【詳細】
映画『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』及びVシネマ『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』に登場するテロリスト集団。
世界各国で傭兵として破壊活動を行っている存在で、その正体は化学薬品とクローニングによって蘇生した死人達である。
組織名である「NEVER」は「
NECRO OVER」=「死を越えてきた者」の略称で、メンバーは人間離れした高い身体能力と、致命傷になりうるダメージであっても効果のない不死身の体を持つ。
かつては
財団Xの投資対象であったが、
ミュージアムが開発した
ガイアメモリに奪われた。
風都を占領し支配することを目的としており、財団Xから奪った
T2ガイアメモリを奪取しそれぞれ強力なドーパントに変身する。
多少の骨折であっても瞬く間に治癒する驚異的な再生能力と、生身でWと渡り合う高い身体能力を持つ。
元々死人のため、その肉体を維持する為、定期的に体に細胞維持酵素を打たなければ元の死体に戻ってしまう。その為頑強な肉体を持っているものの長期戦には弱く、絶えず酵素を持ち運ばなければならないという弱点がある(奥の手としてメンバー全員が携帯用の酵素を所持しているが持続時間が通常よりも短い)。また、マキシマムドライブやスキャニングチャージのような強い攻撃を受けると肉体が耐えられず、粒子化し消え去る。
8月放送のエピソードではすでに壊滅しており、劇場版のエピソードは44話から45話の間に起こったものだと判明する。
Vシネマ『仮面ライダーエターナル』ではNEVER結成の経緯が描かれているが、劇場版公開時に東映ヒーローMAXに掲載された外伝小説とは以下の様に一部設定が異なっている。
- マリア・S・クランベリーの本名が小説では「大道美樹」となっているが、劇場版およびVシネマでは「大道マリア」となっている。
- 小説ではNEVERのシンボルマークを考えたのは泉京水となっているが、Vシネマでは京水と初めて会った際に克己のジャケットにすでにこのマークが描かれている。
- 小説では克己はマリアの目の前で事故死しているが、Vシネマでは研究室にいたマリアの元に克己が事故死した事を知らせられている。
- Vシネマでは克己が事故死したのは16歳の時と語られているが、小説の描写では10~11歳の頃だと伺える。
- 小説ではミュージアムが財団Xのコンペティションで3人の被験者をそれぞれアンモナイト・ドーパント、トリロバイト・ドーパント、マンモス・ドーパントに変身させているが、Vシネマでは園咲琉兵衛自身がテラー・ドーパントに変身している。
- 上記のコンペティションにNEVERが敗れた際、小説では財団エージェントが機密保持の為に克己を処分しようとして返り討ちに遭い逃走を許してしまっているが、Vシネマでは克己に不採用通知が渡されただけで直接危害を加えられていない。
【MOVIE大戦MEGA MAX】
翔太郎、フィリップが財団Xを説明するイメージとして登場。
【余談】
その後、
加頭順も同じ「ネクロオーバー」だった事が判明しているが、Vシネマ『仮面ライダーエターナル』で彼がNEVERになった過程も描かれている。
最終更新:2012年10月30日 14:59