「プログライズ! The rider kick increases the power by adding to brightness! シャイニングホッパー! When I shine, darkness fades.」
【ライダー名】 |
仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパー |
【読み方】 |
かめんらいだーぜろわん しゃいにんぐほっぱー |
【変身者】 |
飛電或人 |
【スペック】 |
パンチ力:18.3t キック力:58.9t ジャンプ力:ひと跳び70m 走力:100mを2.3秒 |
【基本形態】 |
仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー |
【声/俳優】 |
高橋文哉 |
【スーツ】 |
縄田雄哉 |
【登場作品】 |
仮面ライダーゼロワン(2019年) |
【初登場話】 |
第12話「アノ名探偵がやってきた」 |
【詳細】
飛電或人がシャイニングホッパープログライズキーと飛電ゼロワンドライバーを使い変身したゼロワンの強化形態。
プログライズキー内の「ライダモデル」(シャイニングホッパー)からバッタの力を得た姿で、高い脚力を生かしたスタイリッシュな戦闘攻撃が得意。
同形態は来るべき時のために、指定された強化プランを元に作られたもの。
しかし、ゼロワンシステムに対する或人の想定以上の適正から、当初は能力を上手く発揮することができなかったが、
ライジングホッパー以外のキーの戦闘データと秘書イズに代わり、「ワズ・ナゾートク」の記録していた戦闘データを移植することで完全な力を発揮可能になった。
これまでのゼロワンの全てのフォームを凌駕する戦闘力を有し、敵の行動を予測して約25000通りの対処パターンを算出し約0.01秒で最適解を導き行動することが出来る。
これによって敵マギアが割り出したゼロワンの動きを直前で上回ることが可能であり、相手の虚を突いた攻撃が可能。
マギア特攻とも呼べる能力を持つものの、行動の実現のために装着者の能力をフル以上に発揮するため、イズ曰く「力の前借り」と称する大きな負担が或人に発生する。
そのため長時間の変身、及び、短期間での複数の変身を行うと負担によってまともに行動することが難しくなるという弱点が存在する。
第14話にてその弱点を補うため、アックスモードとガンモードを持つ「オーソライズバスター」という専用武器が開発された。
変身の際にはシャイニングホッパープログライズキーを飛電ゼロワンドライバーに認証させるとキーを展開。
衛星ゼアから射出されたビームがゲートを形成し、プログライズキーを差し込んで解錠することで金色に輝くシャイニングホッパーのライダモデルと、
ライジングホッパーのライダモデルがいわゆるオンブバッタ状態で出現、それを金色のネットデータネットで捉え、或人と一体化することでスーツが形成される。
初変身の際にはゼロワンのベーススーツであるライズアーキテクターがより筋肉質に変化する演出が行われ、
変身の際にはライズアーキテクター装着→分解されたライダモデルが装甲として身体に転写というこれまでのゼロワンの変身演出とは異なり、
バージョンアップしたシャイニングアーキテクターが装着後、全身にラインが走り、胸部にバッタの後ろ足を模したシャイニンググラディエーター、顔面を覆うように形成されたマスクからシャイニングホッパーアンテナが装着されることで完了する。
【各種機能】
ゼロワン シャイニングホッパーの全身はシャイニングアーキテクターと呼ばれるパワードスーツに覆われている。
ゼロワンの装着者である飛電或人用にバイオメカニクスを最適化したライダモデルとの高密度な融合により、
従来使用していたライズアーキテクターに秘められた機能が解放され、それによって身体機能が大幅に強化されている。
胸部等に充填された液体装甲「n-NA」を膨張展開すると共にスーツの表層を超音波接着で徹底的にスムース化、
エアロダイナミクス効果の向上による高速運動能力と超弾性能を獲得した。
電磁誘導を応用した人間強化システムに加え、後述するシャイニングアリマステックによる挙動を行うため、適合者の潜在能力を強制的に引き出すシステムを搭載。
必要に応じて敵の戦力を上回るだけの動きを取れるが、その強烈な負荷が装着者に襲いかかることになる。
強化されたシャイニングホッパーヘッドには、高性能演算装置「シャイニングアリマステック」が搭載され、
シャイニングホッパーマスクがそれら機能を防護する。
アンテナや視覚装置によりバッタの機能を再現することで、或人の機能を拡張するのはライジングホッパーなどと同様。
方式の異なるイメージセンサーを複眼状に集合させたシャイニングホッパーアイは、画像処理と組み合わせることでサーモグラフィーやX線撮影を始めとした多様な情報を抽出する。
通信衛星ゼアとのデータリンクを行うことで、高高度観測情報を利用し、自らの視界とすることも可能。
