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所在 | ニュクス |
本名 | セレーヌ=マジェスティ |
役職 | 「ニュクス」幹部(ロイヤリスト) |
東欧諸島総監督 | |
種族 | 人間 |
年齢 | 27歳 |
所有装具・武具 | ズカウバの香炉? |
イブン=グハジの粉末? |
詳細
【艶蛇の荘厳】の渾名で知られる【ニュクス】〝十三夜想会〟の幹部九席にして、盟主より〝マジェスティ(威厳)〟のベリティを与えられ、東欧諸島の総監督を任されている。
長く真直ぐに伸びた金碧の頭髪を頭上で塔のように巻き込んだ妙な髪型をして、更に、飾り布や髪飾りで装飾し、口許に真紅のルージュをひき、化粧と相俟って鋭さを印象として湛える美女だ。
宝具を使用せずとも、セレーヌが纏う威光は、かつて人の世を支配した帝や王にも匹敵すると謳われるほどである。
性格的に尊大で傲慢なところはあるが、なかなかに一般常識が出来ており、なにより面倒見のよい人物らしい。
艶かしい容姿の女性で、常に色気を振りまいている。常識的で仲間想いという面もあり、ローレンシアとは仲がいい。
年齢は、今年で二十七歳になる。
女性蔑視撲滅を掲げ、【ニュクス】内で女性ばかりの会合を開いているようだ。
宝具を使用せずとも、セレーヌが纏う威光は、かつて人の世を支配した帝や王にも匹敵すると謳われるほどである。
性格的に尊大で傲慢なところはあるが、なかなかに一般常識が出来ており、なにより面倒見のよい人物らしい。
艶かしい容姿の女性で、常に色気を振りまいている。常識的で仲間想いという面もあり、ローレンシアとは仲がいい。
年齢は、今年で二十七歳になる。
女性蔑視撲滅を掲げ、【ニュクス】内で女性ばかりの会合を開いているようだ。
見かけによらず料理好き、いや、〝料理ジャンキー〟であり、あらゆることに比較的無関心かつ食べられれば文句を言わないエリザベスをして「ぐっじょぶ」と言わしめたほどの料理の鉄人である。
だが、〝料理をしている自分〟というのが、自身のイメージを大いに損ねると思っているらしく、仲間内でもあまり話したがらない。
普段は厨房に立つことを我慢しているが、人手不足で頼まれると文句を言いながらも、内心では嬉々として手伝ってくれる。
得意料理は大人数に対応した物で、シチュー、カレー、鍋類など、特に彼女の作るシチューは、あまりの美味さから組織内でも〝麻薬しちゅ~〟と呼ばれるほどだ。はっきり言ってこのネーミングはヤバイだろう。
ミッドナイトが独断と偏見によって連れてきた少年少女も多く所属するニュクスに在っては、〝お母さん的存在〟でもある。ただし、お母さんという単語は禁句だが。
彼女は至高の美を追い求める探究者、にも関わらず、ニュクス幹部女性最年長の肩書きは汚名以外の何者でもない。彼女に歳の話、あるいはそれを想起させる単語は禁句中の禁句なのだ。
だが、〝料理をしている自分〟というのが、自身のイメージを大いに損ねると思っているらしく、仲間内でもあまり話したがらない。
普段は厨房に立つことを我慢しているが、人手不足で頼まれると文句を言いながらも、内心では嬉々として手伝ってくれる。
得意料理は大人数に対応した物で、シチュー、カレー、鍋類など、特に彼女の作るシチューは、あまりの美味さから組織内でも〝麻薬しちゅ~〟と呼ばれるほどだ。はっきり言ってこのネーミングはヤバイだろう。
ミッドナイトが独断と偏見によって連れてきた少年少女も多く所属するニュクスに在っては、〝お母さん的存在〟でもある。ただし、お母さんという単語は禁句だが。
彼女は至高の美を追い求める探究者、にも関わらず、ニュクス幹部女性最年長の肩書きは汚名以外の何者でもない。彼女に歳の話、あるいはそれを想起させる単語は禁句中の禁句なのだ。
ミッドナイトも、時折彼女に料理の指導をしてもらっている。
もっとも、ミッドナイトの料理は決して悪くない。知識という意味では全知であるため、むしろ美味の部類に入るのだが、それでも我流の荒さだろうか。手つきや調味料の投入タイミングがセレーヌ的には甘いらしく、よくよくもオタマで頭を叩かれて、「そうじゃないでしょ」と優しく叱られているところが見られる。
