「なるほど、特異点か。潰すしかないな!」
【名前】 |
バットイマジン |
【読み方】 |
ばっといまじん |
【声】 |
梁田清之(電王) |
【スーツアクター】 |
押川善文 |
【登場作品】 |
仮面ライダー電王 仮面ライダーディケイド 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 |
【登場話(電王)】 |
第1話「俺、参上!」 第2話「ライド・オン・タイム」 |
【登場話(ディケイド)】 |
第1話「ライダー大戦」 |
【分類】 |
イマジン |
【契約者】 |
テツオ(哲男) |
【契約内容/解釈】 |
母親との思い出の品のキーホルダーを取り返す/キーホルダーを持っている人間に無作為に襲い掛かる |
【過去の日付】 |
2004年12月24日(契約者の母親の命日) |
【童話】 |
卑怯なコウモリ |
【イメージモチーフ】 |
コウモリ |
【特色/力】 |
飛翔能力、衝撃波 |
【名前の由来】 |
蝙蝠(英:Bat) |
【詳細】
2007年の現在にやって来た未来人のエネルギー体がテツオの想い描く童話『卑怯なコウモリ』からコウモリをイメージし、この世に現出した姿。
夜の闇を思わせる暗い青色の身体に、外套を翻しているようなコウモリの翼のような装飾を持つ。
飛翔能力を持ち空中を自由自在に飛び回れる他、衝撃波を放ち攻撃することも可能。
柄が鉤爪のような複数の棘を持つ長剣を呼び出すことも可能だが、劇中では未使用。
【仮面ライダー電王】
第1話、2話に登場。劇中に登場した初めての実体化したイマジンとなる。
テツオという不良少年に目をつけて憑依し、彼の「母親との思い出の品のキーホルダーを取り返す」という契約を結んで実体化した。
契約者の望みを叶えようとするのだが、その方法が「上空からキーホルダーを持っている人間に無作為に襲い掛かってはキーホルダーを奪い、高所から突き落とす」という行為であり残虐極まりないもの。
なおこのようにイマジンが明確に殺人行為を行うのは全体を通してみれば珍しいことであり、他には
ウルフイマジンのみだがイマジンは基本的に攻撃性が強く、
ジェリーイマジンのように時として契約者にすら牙を剥く個体もいるため、過去に飛ぶことを優先するあまり人命を軽んじていたのが良い方向に転がっただけ、なのかもしれない。
その過程で特異点である野上良太郎を発見し、上述のセリフと共に彼を亡き者にしようと襲い掛かるが、良太郎はハナと特異点に目をつけ良太郎に憑依していた
モモタロスによって
仮面ライダー電王に変身する。
モモタロスが良太郎の体を使って戦うソードフォームは荒々しい戦い方だが着実にバットイマジンを追い詰め、その怒涛の連続攻撃に怯み自らが同族であることを示して懐柔しようとするも、
使命はどうでもよくただ戦えればいいモモタロスはその言葉に全く揺らぐことなく、「俺の必殺技・パート2(エクストリームスラッシュ)」を受け倒される。
だがイマジンはダメージを受けても契約者との関係性が維持されていればほぼ不死身であり、完全な消滅に至らず、契約者であるテツオの元に戻り彼のイメージによって身体を修復し再び行動を開始した。
その後、良太郎の拾ったキーホルダーをテツオに渡した事で契約を完了させ、過去へ飛ぶとテツオの身体を乗っ取って暴れ回る。
しかし、デンライナーで駆け付けた電王ソードフォームに圧倒され、最期は「俺の必殺技・パート2(エクストリームスラッシュ)」を受け爆散した。
【仮面ライダーディケイド】
崩壊しつつある「夏海の世界」に未契約体で出現。
空が緑色の廃墟に出現した個体は響鬼にカメンライドしたディケイドがアタックライドで呼び出した音撃棒・烈火による烈火弾を受け爆散した。
【余談】
一部の情報誌に掲載されている写真では(蝙蝠)傘を模した剣を所持しているが、劇中では使用せず、後に
スパイダーイマジンの剣に流用された。
バットイマジンが武器を持っているのは
仮面ライダー図鑑に掲載されたスチール写真にて確認が可能。
「こうもり傘」をモチーフにしたものと思われる。
イメージソースとなった「卑怯なコウモリ」とはイソップ童話に含まれる一遍。
最終更新:2021年11月12日 02:15