スタッグロストスマッシュ

【名前】 スタッグロストスマッシュ
【読み方】 すたっぐろすとすまっしゅ
【声/俳優】 山崎将平
【登場作品】 仮面ライダービルド
【登場話】 第41話「ベストマッチの真実」
第46話「誓いのビー・ザ・ワン 」
【分類】 ロストスマッシュ
【特色/力】 高速剣技
【変身者】 志水恭一
【モチーフ】 クワガタムシ、ハサミ

【詳細】

かつてストロングスマッシュにされていた志水恭一がスタッグロストフルボトルの成分を注入、変身するロストスマッシュの一体。

高濃度のネビュラガスを注入された影響で通常の精神状態でなく、ビルドを始末できなければ殺されるという脅迫を受けているため、
決死の覚悟で戦兎に挑みかかる。

かつて北都三羽烏の一人、青羽が変身していたスタッグハードスマッシュスタッグハザードスマッシュと同様の姿をしているが、
ロストスマッシュになった影響で装甲の強度がビルドのハザードフォームに匹敵するまで強化されている。
背中に装備した二本の漆黒剣を用いた高速切断技を得意とする、接近戦に特化した強襲突撃タイプ。

第41話にて登場。
今までスマッシュにされた者達の中で唯一戦兎らに関係のない人間であった志水恭一が、沙羽の調べで葛城忍の教え子だったことが判明。
話を聞くため戦兎が呼び出したが、すでにエボルトの手によって高濃度ネビュラガスを投与されロストスマッシュに改造されてしまっていた。

ストロングクローンスマッシュフライングクローンスマッシュを吸収しクワガタロストボトルの成分を取り込むことで変身。
予めエボルトにビルドを始末できなければ殺すと脅されていたらしく、戦兎に襲いかかってくる。

だが精彩を欠く動きではジーニアスフォームに変身したビルドにまるで叶わず、ジーニアスアタックで動きを止められ、ジーニアスフィニッシュを受け敗北。
体内のガス成分を中和したことで変身を解除するも、「葛城忍は黒いパンドラパネルを作るためにロストボトルを…」と言いかけたところでエボルに毒を注入され消滅してしまった。

その後エボルトの遺伝子が擬態した青羽が変身する個体が登場している。

【余談】

スーツはクローンスマッシュのパーツとしてリペイントされていた下半身と、スタッグハザードスマッシュの上半身を組み合わせて再構築したものと思われる。

かつて戦兎はハザードフォームを制御できずに暴走し、スタッグハザードスマッシュに必殺技を叩き込んで殺してしまった。
そして同じ姿を持つこのスタッグロストスマッシュには、ジーニアスフィニッシュでガスの成分を中和することで助けることに成功したものの、
エボルトの「感情が芽生えたのでビルドを怒らせたいとわくわくしたくて」というとんでもない理由で目の前で殺されてしまう。

ちなみに変身者の志水恭一は第1話に登場した人物だがその後41話まで登場していなかった。
第1話のタイトルは「ベストマッチな奴ら」であり、第41話のタイトルは「ベストマッチの真実」と、志水が登場することを意識した名付けである可能性がある。
なお、スタッグロストスマッシュは首元にハザードフィニッシュを受け消滅したが、今回の決め手であるジーニアスフィニッシュもほぼ同じ場所にキックが入っており演出も共通点が見られる。

最終更新:2023年07月03日 01:33