元旦のことだった。僕達はいつものようにSOS団の活動に強制参加した帰りだった。
「枕の下に愛する人の写真を置くと、その人の初夢が見れるらしいわね」
「良く聞く話ですね」
「そんなのは迷信だ、だから現地人は、 すいません。睨まないで下さい」
「私の裸の写真を置くと、裸の私が夢に現れるのかな?」
「さあ、どうですかね」
「試してみたいわね。橘さん。あなたが盗撮した私の写真を使って」
「う、どうしてそれが、、、」
「―――誘拐犯は―――盗撮魔―――」
今夜キョンの部屋に忍び込んで、一番色っぽい僕のこの写真をキョンの枕の下に置く。僕はキョンの裸の写真を。駄目、鼻血が出そう。
そして、その晩。
「今日はSOS団の3人娘とミヨキチと鶴屋さんと朝倉に『この写真を枕の下に置いて寝なさい』と言われたな。
頬を赤らめて『二人きりになりたい』と言うから、『もしかして愛の告白』と思ったが、とんだぬか喜びだったな、やれやれ。そろそろ寝るか」
「よし、キョンが寝た。今だ」
「―――今が―――チャンス―――」
「何この大量の写真?涼宮さん達?こんなのは没収。代わりに僕の写真を。よしできた
でも、キョンの寝顔を見ていると湧き上がるこの感情は、、、」脱ぎ脱ぎ
「何脱いでいるのですか、佐々木さん」
「相変わらずエロいな」
(中略、詳細はエロパロで)
もう朝だ。ふう、夢か?夢だ、夢に違いない。現実世界の佐々木があんなにエロいわけないもんな。
しかし、佐々木とヤリまくる夢を見るとは、フロイト教授も真っ青な解り易さだ。
台所に行くと佐々木が料理を作っていた。まだ7時だよな。ちょっと待て、佐々木がいるということは
「佐々木ちゃんが手伝ってくれて助かるわ。味噌はここにあるわ」
「はい、お義母様」
「佐々木、お早う」
「キョン、起きたか。 お早うございます。あ な た」
「キョン、ちゃんと責任取りなさいよ。このエロ猿が
佐々木ちゃんずーっといてね。もううちの馬鹿息子には浮気させないから」
「今日からお願いします。お義母様」
(終わり)
最終更新:2008年01月03日 18:50