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ドラグーンシステム - (2005/10/23 (日) 15:40:18) のソース
*ドラグーンシステム 無線誘導で遠隔操作する小型分離式兵器。おもにザフト製モビルスーツとモビルアーマーに搭載されている。『機動戦士ガンダム』シリーズのビットやファンネルを始めとしたサイコ・コミュニケートシステム=通称サイコミュに相当する。 ガンバレルとは、地球連合軍が開発した本システムと同種のシステムであり、戦闘用機動兵器に搭載され実戦で使用されたのはこちらが先である。 代表的な機体である[[プロヴィデンス]]には11機の攻撃用ポッドが搭載され、敵機を取り囲んで全方向からのビーム攻撃により対象を撃破する。量子通信によりニュートロンジャマーの影響下でも安定した誘導が可能であるが、かなり高度な空間認識能力(ただしこの能力を持つ者は、コーディネイター、ナチュラルのどちらかに限定はされていない)を有するパイロットでなければ、使いこなすことはできない。限られたパイロットしか使いこなせない問題を解決するために、ブルーコスモスは3人の人間の脳を物理的に接続し、それぞれがX、Y、Z軸を受け持つことで擬似的に空間認識能力を身につけたブーステッドマンを開発している。 これらの遠隔式小型兵器を回避するには使用するのと同様の空間認識能力が必要らしく、このセンスが無い場合、成す術も無く撃破される(例としてプロヴィデンスの攻撃を、[[ムウ・ラ・フラガ]]の[[エールストライク]]は反応できたが、[[ディアッカ・エルスマン]]の[[バスター]]は全く反応できなかった)。 ただこのドラグーンシステムは、ある程度の空間認識能力を有し、なおかつ専門の訓練をすれば、ある程度の数までなら誰でも操作可能な兵器であり、そこがファンネルとの違いになる。その点からいうと、宇宙世紀100年代以降確立されたオールドタイプでも扱える無線サイコミュシステムに近い。 それでも3基、4基以上を同時に操作するとなると、これは空間認識能力に依存しなければならなくなる。反面、2基までなら訓練次第で使いこなす事が可能である。