「俺は自分の罪を数えたぞ… さぁ、お前の罪を数えろ」
【名前】 |
鳴海荘吉 |
【読み方】 |
なるみ そうきち |
【俳優】 |
吉川晃司 |
【登場作品】 |
仮面ライダーW |
【分類】 |
人間、仮面ライダー |
【詳細】
本編では名前と後姿のみの登場だったが、
第31話に顔写真と『ビギンズナイト』の回想シーンにて登場を果たす。
翔太郎から「おやっさん」と呼ばれ慕われており、翔太郎が探偵としてのみならず人間として強く憧れる存在だった。
常人離れした身体能力を持ち、園崎家のボディガードを圧倒する強さを持つ。
「依頼人の身の安全を第一に考え、依頼人には決して火の粉が降り掛からないようにする」という信条を持ち、現在の翔太郎だけでなく
フィリップにも影響を与え、ダブルの行動原理となっている。
荘吉とは直接会うことがなかった
照井竜も、第31話において荘吉の話と写真を見た際に「会ってみたかった」と呟いていた。
「ビギンズナイト」ではシュラウドの依頼でミュージアムから
フィリップを救出したが銃撃により、
フィリップを翔太郎に託し力尽きる。
力尽きた直後に突如現れたタブー・ドーパントの攻撃で開いた穴に遺体が落ちてしまった事から、遺体は未だに発見されていない。
雑誌インタビューでは、タブー・ドーパントの攻撃時点ではまだ死んでおらず、落下したところ、
門矢士に殺されたこととなっており、士が『MOVIE大戦2010』時点でカードを持っていたのもこのためとされている。
そのため、彼の唯一の形見となった縁に破れのある白いソフト帽は、事務所の帽子掛けに掛けられ、ユートピア・ドーパントとの最終決戦に翔太郎がこの白いソフト帽を着用し臨んだ。
また、『AtoZ/運命のガイアメモリ』にてスカルが翔太郎の前に現れてロストドライバーを彼の前に置いており、それは後に
フィリップからの別れのプレゼントとして箱に収められている。
翔太郎はビギンズナイトにおいて自らが荘吉の指示に従わなかった事が荘吉の死の原因と考えており、亜樹子にはこのことに関して語ろうとしなかった。
しかし、ダミー・ドーパントの一件で一部始終が語られたため、本編第31話の時点で亜樹子は父の死をすでに受け入れている。
亜樹子が風都にやって来たのは父親と長い間連絡が取れなかったため。
これは『オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』にてスパイダー・ドーパントに埋め込まれた小蜘蛛が原因。
当時彼は相棒・松井誠一郎と共に娘と妻を大阪に残し、風都で探偵事務所を開いて探偵として活躍していた。
オペラ歌手・メリッサから好意を向けられていたものの、素っ気無い態度をとり続けていたが、本心では彼女を大切に思っていた。
そんな中、「蜘蛛男」を名乗るスパイダー・ドーパントによる事件が発生。
探偵事務所に匿っていた幼馴染の園崎文音からロストドライバーとスカルメモリを託されるも、当初は心に迷いがあった為完全な変身が出来なかったが、「最も愛する者に触れると同時に爆死させる」という小蜘蛛を使った能力で無差別大量殺人を始めた松井を「超えてはならない一線を超えた」としてスカルに完全変身し撃破。
メリッサと共に小蜘蛛を埋め込まれてしまい、メモリブレイク後も能力は解除されず、彼は最愛の娘・亜樹子と、メリッサとも二度と触れられなくなってしまう(長期間連絡を絶っていたのはそのためだと思われる)。
ミュージアムも彼がドライバーを所持しスカルに変身する事実は知らなかったのか、彼の変身を目の当たりにして一同が衝撃を受けていた描写がある。
この時に見たスカルの戦いや決め台詞は、後に仮面ライダーとなった翔太郎と
フィリップにも色濃く受け継がれた。
また、その場合翔太郎を始めとした知人に自身の生存を知らせていないのは、上述のスパイダー・ドーパントに埋め込まれた子蜘蛛の効果故に娘の亜樹子が自身に接触しようとすることを防ぐ、あるいは弟子である翔太郎も子蜘蛛の効果の対象になってしまう危険性があったためと考えられる(『MOVIE大戦2010』の時点では翔太郎はまだ対象になっていなかったと考えられるが、彼自身は翔太郎やフィリップに対しても直接的な接触は極力行っていない)。
実はメンタルが弱く、翔太郎とは違う意味でハーフボイルドであった。
最終更新:2023年05月22日 21:39