠孝・懺悔録より)
あの時、井の頭公園のボートで時は止まればよかった。
彼等はもう、一般社会に溶け込む事は出来ない。
わたしはこの身に代えてもあの子たちを守る。
彼には相応しい罪を償ってもらわなければ。そしてわたしも――
                            (原日記より抜粋)


戦力は枯渇し、物資も尽きかけ、軍は八戸まで後退。
一方東京では、首相が軍産複合体と対決。
果たして"大博打"は恒久和平を実現できるのか!?

ストーリー

"紅"発動に伴い、来須は猛吹雪をつき高空へ。

一方、撤退中の海旅・三〇一には生体ミサイルが降り注ぎ、
夥しい風切り音と共に戦線が破壊されていく。

しかし、誰もが深刻な敗北感を胸に秘めていたその時、
星空が現れ、最後の攻勢が始まった。

「我らに引くべきところなし!各自、心の剣をもて!」

登場人物






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最終更新:2012年03月29日 21:29