*キャラクター プレイヤーが自由に個性をつけられる操作キャラに対し、 有り余る個性でゲームに彩りを加えるNPC・・・ノンプレイヤーキャラクター達。 ここは彼らを紹介するページである。 尚、このページにネタバレは極力含まないものとする。 #contents ---- **街の人々 :長鳴鶏の宿/受付の男| 恐らくエトリアで一番、最も多くのプレイヤーに恨みを持たれている男。 宿屋を経営しているのか、それともただの従業員かは不明。 序盤こそ優しい言葉を投げかけてくれるものの、レベルあたり幾らを基本とする独特の料金システムでごく当然のように宿代を吊り上げていく経営手法は、大多数のギルドに「あの目は絶対笑っていない」と恐れられている。 金額に関しては新納氏がインタビュー上で 「一人前になった主人公達が新米のパーティに酒をおごっている」 と言った設定の存在を洩らしていたが、それにしたって最終的に初期レベルの数十倍の値段とは、オソロシイ金額設定である。 エンディングを迎えるころには微妙な馴れ馴れしさが垣間見えたりして、それがまたプレイヤーの反感を買っていたりしないでもない。 実は中盤以降台詞のパターンが… :ケフト施薬院/キタザキ先生| ナイスミドル。公式の日向世界樹通信にてキタザキ先生と表記され、実際「超執刀カドゥケウス」の登場人物・北崎威一郎に激似である。 ポッドキャスト第7回ではユーザーからの質問に「あれはしょうがないです、そういうこと(スターシステム)をやってみたくて」と答えていたので、(本名ではないにしろ)キタザキ先生と呼んでも差し支えないものと思われる。 その昔は冒険者だったらしい。 :シリカ商店/店主| ゲーム中の登場女性キャラの中では一番人気を誇る武器屋の店主。 店を譲り受け2代目になったばかりで、序盤は品揃えも悪く「素材の出回りが少なくて…」と嘆いている。 特徴は何と言っても露出の高いファッションで、二つ名は「下乳」。 一人称が「ボク」であることも人気に拍車をかけており、恐らくプランナーも狙ったのか、プレイヤーの心を強く刺激する、言うなればギャルゲーの登場人物のごときセリフを口走ったりする。 その影響は大きく、期間限定セリフを聞き逃したという理由だけで、ソフト2つ目購入を考えたファンもいるのだとか。 素材を加工する工房を裏に構えているらしいが、「妖精が鍛えたとされる剣」などかなり胡散臭いものを作っていたりする。 店名に合わせてシリカと呼ばれているが、もちろん実際には設定されていない。 :金鹿の酒場/女将| 冒険者にクエストを斡旋する、恐らく酒場の女主人。 スタッフの印象としては未亡人との事だが、勿論確定ではない。 人気度でシリカに及ばないかと言うと決してそうではなく、ファンは相当数いると思われる。 クエストの度に会話をする構成上、どのNPCよりもテキストの量があり、またその多くが主人公へのねぎらいの言葉になるので「誰あろう、彼女のためにクエストをこなしているんだ」というユーザーもいるようだ。 病気の母を持つ貧乏少年の依頼を受けてしまうなど、不遇な環境の人間に弱い。 この人もまた名前は設定されておらず、ポッドキャスト第7回で「1週間後に名前発表」との発言もあったが、未だ追加情報はない。 虫が嫌いだが、「人体の一部」を見ても動じないというよく解らない人。 :冒険者ギルド/ギルド長| 眼帯のオヤジ。 ほとんどセリフが用意されておらず、公式でもカースメーカーに呪い殺されたりとあまり良い扱いは受けていない。 エトリアにギルドは複数あるらしいが、「どいつもこいつも、目の前の小銭ばかりひろってるしみったれ」という発言から、業界でも硬派な性質・性格だと思われる。 過去は冒険者だったらしく、眼帯にも何か曰くがあるらしいが…? :執政院ラーダ/眼鏡| 街を司るという施設の性質上、最初っから最後までプレイヤーを振り回す男。 モンスター図鑑、アイテム図鑑のコメントは彼が書いた事にされており、ポッドキャスト第7回で文章の不備、誤謬などは全て彼のせいと言うことになった。 更にアンケートコーナーの「探索に連れて行きたいNPC」では票を取っているものの、スタッフによると「所詮デスクの人間には現場はわからないんです」と、かなり不遇な後付設定をなされている。 :執政院ラーダ/執政院の長| いかつい。 執政院を束ねている立場と言うことで、恐らく一般的に言う町長の役割をしていると思われる男。 普段顔を出すことはあまり無いが、ある程度評判を呼んでいる冒険者には自ら赴いて会話を申し出る事がある。 「この街にとってとても大事な人」と言われるほどに人望の厚い人物だが、心中では何か深い事情を抱えているらしい…? **探索の途中で出会う人たち :レン| 東方の地で修行を積んだブシドー。 女性なのだが口調が固く、また他のキャラがあまりに可愛く描かれているためか、以前は「レンって女性だっけ?」と言うユーザーも居た。 別れ際のセリフ「壮健でな」は恐らく口癖。 下記のツスクルと共に樹海を探索しており、街の中では凄腕の冒険者として知られている。 立ち絵で見る彼女は眉毛がなく「可愛い」という印象はやや持ちづらいが、ゲーム中1度だけ見られる他のイラストではややデフォルメされており、愛らしく描かれていると思うのは気のせいだろうか。 :ツスクル| レンと共に行動するカースメーカー。 パーティーとの会話はほぼレンに任せっきりなため目立たないが、誰よりも深く彼女の事を考えているようである。 開発段階では盲目と言う設定がなされていたが、製品版の段階で消えた模様。 それ以外で2人に関する設定はほぼ皆無に等しく、年齢も、どうやって知り合ったのかも、何故ツギハギうさぎのぬいぐるみを括り付けているかも不明。 余談だが、ツスクルとはアイヌの伝承に現れる巫女のことである。 :兵士| 樹海のそこかしこで突っ立っている、執政院派遣の兵士。 序盤こそ横柄な口調だったり、ショートソードを高く売りつけてきたりと高慢だが、ストーリーを進めパーティーが名を高めるに従いどんどんヘタレになっていった。 「君たちに興味をなくしたように」そっぽを向いたり、「自分の役目が終わったかのように」さっさと帰ったりする。 **クエストで出会った人たち :病弱な少年| 冒険者に憧れ、出会いたいがために何度も酒場に依頼していた少年。 都合3度の結末に立ち会ったプレイヤーの中には、有名なジョークよろしく 「良かった!病気の子供は~」 と思った者もいるとかいないとか。 :白き姫| エトリアでも1、2を争う富豪の令嬢。 彼女の見る夢は正夢になると言うが…? :施薬院で修行をする薬師| 女性らしい。まだまだ腕は未熟らしく、開発した薬が効果をなした例はいまのところ、無い。 :ミセス・メリル| エトリアの有名装飾品デザイナー。 樹海探索がなされるようになってから、デザインの趣味が変わってきたらしい? :ジャクソン料理店| 序盤から終盤にかけて目にする店。 アルケミストの術式を料理に生かす事に興味があるらしい。 公式サイトでは、依頼を受けたアルケミストが術式で肉を焼く場面も。 要求するアイテムから想像するに、そこそこ高級な料理店と思われる…? :大工| 中級の冒険者でも気を抜けないような階層で作業をする、パワフルな人たち。 毒属性に弱いと思われる。 :ブラコンの少女| 冒険者の兄を心配するあまり、深い階層の蜂の羽を10枚持ってこいと依頼してきたトンデモない少女。 お守りにするにしたって、10枚の根拠はあったのだろうか。 :黄金男爵| 街でも悪趣味で有名な、全身黄金色の男。 その特殊な要求アイテムと数量ゆえ、多くのプレイヤーがアイテム欄の圧迫に苦しめられた。 :腕の無い男| 竜に片腕を奪われたと言いつつも、竜の存在を証明出来ないため酒場で飲んだくれている。 恐らくゲーム中に明言された、唯一の酒場常連。 :異国の男| 遠い異国から、ある目的のため亀の甲羅を求めてやってきた男。 長旅で体力が尽き、甲羅の探索を酒場に依頼した。 ゲームの設定から考えるにあまり広くはないだろうと思われるこの世界だが、 男の存在により外国の概念があることがわかる。 :病気の母親とその息子| 不治の病を患いケフト施薬院に通院する母親と、 その特効薬の材料探しを依頼する報酬を稼ぐため労働する息子。 これだけでもウルッと来てしまう設定だが、息子がようやく稼いだ報酬が50enというのが、またお涙頂戴である。 関係ないが、子供が汗水流してやっとメディカ(20en)を2つ買えるこの街でナイフですら100en、殆どの武具を数千enで売っている某商店はぼったくりと言われても仕方が無いし、またこの街でいかに冒険者が優遇されているかが解る。 とにもかくにも、このクエストでは金鹿の女将が情を見せる場面もあるので、ファンの方は是非受けて欲しい。 :片想いの少女| 想い人の名を書いてお守りにすると両想いになれるという伝説の星型の種子が欲しいという依頼をしてきた少女。 しかし金鹿の女将も言っているが、5つも必要だなんて… //実は↑のブラコンの少女と同一人物で、想い人は兄とかw :虹の剣士| 七色のバンダナがトレードマークのソードマン。かなりの実力者らしい。 婚約者のある身だが、相棒が負傷したことから単身樹海の第4階層に乗り込み、そのまま消息不明となる。 そして彼の捜索をプレイヤーギルドが引き受ける事になるのだが、その末路は……。 :~に魅入られた女/ポンパダリル婦人| エトリアに住む美しい女性。 大の装飾品好きだが、市販の装飾品だけでは満足できなくなり、 樹海で採れるアイテムを使った装飾品を求めるようになる。 :美食王| 本名不明の大富豪。 自分の食べたことの無いものを探し求めており、エトリアでは「美食王」と呼ばれている。 今回プレイヤーが探すことになる 「食べたことの無いもの」 の材料は、動物の皮数種と 「謎の壁材」 … …壁食べるの? 料理の薀蓄を語りだすと、数時間は止まらない。 :片思いの青年| 花屋の娘に「炎より燃えさかり雷より激しく氷より美しい」恋を抱いてしまった青年。 その想いを表すのにうってつけのアイテムである三色混石を欲している。 これだけでも哀愁漂うエピソードなのだが、更に残酷な現実が彼には待ち受けており… :ラッチ| 宿屋の青年 (まさかアイツか) が飼っている森ネズミ。 散歩コースは樹海の恐らく浅い階層で、好物は手作りのチーズ。 目を離すと樹海をどんどん下っていってしまう厄介なクセを持っている。 やっぱり…各階ボスの前を通り過ぎたり、花のリフトに揺られたり、流砂に流されたりしたんだろうか。