額に備わるシャイニングアリマステックは敵をラーニングすることで行動予測し、自身の性能と照らし合わせ約25000通りの行動パターンを算出。
そこから約0.01秒で最適解を見つけ出す高速ラーニング機能によって戦闘において優位に立つことが可能。
相手を上回る動きを取れるが、その行動の如何によってはその動きを装着者に強制し、潜在能力を引き出した上で実現するために、装着者に多大な負荷がかかってしまう。
側頭部に伸びるシャイニングホッパーアンテナは、位相や波長を変化させ指向制御を行うアクティブ方式を採用し、
最新鋭の嗅覚素子を導入することで匂いまで探知することが可能。
額に備わるゼロワンシグナルは様々なプログライズキーに適応するためのシグナル伝達システムを制御する役割を持ち、
適合者とのマッチングや情報伝達ロス、不具合等をチェックし能力拡張を理論値に近づけるため調整を担当する。
シャイニングアーキテクター胸部に接続されたシャイニンググラディエーターは、背部左右に二基装備され、
超濃密な発光粒子を放出口より放つことで放射圧に応じた推進力を得ることが可能。
シャイニングアリマステックの高速演算に対応するため、人体の動きを超えた立体的な挙動を可能にしている。
全身を走るラインはシャイニングライナーとよばれる特殊装甲。
シャイニングアリマステックの最適解を高速で処理すべくシャイニングアーキテクターの各部に配置されており、ヒデンリンカーを強化している。
適合者の筋肉の動きやエネルギー流量を制御することで各マニューバを高効率化させる役割を担う。
ヒデンリンカーとはライジングホッパー時から存在していた特殊装甲であり、ヒデンアモルファスという軟質金属で形成され、
疑似インパルスを用いて適合者の身体をニューロン接続し、通信衛星ゼアとのデータリンクすることで得た演算速度に対応するための反射速度を与える。
両肩を保護するシャイニングホッパーショルダーはライジングホッパーのアーキテクターショルダーに比べ大型化しており、
防御範囲を広げつつシャイニングライナーが配置され、各マニューバへの追従性が飛躍的に向上し機動性を上げている。
最大で7.5tの物体を持ち上げることの出来るシャイニングホッパーアームはライジングホッパーの2倍以上のパンチ力を発揮。
シャイニングライナーが配されたシャイニングホッパーグラブは指先を保護すると共に、パンチや手刀の破壊力を飛躍的に高め、
打撃力は最大で19.7tにも及ぶとされる。
シャイニングホッパーレッグは、内蔵された進化型跳躍装置シャイニングジャンパーの効果がシャイニングアーキテクター全体に波及しており、
全身に強靭なバネの性質を与えている。
脚部は一際反発力が強く調整されており、垂直跳びで70mものジャンプが可能。
その脚力を生かしたキックも強烈だが、シャイニングホッパーグリーブに組み込まれた進化型減衰装置シャイニングアブソーバーにより、
ジャンプやキックの際に生じる強力な脚力の反動で自壊することを防ぐため、衝撃を吸収する。
シャイニングライナーが配されたシャイニングホッパーブーツは、シャイニングホッパーグリーブとの一体運用により、ジャンプやキックに加え多種多様なマニューバに広く対応する。
必殺技はライダーキック系の「シャイニングインパクト」、キーを外すなどしてオーソライズ機能でドライバーに連続認証し発動する「シャイニングメガインパクト」。
また、ガンモード時のオーソライズバスターを用いた「プログライズダスト」、「ゼロワンダスト」、「バスターダスト」と複数。
アックスモード時は「ゼロワンバスターボンバー」。
【活躍】
第12話から登場。
更にパワーアップしたドードーマギア改(強化形態)との戦いの際に変身。
だが、探偵ヒューマギアのワズ・ナゾートクは最適化不足を感じたのか、そのままの使用に対し危険性を感じており、
ブレイキングマンモスに変身するのを進言している。
それを押し切って変身した結果、キーの能力が或人に適しておらず、ライジングホッパーの1.8倍程度の強化しか実現できず、
すぐさま動きをラーニングされあっけなく敗北してしまう。
後に秘書イズとワズ・ナゾートクのプログライズキーへのデータ構築により能力が完全覚醒して再変身、ドードーマギア改(強化形態)を圧倒して倒した。
第14話時は
仮面ライダー雷との戦いで負荷がかかりすぎて満身創痍になり、新武器「オーソライズバスター」を獲得し対抗するも、威力の問題で変身が解けてしまった。
これは同日に迅との戦闘で一度変身していたため、その時点の負荷が昇華しきれなかったのが問題だったと思われる。
第15話ではこれまで歯が立たなかった仮面ライダー滅に対しても圧倒的な力で翻弄し、ゼロワンダストで大きなダメージを与えることに成功。
そして、同話終盤にて、アサルトウルフプログライズキーからアサルトグリップを一時的に移植し、新たな強化形態へと変身する。
以後の戦いでは使用することは少ない。
最終更新:2025年02月23日 20:23