見覚えのあるレインコート
黄昏の駅で胸が震えた
早い足取りまぎれもなく
昔愛してたあの人なのね♪
「お、竹内まりや。上手だな、佐々木。」
「・・・・・似たような思い出があるからね・・・・」
「ほう、佐々木にそんな悲しい思いをさせる馬鹿がいるとはね。」
「・・・・いるんだよ。そんな馬鹿が・・・」
「もったいない話だ。俺ならいやだと言っても離さないけどね」
「・・・・・・・僕は、離れるつもりないけどね」
「ほう。応援するぞ、佐々木!なぁーに。お前なら大丈夫!絶対、相手は、お前のことを好きになるさ」
「さぁ、どうだろうね。」
「俺が保証する」
「くっ、くっ・・・頼りない保証だ。」
「おいおい、ひどい言い草だな。」
「じゃぁ、さ・・・」
「うん?」
「その人に振られてら、キョン、責任とって貰ってくれる?」
「まかせろ!俺がそいつに文句言ってやる!!・・・て、え?・・・・・・」
「くっ、くっ、くっ・・・・冗談。冗談だよ」
「・・・・・ははっ、・・・・・・ちぇっ。冗談かよ~!」
「冗談だよー。くっ、くっ、くっ・・・」
頼りないキョンの保証をもらって、
ちょっと、安心しちゃった僕なのでありました。
さぁ、次は、悲しい歌はやめてとびっきり甘甘の歌を歌っちゃうぞ!
キョン、覚悟してなさい!!
絶対に僕に惚れちゃうからね。
最終更新:2009年02月17日 13:08