本人たちとしては、こんな和みまくった姿を見せるのはマズイし、出来れば見せないように全力を注いでもいるが。
普段の彼女は、常に威厳をもって人々に接するが、ミッドナイトと二人きりの時に限り、なぜか口調が丸くなるというか、やや甘やかになるという特徴がある。
これは、どうやら組織内において、威厳ある毅然とした態度をとることを以前にミッドナイトと約束したことが原因であるようだ。
もっとも、ミッドナイトの料理は決して悪くない。知識という意味では全知であるため、むしろ美味の部類に入るのだが、それでも我流の荒さだろうか。手つきや調味料の投入タイミングがセレーヌ的には甘いらしく、よくよくもオタマで頭を叩かれて、「そうじゃないでしょ」と優しく叱られているところが見られる。
本人たちとしては、こんな和みまくった姿を見せるのはマズイし、出来れば見せないように全力を注いでもいるが。
普段の彼女は、常に威厳をもって人々に接するが、ミッドナイトと二人きりの時に限り、なぜか口調が丸くなるというか、やや甘やかになるという特徴がある。
これは、どうやら組織内において、威厳ある毅然とした態度をとることを以前にミッドナイトと約束したことが原因であるようだ。
ミッドナイトのことは、公私においても第三者が存在する場合は、フルネームで〝ミッドナイト様〟と呼ぶが、二人だけの状態では、砕けまくって〝ミッド君〟と呼ぶことが多い。
彼女は、単純な能力という意味でならミッドナイトの足元にも及ばないどころか、完全な非戦闘要員である。
しかし、人として曲がるべきところ、そうしなければ自身という刃が折れてしまうであろう引き際を弁える聡明な女性であり、有能すぎるが故に信念を曲げることの出来ないミッドナイトの心が、いつか折れてしまうのではないかと姉のような心境で気を揉んでいる。
こんな風に、ある意味で上の対場からミッドナイトを心配する人物は、実のところ【ニュクス】の中で彼女一人だけであり、ミッドナイトは、自身の柄にもないと感じつつも、内心では掛け替えのないものと考えているようだ。
二人っきりの場合に使うミッドナイトへの気安い呼び方も、盟主としての堅苦しさを出来る限り解こうとする彼女なりの優しい心遣いなのだろう。
彼女は、単純な能力という意味でならミッドナイトの足元にも及ばないどころか、完全な非戦闘要員である。
しかし、人として曲がるべきところ、そうしなければ自身という刃が折れてしまうであろう引き際を弁える聡明な女性であり、有能すぎるが故に信念を曲げることの出来ないミッドナイトの心が、いつか折れてしまうのではないかと姉のような心境で気を揉んでいる。
こんな風に、ある意味で上の対場からミッドナイトを心配する人物は、実のところ【ニュクス】の中で彼女一人だけであり、ミッドナイトは、自身の柄にもないと感じつつも、内心では掛け替えのないものと考えているようだ。
二人っきりの場合に使うミッドナイトへの気安い呼び方も、盟主としての堅苦しさを出来る限り解こうとする彼女なりの優しい心遣いなのだろう。
プライベートでは、髪を下ろし、化粧をしていないらしく、ミッドナイトと二人でいる場合や料理を教えているときなどは、この姿である。
化粧を落とすと、普段の厳しい表情から一変して、柔和で優しい素顔があらわとなり、おそらく、道ですれ違っても気付かないだろう。
もっとも、普段は厳しく威厳を保った姿で皆の前に在り続けるため、この状態を見せる機会などないだろうが。
化粧を落とすと、普段の厳しい表情から一変して、柔和で優しい素顔があらわとなり、おそらく、道ですれ違っても気付かないだろう。
もっとも、普段は厳しく威厳を保った姿で皆の前に在り続けるため、この状態を見せる機会などないだろうが。
かつては夫子がいたらしく、セレーヌの所有する宝具は、元々夫の私物でも在ったらしい。
現在、夫子については一切語りたがらず、ミッドナイトも詮索は控えているが、なにかしらの悲しい過去があったことだけは、間違いないのだろう。
