「オールライズ! フルショットライズ! Gathering Round! ランペイジガトリング! Mammoth Cheetah Hornet Tiger Polarbear Scopion Shark Kong Falcon Wolf」
【ライダー名】 |
仮面ライダーランペイジバルカン |
【読み方】 |
かめんらいだーらんぺいじばるかん |
【変身者】 |
不破諫 |
【スペック】 |
パンチ力:46.5t キック力:97.7t ジャンプ力:ひと跳び61.2m 走力:100mを0.9秒 |
【基本形態】 |
仮面ライダーバルカン シューティングウルフ |
【強化形態】 |
仮面ライダーバルカン アサルトウルフ |
【声/俳優】 |
岡田龍太郎 |
【スーツ】 |
浅井宏輔 |
【登場作品】 |
仮面ライダーゼロワン(2020年) |
【初登場話】 |
第29話「オレたちの夢は壊れない」 |
【詳細】
不破諫がエイムズショットライザーにランペイジガトリングプログライズキーをセットし変身したバルカンの超強化形態。
ランペイジガトリングプログライズキーには複数の「ライダモデル」が記録されており、多彩な能力を発動できる。
いわゆる「複数のフォームの能力全部のせ形態」。
10種のライダモデルの力の意匠を持つ強化アーマーランペイジアクターを纏う。
シューティングウルフ時の強化アーマーのように左右非対称。
不破諌の脳内にはエイムズショットライザーを扱うために必須のチップが埋め込まれ、それには「亡」というヒューマギアの人格データが記録されている。
そのチップによって亡の人格に操られてしまうこともあったが、「亡」とある種の和解を果たしたことで、暴走はある程度は克服された。
天津垓は同装備を量産化し配備することを考えていたようで、第28話ではイメージとして複数の同個体の姿が確認できる。
【各種機能】
ランペイジバルカンの全身を覆うのは超電導アクチュエーターやエネルギー供給によるパワーアシストを組み合わせた強化システムを搭載したランペイジアクター。
超硬鋼「ZIA-1000」に複合装甲による強化を施した外装と、超電導アクチュエーターや人工筋肉によるパワーアシストを組み合わせた人型武装強化システム。
また、各ライダモデルの能力を発現させるための媒体としても機能し、アビリティにより変化する超パワーや超スピードなどの流入エネルギー種別や密度変化による重量の増減にも即応することができる許容範囲と柔軟性を備えている。
ランペイジバルカンの頭部、ランペイジヘッドの視覚センサーであるランペイジオプティカルバイザーは人間の10倍に強化された動体視力や全方位160度の視角に加え、
高高度からの地上解像度が5mm以内の望遠機能や遮光、暗視などのモード切り替えによりあらゆる状況下で視界を確保する。
更に胸部の「アビリティブレスト」を介して各部やエイムズショットライザーなどの武装と同期することで、光学照準器としても機能。
顔面を覆うランペイジボーダーは、望遠機能を持つ視覚装置や状況に応じて呼吸を補助する特殊マスク、拡張聴覚などのセンサー類やレーダーシステムが多数装備されている。
ここで得られた情報は速やかに胸部の「アビリティブレスト」に送られる。
ランペイジボーダーヘアーは電波をパネルに当ててビームを成形するリフレクタアンテナの一種、パネルの角度を操作することでアンテナパターンを変更し、あらゆる周辺情報を収集することができる。
アビリティボーダーヘアーは各ライダモデルに対応した配色が施されたユニットはそれぞれが独自に機能して、アビリティのパラメーター調整や必殺技発動時に出力バランス調整などを行う役割を持つ。
ランペイジボーダーイヤーは拡張聴覚センサーで、音紋探知による追尾機能に優れ、半径9km以内であれば、最大で同時に16のターゲットを捕捉することができる。
両耳に当たるランペイジアクトコミュニケーターはランペイジヘッドの左右に配され、無線通信装置やスピーカーフォンを集約して外部とのコミュニケーションを一元化している。
ランペイジフェイスには特殊フィルターを内蔵し、外気やガスなどを取り込んで、組成を分析する役割を持つ。また、最大で水深200mの水圧下であっても浸水することはない。
額にあるランペイジシグナルはベースアーマー「ランペイジアクター」が各アビリティに適応するための調整を随時行い、その能力を最大化している。
胸部、左肩部特殊装甲アビリティブレストはオオカミの「ライダモデル」が持つアビリティ「バレット」により各部センサーからの情報を元に目標の捜索、捕捉、追尾から弾丸の発射まで火器を含めた器材の動作を統制して射撃を最大効率化する。
