26-501「佐々木@初夜」

<1夜目>
「くっくっく、キョン。
 ようやく僕達もおおやけとして同衾する間柄となった訳だが、君は僕をどの様に扱ってくれるのか興味があってね、
 様々な書物を参照として僕なりに勉強を繰り返してきたのさ」
「すまん、佐々木。ムードに欠ける。
 今夜は無理だ」

<2夜目>
「昨夜の僕は興奮を隠しきれず、思わずおしゃべりに過ぎたよ。反省している」
「君は僕にムーディーな雰囲気を求めている訳だ。では改めて」

 "ねぇ、あなた。優しくしてね・・・・"

「すまん、佐々木。やっぱり元の方がいいぞ」

<3夜目>
「くっ・・・・・・くすくす、あっはっはっは・・・・・」
「ど、どうしたんだ佐々木?」
「君の手付きが僕にはこそば痒くてね、思わず声に出ちゃったよ」
「んなっ!」
「すまない、キョン。続けてくれたまえ」
「そんな事言われてもなぁ、俺としては少しショックだぞ」
「僕がウブだという事で、ここは許して欲しいのだが」

<4夜目>
「ん・・・・、キョン。
 僕もようやく慣れてきたよ。もっと続けてくないか」
 ・
 ・
(中略)
 ・
 ・
「なぁ、そろそろ致したいのだがいいか?」
「まだだよ、キョン。今まで僕は散々に焦らされてきたんだ。これ位の反撃は許されて然るべきだよ」
「それはお前が奥手だからだろ?」
「その台詞、君にそっくりそのまま返すよ」
「やれやれ、相方がツンデレだと困るわ」
「君が言うな!君が!!」


<5夜目>
「ようやく1つになれたんだね、キョン」
「大丈夫か?痛くないのか??佐々木」
「だ、大丈夫だ、キョン。
 ・・・これが悦びにかわり、しあわせに感じる時には」
「やっぱり痛いんだな」
「うん・・・」
 ・
 ・
 ・
 ・
「でも、僕はいま充実しているよ。気分は最高潮に高揚している。
 いつまでも、いつまでも。二人で一緒に幸せでいよう!約束してくれないかい?」
「分かり切っている事を聞くのはお前的には"愚問"と言うんじゃないか?」
「キョン、ここは"お約束"だよ」
「そうだな、佐々木。俺と二人でもっと幸せになろうぜ!」
「うん」

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最終更新:2007年12月23日 12:41
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