キョン「おい、佐々木。こりゃなんだ?」
佐々木「今年のセンター試験の問題さ、貰ってきた」
キョン「そうか。答えついでに、なんで俺がこれを解かにゃならんのか説明して貰っても良いか?」
佐々木「くっくっく、良いじゃないか、いつかは解かねばならないんだから。それに現代文ぐらいなら学年はあまり関係ないよ。
ホラ、とりあえず読んでみなよ。」
キョン「何々、缶けり?私生活主義?コスモロジー?
いったい何なんだ、この文章は。誰もそんなこと考えて隠れん坊してないだろ」
佐々木「確かに僕もそう思ったよ。なかなか興味深い論説文ではあったけど論が少々飛躍しすぎだね。
試験用に抜粋しているからだろうけど、あまり読者に分からせるつもりは無いような雰囲気だった」
キョン「だぁ、めんどくせぇ!!訳分からん。
こんなこじつけ論は古泉にでもやらせりゃ良い」
佐々木「くっくっく、ねを上げるのが早すぎだ。もし受験当日にそれじゃ困るんじゃないかい?」
キョン「やれやれ。いいか?受験までまだまだ日数があるんだからノンビリやれば良いんだよ、ノンビリ。
ところで佐々木はこれ解いたのか?」
佐々木「もちろん解いたとも。親友だけに試験を課すほど薄情者になった覚えはないよ」
キョン「何点だった?」
佐々木「満点」
キョン「……」
最終更新:2009年03月14日 23:14