「○○ロイド、○○ロイド」
【名前】 |
メタロイド |
【読み方】 |
めたろいど |
【登場作品】 |
特命戦隊ゴーバスターズ |
【所属】 |
ヴァグラス |
【名前の由来】 |
メタウイルス+人造人間(英:android) |
【一覧】 |
こちらを参照 |
【詳細】
メサイアの特性を転用した
メタウイルスを無機物(正確には人工物)に感染させる事で作り出される。
使用する
メタウイルスカードの特性によってその能力が変化し、外見はベースとなった無機物、能力はメタウイルスの性質に左右される。
幹部によって若干ウイルスのインストール方法に差があり、エンターは古いノートパソコン型のデバイスを持ち歩き、そこから伸びるケーブル端末を無機物に接続し、画面右端のリーダーにメタウイルスカードを読み取らせ、メタウイルスをインストールする。
中盤以降に登場したエスケイプはパッド型のデバイスを持ち歩き、メタウイルスはデバイスにデータとして既に記録され、エンターと同様にケーブル端末を無機物に接続し、画面に映し出されたメタウイルスカードを選択してスワイプする事でインストールする。
インストールの完了時に
上記の音声が響き渡り、無機物があたかも人型の機械生命体に変形するかのようなシークエンスで誕生する点はどちらとも共通している。
ニードロイドなどのように対象となった無機物の周囲にある物体を巻き込んで変形する場合もある。
誕生完了と同時に
亜空間にそのデータが転送され、誕生した個体のデータを
メガゾードの強化装備として装着させ、現実世界に転送するのが一連の流れとなる。
メタロイドはメガゾードが現実世界に転移する為に必要なマーカーとして機能しているが、転送完了時間は個体によって異なる上、すぐ近くにメガゾードが現れる訳ではない。
その誤差は3km前後ずれる事が描写され、
Mission4でエンターはそれを逆手に取った作戦を実行している。
メタウイルスカードはメサイアの持つ「無機物に生命を与える」という特性を利用したものであり、エスケイプはデータとしてデバイスに保持しているが、エンターはカード自体をカードケースに入れて持ち歩いている(戦闘員の
バグラーの生産にも「
バグラーカード」という専用のカードがあり、エンターはこちらも所持している)。
メタウイルスカードには「Ver.2」のように同じ系統の物も存在し、
同型の個体を再度生み出す場合もある。
可能性としては彼らはメタウイルスを基準にし、「作戦に用いるメタウイルスの性質を最も効果的に使える無機物を後から探す、或いは用意している」という事が考えられる。
ロボットを開発している訳ではなく、素材を見つけた場所で即座に作られる割には共通して知能が高く、誕生直後から声を発し、意思疎通と作戦行動ができるが、メタウイルスはメサイアの能力の流用でもある為、大本のメサイアの影響故なのか破壊的衝動の強い個体が多い(エンターからは「もう少し利口であればね」と評価され、ゴーバスターズ側からも大体の個体が「頭が悪そう」と思われている)。
しかし、その大量に消費されるエネトロンの反応は隠す事ができず、ゴーバスターズ側(エネルギー管理局)はその反応を常にチェックしている為、「エネトロン異常消費反応」が観測されると即座にその場所を特定し、ゴーバスターズが出動する。
更にメガゾードの転送反応もチェックされ、その反応の分析によってメガゾードが現実世界に転送されるまでの時間だけでなく、データ量などから
素体となるメガゾードの大まかな種類などが判別できる。
名称は「○○(モチーフ名)+ロイド」で統一され、識別ナンバーはモチーフ名とそれを表す特徴を意味している。
共通の特徴は身体の一部に識別ナンバーとメタウイルスの名称が記され、顔面となる部分に4つ眼(カメラアイ)が備えられている。
ライノダブラーと対峙した際のブルーの発言からメタロイドの特徴は認識されている模様。
Mission46・47では「04」と「07」のメサイアカードを体内に取り込んだエンターが生命体と無機物に融合データをインストールして製造する
強化型が登場した。
【余談】
主に「身近な物」をモチーフにし、『
炎神戦隊ゴーオンジャー』の
蛮機獣にも採用された「機械仕掛け」の物だけでなく、かなり老舗となる過去のスーパー戦隊シリーズの作品に採用されて以来の物(
フォーク、
蝋燭など)の他、前例そのものが見られない物(
消しゴムなど)もモチーフになっている。
声が震えるようなエコーに加工されている。
最終更新:2020年12月18日 04:55