これは、メインアビリティとして再優位に位置し、全身に効果が波及している。
右肩部特殊装甲のランペイジショルダーは射撃や格闘時の反動を反作用で相殺することができる「ハウリングオーバー」が搭載され、衝撃を軽減する。
アビリティウィングは左型に装備された翼、ハヤブサの「ライダモデル」が持つアビリティ「ウィング」により背部の翼でエネルギー干渉場を展開し、推力と揚力を得ることで飛行を行う。
また、必殺技「ランペイジオールブラスト」発動時は、超強力な反動を抑え込むアンカーとして、フレームを後方の地面などに突き刺して姿勢を安定させる役割を持つ。
右側の腕力を強化するランペイジアームはエイムズショットライザーが生み出すエネルギーの常時供給を受けて装着者の腕力に強化が施され、俊敏性や握力、パンチ力を限界まで高めている。
ジャイロスタビライザーを内蔵し、あらゆる銃火器を安定させる機能を持つ。
ランペイジガントレットは右前腕部特殊装甲で、鋭利な格闘用の刃「ウェアストリーム」を備える超硬鋼「ZIA-1000」製の装甲により、防御力と共に格闘戦時の破壊力を高めている。
格闘戦時にもアビリティブレストを介した照準器を利用することで、パンチなどの打撃命中精度を向上させている。
左側の腕力を強化するアビリティアームはゴリラの「ライダモデル」が持つアビリティ「パワー」により腕部を中心に強化され、腕力が大幅に向上している。
サメの「ライダモデル」が持つアビリティ「ファング」によりエネルギーエフェクトの展開が可能となり、あらゆるものを切り裂くことができる他、水中での抵抗を軽減して高速遊泳も可能。
アビリティガントレットは左前腕部特殊装甲で、サソリの「ライダモデル」が持つアビリティ「ポイズン」により様々な種類の毒を生成可能とし、伸縮刺突ユニットやパンチで対象に注入する。
更にトラの「ライダモデル」が持つアビリティ「ファイヤー」とホッキョクグマの「ライダモデル」が持つアビリティ「ブリザード」により炎や凍結剤を放出して対象の温度を自在に変化させる。
右太腿を覆うランペイジレッグはエイムズショットライザーが生み出すエネルギーの常時供給を受けて装着者の脚力に強化が施され、走力やジャンプ力、キック力を限界まで高めている。
ジャイロスタビライザーを内蔵し、あらゆる姿勢からの射撃や走行姿勢を安定させる機能を持つ。
脛部を保護するランペイジグリーブは鋭利な格闘用の刃「ウェアストリーム」を備えた超硬鋼「ZIA-1000」製の装甲により、防御力と共に格闘戦時の破壊力を高める。
格闘戦時にもアビリティブレストを介した照準器を利用することで、キックなどの打撃命中精度を向上させている。
打撃性能に特化したランペイジブーツは超硬鋼「ZIA-1000」製の装甲には「ウェアクロー」を備え、キックをはじめとした格闘戦時の破壊力が向上している。このクローは射撃時にアンカーとしても機能する。
左太腿を覆うアビリティレッグはハチの「ライダモデル」が持つアビリティ「サンダー」により電撃操作が可能となり、ニードルを用いたニーキックの破壊力などを大幅に向上させる。
更にはチーターの「ライダモデル」が持つアビリティ「ダッシュ」により脚部を中心に強化され、100mを0.9秒で駆け抜けるほどの超疾走を可能としている。
打撃性能に特化したアビリティブーツはマンモスの「ライダモデル」が持つアビリティ「プレス」によりキックに超高圧力が加えられ、破壊力を大幅に向上可能。
専用武器は変身アイテムでもある「エイムズショットライザー」。
必殺技は「ランペイジスピードブラスト」、「ランペイジパワーブラスト」、「ランペイジエレメントブラスト」、10種全てのライダモデルの力を込めた「ランペイジオールブラスト」。
通常必殺技の「ランペイジガトリングブラスト」、「ランペイジガトリングブラストフィーバー」は劇中では未使用となった。
【活躍】
第29話より登場。
自身に潜む「亡」の人格に抗いながら変身。
全身へ組み込まれたライダモデルの能力を駆使し、ファイティングジャッカルレイダー、サウザーを圧倒していき、必殺技を連続で繰り出し、変身を解除させた。
以後もバルカンの最強フォームとして戦闘を行っていったが、
仮面ライダーアークワンへ変身した或人によって不破の脳内に埋め込まれたチップが初期化された影響でエイムズショットライザーとの同調が不可能になり、変身ができなくなってしまった。
それを亡との連携で補い、無理やり克服したのが
仮面ライダーオルトロスバルカンである。
『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』ではチップが修復され、形態の1つとして使用している。
最終更新:2024年04月21日 22:29