【詳細】
市販されているメモリと異なり、ダブルやアクセルの持つようなより純化されたメモリとなっており、端子が青みを帯びているのが特徴。
生体コネクタによるスロット処置無しに人体へ入り、適合者を勝手に
ドーパントに変身させてしまう。
さらに
仮面ライダーのマキシマムドライブでもメモリブレイクが出来ない。
これらの特徴はTV版に登場した「
バード」と類似しているが、メモリと強く引きあう人間がいた場合、勝手に動いてその者の体内に入り
ドーパントへと変えてしまうという恐ろしい性質を持つ。
勝手に変身させられた人々はメモリの力を制御できず怪物と化してただ暴れ回るだけの存在に成り果ててしまう。
AからZまで26本のガイアメモリが存在し(これが劇場版のタイトルの由来である)、
NEVERが財団から強奪を試みた結果、
T2エターナルメモリ以外の25本のメモリが風都全土に飛散することになる。
そのメモリを巡る物語が劇場版の仮面ライダーWとなり、最終的に全てのメモリを
仮面ライダーエターナルが装着し、彼が仮面ライダーWCJGXにより倒された余波によりメモリブレイクされた。
この26本のガイアメモリはどういう基準で選出されたのかに関しては情報がないため不明。
しかし、ダブルやアクセルといった仮面ライダーが使用していたメモリ、テレビシリーズで強力な効果を発揮していたメモリの多くがラインナップされていたため、財団Xが選りすぐった26本だったのかもしれない。
なお、『仮面ライダーW RETURNS/仮面ライダーエターナル』では試作型のT1ガイアメモリ「エターナル」が登場。
試作型ゆえに動作が不安定とされた。
劇中での様子から上記のメモリがT1という名を冠しているのはT2メモリの試作型だと考えられる。
そのため風都に流通している
ミュージアム製のガイアメモリが同じT1ガイアメモリというわけではない。
上記の通り、試作型のT1メモリの内「エターナル」のみ
ロストドライバーを用いた起動実験が行われ、克己の変身した仮面ライダーエターナルブルーフレアにT1の時点で26本分のマキシマムスロットが存在していたりと、能力の面から見てもエターナルが最重要視されていたのは、最初から26本のT2ガイアメモリが全て仮面ライダーエターナル単体で運用する事を前提に作られていた可能性が極めて高いものと思われる。
T1エターナルメモリは最初に
加頭が使用して変身した際に、エターナルメモリと引き合った大道克己の影響でシステムトラブルを起こした後、克己に奪取され、克己が都合2回の変身を遂げた戦闘後に出力過多によって破損してしまい使用不能になった。その際に克己は近い未来に自分とエターナルメモリがもう一度巡り会う事を予見していた。
なお、上記のT1エターナルメモリの起動テストからT2ガイアメモリ完成までには劇中のミーナの台詞から数年かかっていた事が伺える。これは上記の事態によって実験が頓挫した事で開発に遅れが生じた、
あるいは単に他の25本分の開発とエターナルのマキシマムドライブの精度が完全なものになるまで時間がかかったものと思われる。
AからZまで、26本のガイアメモリの内容はこちら。
最終更新:2016年08月08日 08:12