ストーリー
*ストーリー 緑に囲まれた大地。 とある地方にエトリアという名の小さな街があった。 何の変哲もない、その小さな街は、ある年の発見を境に大陸でもっとも有名な都市となる。 ”世界樹の迷宮”。 エトリアの街はずれで発見された巨大な大地の裂け目。 地の底まで続こうかという深淵を思わす巨大な地下樹海の迷宮。 そこにはすべてがあった。 名も知らぬ草花が不可思議な果実をつけ、見たこともない獣たちが徘徊するその森には、莫大な財産が眠っていた。 エトリアの迷宮の噂を聞いた者は老いも若きもみな、樹海を夢見るようになった。 富、名声、権威……。 そして何より飽くなき冒険心を満足させるだけの樹海。 それは、死ととなり合わせの冒険に、みずからを投げ出すに値するものだった。 今日もまた、ひとりの若者がエトリアの門をくぐる。