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装具 武具

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装具 武具

この世界には、特殊な効果をもたらす武防具や装飾品、あるいはそれ以外の品々が数多く存在する。
それは、主だった物で四種類存在し、それぞれ、神具、魔神具、霊具、魔道具と呼ばれる。






神具とは、聖神(何度か説明しているが、聖神とは自らの性質が聖に属するというだけで、必ずしも善良な神という訳ではない)が作り出した装備のことで、特徴としては、自身の意思で使い手を選ぶ傾向が上げられる。
この世界には、本来無機物であるにも関わらず、自我と知性を持った〝マインドツール〟と呼ばれる品が存在する。
これらは、使い手と意思の疎通を行い、会話を交わせる品物まである。
ただし、これに及ばないまでも、神々が作る神具、魔神具などには、ほぼすべてといってよいほど本能と呼べる意識を宿している物が一般的である。
この意識により、神具は自身の使い手を自らで選定する。
逆に神具所有の資格なくこれに触れると、強力な雷が身に降り注いだり、神具が急激に重さを増したりなどして、資格なき者を拒む。

魔神具とは、魔神(聖神と同じく、自らの性質が魔に属するというだけで、必ずしも悪徳の神という訳ではない)が作り出した装備のことで、特徴としては、神具と同じく、ほぼすべてに本能に近い意識が宿っていることと〝マインドツール〟が存在することである。
ただし、それ以外は完全に正反対であり、魔神具は、いちいち持ち主を選定せず、拒むことなくあらゆる持ち主に自らを触れさせるが、彼ら魔神具の目的(本能ともいえる)は、大抵の場合、使い手に破滅をもたらすことである。
そのため、神具が一人の使い手に、その存在が壊れるまで仕えるのに対し、魔神具は早々に使い手を破滅させ、次の使い手に移るという違いがある。
また、神具は選ばれるまでは、大変だが(最悪一生選ばれない可能性もある)一度選ばれれば、それは使い手自身を認めたということであり、使い手が自らの道に反するような行いにおよぶことで、神具を本能の域で失望させない限りは、使い手の生涯が尽きるまで仕えるパートナーとなってくれるだろう。
逆に魔神具は、長く使おうと考えると、完全に知恵と知恵の勝負となり、魔神具がいかに相手を貶めるか、使い手がいかにその罠を打倒するかにかかっている。こうして、魔神具の計略を知恵により退けているあいだに限り従えさせることができる。
これは、自我が弱い本能だけを持つ一般的な物ならば、使い手を殺そうとする向きだけに注意を払えばいいが、これがもし高い知性を有した〝マインドツール〟であるならば、最悪といわざるを得ない。
もし〝マインドツール〟の魔神具を手に入れたとしても、常人ならば半年とその命を守れまい。
もしも、仮に〝マインドツール〟である魔神具を一年以上持ちつづけ、使い手として有りつづけられる者がいたとしたら、それは一種の英雄と呼んで差し支えないものだろう。
だが、正直なところ、例え〝マインドツール〟の魔神具を見つけたとしても、使うことはおろか、触れることすらお奨めすることはできない。

上記の二種類が、神々の作り出した装備に属する物であり、この二つを纏めて『神宝』と呼ぶ。
このほかにも、世界には、霊具と魔道具と呼ばれる二種類が存在する。

霊具とは、人間が作り出した装具のことで、本来精霊の源として世界に充満する〝マナ〟をかき集め、それを純粋な力として装具に込めた品のことを霊具という。
ただし、魔術が発達した西方九国大陸では、この物品は『神宝』以上に見かけることが稀である。
これら霊具は、主に東洋大陸や極東島国などで見られる品といわれており、それらには東洋系と呼ばれ、本来無機物である物に精霊が宿るという九国には見られない現象が起こる。(無機物を構成する元素がエレメントそのものであることが九国の常識)
それら無機物の精霊として代表的なものが〝剣神威(ツルギノカムイ)〟と呼ばれる存在であり、これらカムイの助力によって、東洋では霊具の類が多く作られる傾向にある。

魔道具とは、この西方九国でもっともポピュラーな品の一つである。
物としては、単純にルーンや魔力結晶、または魔術そのものを装備に込めるなどして作られる品物で、簡単な道具などなら街の商店にも生活雑貨として売っている店が多く存在する。
ただし、上位の魔術師が複数人で作り上げた物、または過去の聖戦期や〝明の終焉〟戦争などで活躍した旧暦の魔術師が作った品物は、一般に販売されている物とは一線を画す装具であり、戦時中に作られた高位の兵器などは、神々の命により廃棄されるなどして、現在では、魔術学院の宝物庫や各国の遺跡、あるいは、隠された宝窟などに残されるのみとなっている。

これら二種類が、製作過程と力の系統は違えど、人間が作り出した品々であり、この二つを纏めて『秘宝』と呼ぶ。
主に、これら魔道具を中心に狩り出している組織が【ニュクス】であるといわれている。

更に、『神宝』『秘宝』の二区分を纏めて『宝具』と呼び、その中でも特に強大な力を秘めた物を、特定の分野において〝頂点に至る宝物〟として『至宝具』と呼び区分される。

補足ではあるが、これらは、何も多く持てばいいというものではない、品によっては、単純に使用用途が不明な物もあり、『秘宝』なら兎も角、神が作り出した『神宝』などは、人間が使えばどういった副作用を及ぼすか解らないものもある。
更に『秘宝』『神宝』を問わず、物によっては能力の発動にスイッチの切り替えとも言うべき一種の超感覚が必要であったり、使用に際して驚異的な集中力や精神力が必要であったり、あるいは武具との意識レベルでの高い疎通を必要としたりと、自身が『宝具』を自由に制御できるようになるまで、相当な修練が必要とされる。
更には、魔力を流し込んだり、生命力を吸収されたりという自身の力を媒介として特殊効果を発揮する装備もある。
『宝具』というのは、一つの装備を使用するだけでも困難なことなのだ。
もちろん、人間が作り出した物では、人間が使いやすいように単純に工夫した品物もあり、店で売られている物には解説書もついているのだが、それでも時代が遡り、戦時下に作られた物などは、強力であると同時に制御も難しいなどの弊害がある。

更に、魔道具の中には、『魔道書』と呼ばれる物が存在するが、これらは、『魔術書』と『魔法書』に分けられ、魔力を術として具現化させる書物を『魔術書』、魔力によって世界に影響を及ぼす、あるいは一時でも世界の法則を歪める力を持つ物を『魔法書』と区分する。
単純には、『魔法書』は『魔術書』の上位書であり、本来、製作は魔法使いクラスの使い手のみが可能であるとされる。
これら二種類の書物を纏めて『魔道書』と呼び、魔道具の一つとして数えられる。

その他にも、『聖具』とよばれる『霊具』の上位種と思われる装備の存在が数種類確認されているが、あまりにも数が少なく、装具の区分に名前が上らないことが一般的であるため、存在を知る者は少ないとされる。



ミドガルド



ニュクス最高幹部 十三夜想会



ヘルヘイム



魔法使い、魔術師



その他

















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