俺は大学入学しばらくして、親戚の農家から中古車をもらった。6月のことだ
実はこれが軽トラなんだが。うーん
「キョン、毎日君の車で送り迎えしてくれ。
キョンの車の助手席は僕の専用だよ」
ちなみに、佐々木とハルヒは俺と同じ大学だ。
「ちょっと待て、佐々木。この車で登校するつもりか?」
「有効利用すべきだと思うよ。くつくつ」
「そうかなー」
車で登校した初日
「植木屋さんの方ですか?」
違います
その後、俺は自販機の飲み物を補充するバイトを行うことになった。
そして俺達は、軽トラックで登校する変なカップルとして他の学部の奴等にも認知されることになった。
やれやれ
「ちょっとキョン!
車手に入れたって、軽トラって何?
これじゃムードもへったくれも無いじゃないの!
キョン!車を買い換えなさい」
団長殿は相変わらず声がでかい。
「そんな金ないぞ」
「ムードの心配いらないわよ、涼宮さん。
キョンは私以外の女の子を助手席に乗せることは無いから」
「何ですってー」
(終わり)
最終更新:2007年12月12日 17:19