現在、夫子については一切語りたがらず、ミッドナイトも詮索は控えているが、なにかしらの悲しい過去があったことだけは、間違いないのだろう。
各国組織掌握、民衆扇動、ガヴァナー篭絡などの罪状により、現在、四千万ドラクマの賞金で指名手配を受けている。
セレーヌは、確かに非戦闘員ではあるが、その宝具を用いて数多くの人間を配下とした女帝であり、神々に被害者が現れていないことから、賞金額も超高額ということはないものの、最重要に警戒されている人物である。
戦闘を行なう力を有さないことから、ミッドナイトも心配しており、彼女の周囲を警護する者たちは、戦闘能力のみならばベリティクラスの実力者が担っているという。
セレーヌは、確かに非戦闘員ではあるが、その宝具を用いて数多くの人間を配下とした女帝であり、神々に被害者が現れていないことから、賞金額も超高額ということはないものの、最重要に警戒されている人物である。
戦闘を行なう力を有さないことから、ミッドナイトも心配しており、彼女の周囲を警護する者たちは、戦闘能力のみならばベリティクラスの実力者が担っているという。
普段は、東欧諸島を飛び回っており、滅多に大陸へ帰ってくることはないが、たまの休みにはミッドナイトたちの様子を窺いにくるなど、自分のことを後回しにするほど気を廻している。
東欧諸島は、人と神の関係が、とても良好な土地としても知られ、その証拠として、国王は神が稀に人の身へと宿すとされる〝信託の子(半神半人)〟であり、先王の強い薦めにより王位を継承したという。
そのため、治安も安定している。ミッドナイトが、戦闘力を一切持たないセレーヌを東欧諸島監督としたのも、こういった理由からだったのだろう。
ここでなら、彼女が危険に晒されることもなく、比較的安全に暮らせるのだ。更に、統率力や政治手腕も高く、東欧の支部統制は安定しているという。
ただ、セレーヌ個人としては、凄まじく退屈の極みであり、できれば九国に戻りたいと考えているようで、よくよくミッドナイトへ連絡をいれては、「少し帰らせて」と頼み込んでいるらしい。もちろん却下されるのだが。
東欧諸島は、人と神の関係が、とても良好な土地としても知られ、その証拠として、国王は神が稀に人の身へと宿すとされる〝信託の子(半神半人)〟であり、先王の強い薦めにより王位を継承したという。
そのため、治安も安定している。ミッドナイトが、戦闘力を一切持たないセレーヌを東欧諸島監督としたのも、こういった理由からだったのだろう。
ここでなら、彼女が危険に晒されることもなく、比較的安全に暮らせるのだ。更に、統率力や政治手腕も高く、東欧の支部統制は安定しているという。
ただ、セレーヌ個人としては、凄まじく退屈の極みであり、できれば九国に戻りたいと考えているようで、よくよくミッドナイトへ連絡をいれては、「少し帰らせて」と頼み込んでいるらしい。もちろん却下されるのだが。
枝話であるが、東欧諸島支部の看板料理をご紹介しよう。
東欧の料理は、名物ではなくセレーヌオリジナルの看板料理が振舞われるようだ。
そのメニューは〝麻薬しちゅ~〟である。
【ニュクス】の皆が知っているセレーヌの得意料理、一度食べたら病みつきになるその味と常習性は麻薬以上の恐ろしさを持つという。
リピーター続出料理であり、一日一回どころか、三食〝麻薬しちゅ~〟を食べていますという猛者までいるらしく、東欧の一部地域では、「今日なに食べる?」「麻薬でよくね?」という会話が日常的に行なわれているとか。ヤバイ。
東欧の料理は、名物ではなくセレーヌオリジナルの看板料理が振舞われるようだ。
そのメニューは〝麻薬しちゅ~〟である。
【ニュクス】の皆が知っているセレーヌの得意料理、一度食べたら病みつきになるその味と常習性は麻薬以上の恐ろしさを持つという。
リピーター続出料理であり、一日一回どころか、三食〝麻薬しちゅ~〟を食べていますという猛者までいるらしく、東欧の一部地域では、「今日なに食べる?」「麻薬でよくね?」という会話が日常的に行なわれているとか。ヤバイ。