仲村「敵メガゾード、転送反応あり!」
【詳細】
亜空間の
ヴァグラス基地に
素体メガゾードが大量に保管され、
メタロイドの誕生と同時に
幹部の端末からデータの送信を開始する。
そのメタロイドのデータを素体にダウンロードし、改造を施す事で完成して、データ元となるメタロイドを到着箇所のマーカーとして現実世界に転送される。
しかし、転送位置を決める座標計算に誤差が生じることも多く、メタロイドから3km前後ずれて出現する為、Mission4でエンターはそれを逆手に取った作戦を行っている。
亜空間から現実世界への転送が開始される際、特命部のオペレーターである仲村ミオがそれをキャッチし、到着時間(=巨大戦開始)を弾き出す。
そのデータがモーフィンブレスに表示され、ゴーバスターズもその到着までの時間を把握できる。
素体のタイプにはスピード戦闘タイプの
タイプα、パワー戦闘タイプの
タイプβ、強化戦闘タイプの
タイプγが存在する。
後に奪われた新バスターマシンの設計図を元に製造された
タイプδ、エンターが乗り込んで操縦する
タイプε、エスケイプが乗り込んで操縦する
タイプζなどが登場した。
名称は「○○(モチーフ名)+ゾード」で統一され、メタロイドの使用する武器と同じ物を装備する場合がほとんどだが、稀にメタロイドに似せた姿をしている場合もある(大半はタイプαとタイプβ)。
基本的にエネトロンタンク内のエネトロンの略奪が命令コマンドにインプットされ、ゴーバスターズと攻防戦になる。
その為に戦いのほとんどは市街地となり、自然地帯で戦う場は少ない。
Mission30でヴァグラス基地が失われた後、メガゾードの製造や転送は引き続き可能らしいが、Final Missionで亜空間が消滅した為に今度こそ製造できなくなったと思われる。
【余談】
広範囲に言えば、メガゾードは『ゴーバスターズ』に登場する全てのロボットを指している。
更にゴーバスターズの世界にはメガゾードに関する書籍が存在する他、メガゾードの到着時間が一般に報道されている。
海外の『パワーレンジャー』シリーズでは味方側ロボットの名称が「○○メガゾード」と呼称される(同作ではそれの逆輸入と思われる)。
自立稼働する巨大ロボットが巨大戦の相手として毎回登場する例は『超電子バイオマン』のメカジャイガン以来となる(「自立稼働する巨大ロボット」という括りでは『
超力戦隊オーレンジャー』の一部の
マシン獣なども存在するが、基本的には「等身大の個体が巨大化する」という法則となっている)。
これまで等身大での戦闘後、巨大化した怪人との巨大ロボ戦が一般的だった中、等身大怪人と巨大怪人が別個の存在として設定することで従来のスーパー戦隊シリーズに一石を投じる存在となった。
後に
烈車戦隊トッキュウジャーの
クライナーロボ等、敵戦力側も量産された巨大ロボを投入してくる作品も増えてくる。
最終更新:2025年02月26日 01:53