仮面ライダーオルトロスバルカン

「ショットライズ! オルトロスバルカン! Awakening the instinct of two beasts long lost.」

【ライダー名】 仮面ライダーオルトロスバルカン
【読み方】 かめんらいだーおるとろすばるかん
【変身者】 不破諫
【スペック】 パンチ力:38.2t
キック力:76.7t
ジャンプ力:ひと跳び45.3m
走力:100mを1.4秒
【基本形態】 仮面ライダーバルカン シューティングウルフ
【強化形態】 仮面ライダーバルカン アサルトウルフ
仮面ライダーランペイジバルカン
【声/俳優】 岡田龍太郎
【スーツ】 浅井宏輔
【登場作品】 仮面ライダーゼロワン(2020年)
【初登場話】 第44話「オマエを止められるのはただひとり」

【詳細】

不破諫がエイムズショットライザーにジャパニーズウルフゼツメライズキーをセットし変身したバルカンの特殊形態。

変身者は特殊なチップを頭部に埋め込まれており、それが使えなくなっているが、
ジャパニーズウルフの力で空白部分を上書きしたことで変身を果たす。

「オルトロス」とは神話に出てくる双頭の魔獣のことだが、ここでいう「オルトロス」とは不破諌のウルフと亡のウルフの2つのモデルのこと。
『ゼロワン』に登場するライダーのフォームとしては唯一の幻獣がモチーフ。

専用武器は変身アイテムでもある「エイムズショットライザー」。

【各種機能】

オルトロスバルカンの全身を超電導アクチュエーターやエネルギー供給によるパワーアシストを組み合わせたヒューマギア強化システムを搭載している。
これは、ヒューマギア用に最適化された構造となっており、通常の人間では装着さえも難しいとされた対仮面ライダー戦用強化アーマーオルトロスアクターが覆っている。
全体的にバルカンアサルトウルフに酷似するが、色合いは銀色の配色となっている。

オルトロスバルカンの頭部、オルトロスヘッドの視覚センサーであるバルカンオプティカルバイザーは人間の8倍に強化された動体視力や全方位160度の視角に加え、
遮光や暗視などのモード切り替えによりあらゆる状況下で視界を確保する。
更に胸部の「タッグバインダー」を介して各部やエイムズショットライザーなどの武装と同期することで、光学照準器としても機能、左側の部分は白く変化。
顔面を覆うオルトロスボーダーは、複合通信装置や照準器を兼ねる視覚装置が装備され、索敵性能に優れる。
得られた情報を胸部の戦闘補助装置「タッグバインダー」に随時供給する役割を持つ。
狼のたてがみを模したオルトロスボーダーヘアーは強力な電子機器を左右に展開し、多数のレーダーや通信機器、センサー類を同時運用することで、あらゆる情報を収集する。
また、特殊な電磁波制御能力を活かして、対象が利用する電磁波の種類を解析することで、レーダー波や通信の攪乱、センサー類を欺いて標的を誤認させるなどの電子攻撃を得意としている。
両耳に当たるオルトロスアクトコミュニケーターはオルトロスヘッドの左右に配され、
無線通信装置やスピーカーフォンを集約して外部とのコミュニケーションを一元化している。
オルトロスフェイスには特殊フィルターを内蔵し、外気やガスなどを取り込んで、組成を分析する役割を持つ。また、最大で水深200mの水圧下であっても浸水することはない。
額にあるオルトロスシグナルは亡(ナキ)によるデータ享受によって、本来、滅亡迅雷.net 専用とされているシステムを人間が運用可能とするための調整をリアルタイムで行う。

胸部のタッグバインダーは前面の特殊レンズは照射成形機「ビームエクイッパー」として機能し、
必殺技発動時にはオルトロスバルカンの姿を模したエネルギー体「フラックオブオルトロス」を複数体放出して、対象を攪乱すると共に攻撃力を向上させる。

タッグバインダーを中央に置くオルトロスブレストは変則マトリクスフレームにより強化された重装甲は、特殊表面処理を施すことで優れた低観測性を持つ。
これにより拠点侵入や破壊工作をはじめとする単独での隠密行動を可能としている。
複数の標的を同時に捉えて追尾するマルチロックレーザーを備え、暗所などでの標的の視認性と命中精度を向上させている。
両肩のオルトロスショルダーは変則マトリクスフレームにより強化された重装甲、特殊表面処理を施すことで優れた低観測性を持つ。
ウェポンベイが搭載され、マイクロミサイルなどの各種武装を格納している。

腕力を強化するオルトロスアームはエイムズショットライザーが生み出すエネルギーの常時供給を受けて腕力に強化が施され、俊敏性や握力、パンチ力を大幅に高めている。
その反面、装着者への反動も凄まじく、強力な攻撃と引き換えに激しい負荷が伴う。
オルトロスガントレットと前腕部に取り付けられた特殊装甲は装着者の攻撃力を最大化するため、各マニューバにおいてリミッターが設定されておらず、フルパワーでの挙動のみを可能としている。
武器を懸下するハードポイントには、複合武器「デュアルアサルト」が装備され、短機関銃形態の「ガンアサルト」と四連のかぎづめを展開した形態「クローアサルト」の2つの形態を切り替えることで、戦況にアクティブに対応する。

太ももを覆うオルトロスレッグはエイムズショットライザーが生み出すエネルギーの常時供給を受けて脚力に強化が施され、走力やジャンプ力、キック力を大幅に高める。
その反面、装着者への反動も凄まじく、強力な攻撃と引き換えに激しい負荷が伴う。また、重層化された装甲にはウェポンベイが搭載され、マイクロミサイルなどの各種武装を格納している。
脛部を保護するオルトロスグリーブは装着者の攻撃力を最大化するため、各マニューバにおいてリミッターが設定されておらず、フルパワーでの挙動のみが可能。
打撃性能に特化したオルトロスブーツは走行時の直進性が強化され、走力が飛躍的に向上している。射撃時には姿勢安定用アンカーとして機能する。

必殺技はデュアルアサルト・クローモードで相手を攻撃する「オルトロスブラストフィーバー」。
「オルトロスブラスト」は劇中では未使用。

【活躍】

第44話にて登場。

悪意に飲み込まれそうなままの仮面ライダーゼロツーと戦うのに変身がなされる。
だが、チップが正常でなく、負荷が大きかったため、戦闘中にエイムズショットライザーとジャパニーズウルフゼツメライズキーが自壊したので、オルトロスバルカンの変身が解除される。

以後は変身しない。

【余談】

スーツはアサルトウルフの改造。

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最終更新:2024年10月06日 07:41