「さぁ、地獄を楽しみな!」
【詳細】
青いメッシュの入った髪型が特徴的で不死身の特殊傭兵部隊「NEVER」のリーダーを務めるだけあって卓越した戦闘力の持ち主。
実は交通事故で16歳という若さで命を落としたが、母親である大道マリアが提唱する「死者蘇生酵素理論」の処置を受けネクロオーバーの被検体第一号として復活。
蘇ったとは言え死者であることは変わりないため、肉体の維持には特殊な酵素を定期的に打ち込み、細胞の質を保存する必要がある。
風都は彼の故郷である。
劇場版冒頭において、
財団Xが独自に完成させた
T2ガイアメモリをヘリコプターで移送していた所を突如襲撃。
ケースの中からT2エターナルメモリを強奪し、
ロストドライバーを用いて仮面ライダーエターナルに変身。
移送担当者がヘリを自爆させたため、風都全土に散らばった
T2ガイアメモリを部下たちに探させ、それと同時並行で母親にマリア・S・クランベリーを名乗らせフィリップに近づかせ、「母親」に関する強い思いを利用した。
T2ガイアメモリのほとんどを集めた鳴海探偵事務所の面々をマリアに呼び出させ、自身は仮面ライダーエターナルとなってファング
ジョーカーに変身したダブルはもちろん、CJXさえもたやすく圧倒する。
エターナルレクイエムを発動して従来のガイアメモリの力を封じた後、風都タワーに持ち込んだ「エクスビッカー」を起動させるため、最後のT2ガイアメモリである「T2ジョーカーメモリ」を10億という膨大な値段で風都市民に探させる。
だが、風都市内には
ミュージアムがばら撒いたガイアメモリが蔓延しており、思うように捜索は進まなかった。
実はT2ガイアメモリが風都に散らばった際にジョーカーのメモリは鳴海探偵事務所に落下しており、それを使った翔太郎が仮面ライダージョーカーに変身し風都タワーにやってくる。
すでに捕らえたフィリップをエクスビッカーに接続し、ジョーカーを圧倒し変身を解除させた後、T2ジョーカーを奪って26本のT2ガイアメモリをエクスビッカーに接続しついに起動。
風都市民を自身と同じ生ける屍にしようとするも、フィリップによってエターナルメモリを初めとするT2ガイアメモリのプログラムが書き換えられた上、彼との触れ合いでかつての想いを呼び起こしたマリアによって細胞分解酵素を撃ち込まれてしまい、その怒りのままに彼女を射殺する。
エクスビッカーに溜まったエネルギーを自身を媒介に風都にばらまこうとしたが、エターナルレクイエムの効果が停止した事でフィリップ・翔太郎はダブルに変身。
ダブルのフルフォームチェンジ攻撃に押されつつもそれを凌ぎ、26本のメモリを全身のスロットに装填しエクスビッカーに蓄積されたエネルギーをその身に宿し、最強形態となって驚異的な力でCJXさえはねのけるが、風都市民の想いをのせた風をエクストリームメモリが吸収した事でCJGXへとさらなる進化を遂げたダブルのゴールデンエクストリームを受けた後、2度目の死の感触を得つつ爆散した。
それによりT2ガイアメモリも全てメモリブレイクされた。
上記の台詞の他、
- 死神のパーティータイムだ(仲間に発言)
- 今更、数え切れるか!(ダブルのお決まりの決め台詞に向け発言)
などの名台詞がある。
【余談】
『仮面ライダーエターナル』で「レッドフレア」が登場したため、劇場版で変身した形態は「ブルーフレア」と命名されている。
この大道克己を演じるのは歌手の松岡充氏。劇場版の主題歌「W」、Vシネマの主題歌「cod-E ~Eの暗号~」も歌っている。
また、これとは関係はないが、松岡氏の所属するバンド「SOPHIA」のファンクラブ名は「エターナル」である。
最終更新:2022年02月25日 00:58