いんたーむせい。
「
やる夫は帝国の幹部のようです」最終章の舞台になる星。
広い宇宙の中においてもかなり辺鄙な場所にある星であり、関係者は口を揃えて「田舎」だというほど。
どれぐらい田舎かと言えば、住人の大部分が
宇宙警察、宇宙連邦、宇宙帝国の勢力に関して何も知らないほど。
やる夫の出身であるニーチェ星でさえ、ある程度の知識があり、外部の星との運搬業務が存在していたが、インタームにはそれすらない。
インフラの整備も一昔どころか大昔レベルで普及していないが、「ARM」という独自の錬金技術を有し、そのARMを利用した文化が広まっている。
その錬金術師達の総本山の名は「カルデア」と言う。
地球における中世ヨーロッパ的な王様があちこちにいるファンタジーな世界観であり、貴族とか平民とかの身分制度が悪い意味で幅を利かせている嫌な空気がある星。
ARMは使う人間の素質と相性が重要であるため、見つけにくい才能のある人間よりも先に、手に入れやすいARMを集めておこうとする輩が多く、ARM=金銭価値と結びつけた専門の盗賊なども多い。
一般的にARMの彫金技術は秘術とされているが、カルデアの方もまた独特な価値観の元一般的な社会と関わろうとしないため、これはこれで火種を抱えている。
とココまでは行き過ぎた排他主義の田舎な星、であるが、
できる夫に襲いかかり装備を強奪した謎の男、
両義式に依頼を出してわざわざ星の外にいた
エヴァの命を狙った金髪巨乳の謎の美女等謎の多い存在が星の外に対して関わっており、一般市民達のウラで何かがうごめいているらしきことを思わせる。
加藤段蔵を作り出した女科学者、やる夫と因縁を持つ
キラ・ヤマトやシンと関わりがありそうな
アスラン・ザラ、更にはキラと組んで宇宙連邦を牛耳っていた謎のカリスマ美女と、その女性と瓜二つの人気歌手が逃げ込んでいたり、
バグスター事件終結のための鍵があったり、別世界の神様に呪いをかけるような力の持ち主がいたり、厄ネタが集まりつつある。
「僕は悪くない。」
以下はインターム星にある国等
【レスターヴァ王国】
インターム星において最も広大な規模を誇る王国。魔力を宿した特殊な鉱石を産出し、カルデアとは古くから付き合いがある。
現在の王は
ゴルドルフ・ムジーク。王子は
イアソン。
最近になってレスターヴァを筆頭に他の王国を参加に組み込み「大連合」を作り始めている。
反発する小国も多く、インターム星が内乱状態にある元凶。
【ヴァクカザン王国】
南方大陸に存在する王国。
国王は
右代宮戦人、ネームドキャラは
司波達也等。
津辺愛香はここ出身。
周辺は砂漠が広がり、山も活火山が占めるという、明らかに人間が住むに適さない全体的に高音の環境に包まれた国。
良い意味で活力と熱気に溢れ、ネイチャーARMを有効的に利用し、地熱を利用した観光資源の開発に余念がない。
トゥアールとその助手とされる謎の美少女・
マイが身を寄せており、謎のツインテールこと
ソーラ・ミトゥーカが国王の側にいるとされるが、正体はダークネスで性転換してしまった観束総二である。
戦人はイアソンと親友とも呼べる間柄であり、観束総二はイアソンの名前でヴァクカザンに預けられている。
名目は戦争孤児を出身国に戻すということだが、表向きダークネスARMの被害者であることは公にされていない。
実はカルデアに何人かスパイを送り込んでおり、他の国に比べカルデアの内情に詳しい。そのうちの一人は
オルガマリー・アニムスフィアとも親しい関係にあるとか。
大気中のマナが豊富のため、多くの魔法彫金師の聖地とも呼ばれており、カルデア本部に継ぐ人気を持つ。そのためホテルが豊富。
クロスガードには不人気のため、拠点の一つがあるがここに送られる人間は何かしら問題を起こした人間ばかりだという噂がある。
【ゲンノーコ王国】
北方大陸に存在する王国の一つ。
王女の
ラティファ・フルーランザが収める雪と氷に覆われた国。
ダヴィンチちゃんの出身国。
氷点下の気温でしか生育しない特殊なキノコや低温下でも
が名産。ヴァクカザンとは違った意味で人間が暮らしていくには厳しい環境だが、優れたARMの使い手を優先的に抱え込むことで、軍事的にも生活水準的にも高いレベルを持つ大国。
かつて満身創痍の護衛と姿のよく似た女性二人を受け入れたことがあったが、レスターヴァに預かってもらう代わりに、イアソンから一度だけガーディアン軍団の無条件派遣要請を呑むという盟約を交わしている。
少々面倒だなーと思いつつも、思ったより早く盟約を果たすことが出来たためちょっと安心。
グレイズ10体を失ったことは痛いものの、在庫が結構眠ってるのでそこまで痛くはない。
北方大陸では一番大きな国だが、周辺にある小国達から素質のある使い手を引き抜く形で確保していった結果、かなりの数の小国が消えていった。
クロスガードのトップ、ミクニ・オリコの出身国もその一つ。かつてラティファはオリコyと仲が良く「お姉さま」と呼ぶほど親しかったのだが、とある理由からその国が滅亡するのを手助けする形となり仲違いしてしまった(と少なくともラティファはそう思っている)。
【レギンレイヴ王国】
レスターヴァから東に位置する王国の一つ。
王女は久遠寺有珠。
レスターヴァからピンク髪の双子の美少女とグラサンかけた護衛の男を押し付けられている。
密かにルベリアの援助をしており、ルベリアの本拠地があった。
鉄華団もここに籍をおいている。
ルベリアの本拠地があった、と過去形なのはとある暗殺者によって最も規模の大きかった暗殺集団の拠点が壊滅して以後、ルベリアのトップとなった男によって徐々に活動が小規模化していったため。
築き上げた情報網だけは残り、現在ルベリアは空中分解してしまい、逆に治安が悪化してしまっている。
最終更新:2025年05月26日 04:38