ブラッドスターク

「ハザードレベル3.0…ついに覚醒したか、万丈ォ!」

【名前】 ブラッドスターク
【読み方】 ぶらっどすたーく
【声】 金尾哲也
【登場作品】 仮面ライダービルド
【登場話】 第3話「正義のボーダーライン」
【分類】 トランスチームシステム
【スペック】 パンチ力:19.0t
キック力:22.7t
ジャンプ力:ひと跳び40.0m
走力:100mを4.7秒
【モチーフ】 コブラ、煙突

【詳細】

ナイトローグに並ぶファウストの幹部。
同組織の参謀格を務め、自身を「ゲームメーカー」と称し様々な計画を走らせている。

ワインレッドのスーツ、装甲に身を包みマフラーのように首元に巻き付いたパイプが特徴。
ローグ同様コブラのようなパーツの後ろにうっすらとツインアイがのぞいている。
トランスチームガンスチームブレードを合体させたライフルモードの武器を使い、トンファーのように接近戦で扱ったり銃撃を行う。
幹部クラスなだけはあり、参謀ポジションとは言え戦闘力は決して低くない。
ベストマッチフォームに変身したビルドとも互角以上に戦えるが、直接戦闘力よりも彼が持つ様々な特殊能力のほうが驚異的。

両腕の蛇の尾のような器官を延ばして突き刺した相手に毒を注入することが出来、普通の人間であれば即座に粒子化して消滅してしまうほどの猛毒を扱う。
ネビュラガスを摂取し生身だがスマッシュと同じ力を持つ戦兎や龍我でも打ち込まれれば行動不能になってしまい、
他にもライフルモードのスチームブレードからネビュラガスを発射してスマッシュの強制暴走化を招いたり、設備がなくても人間をスマッシュ化させることが可能。
さらに腕から吹き出るガスで人間の顔を変化させることも可能。
また触れた相手のハザードレベルを調べる能力を持つ。

ナイトローグも使うトランスチームガンを含めたブラッドスタークの装備、システムは葛城巧が制作し研究データに残しており、
それによると「仮面ライダーハザードレベルを挙げられる最強のライバル」とされている。
触れた相手のハザードレベルを測定する機能はそのためか。

ナイトローグとは同じ組織の幹部としてある程度同じ目的のために行動しているように見えるが、
実際は戦兎や龍我の成長を促し、独自の目的のために行動している。
目的のためなら手段を選ばず、子供をスマッシュに変えたりと非道な行いを平気で行うが、10話にてパンドラボックスの奪取作戦をファウストが行った際、
氷室幻徳が見ている防犯カメラの映像をカメラを破壊することで途絶させ、本来の逃走ルートとは違うルートで逃走を図ろうとする等不可解な言動が多い。

度々ローグの思惑とは別の行動を取っており、彼からもあまり信頼されていないため時としてぶつかることもあるほど。
ぶっちゃけあれだけ怪しい行動を取っているスタークを参謀として置いているローグの判断が甘いような気もする。
ファウストを私物化しているローグに対し「ファウストはお前だけのものじゃない」と忠告めいた言葉をかけている。

第12話ではついにナイトローグに対して本格的に反旗を翻し、本来は存在しない東都先端物質学研究所の地下3階を戦兎達を追跡することで発見、
そこに隠してあったパンドラボックスを奪い姿をくらました。

決して変身シーンを見せないことからその正体は明らかにされておらず、誰かがトランスチームガンとコブラロストボトルで変身していると思われていた。
人体の偽装能力や変声昨日もスタークの正体を隠匿する手助けをしており、その正体は謎に包まれていたのだが……

「俺がブラッドスタークだ」

「全部が全部嘘ってわけじゃない。たまに感動してウルッとしたし?騙して悪いなあとも思ったよ」


変身していたのは石動惣一。
記憶を失った戦兎に名前を与え、居場所を与え、そして仮面ライダーとして戦う使命を与えた男。

その正体は…


【余談】

声を担当した金尾哲也氏は仮面ライダーBLACKの撮影に俳優として参加して以来の登場。
実に29年ぶりとなる。


最終更新:2021年12月14日 02:49