ロストスマッシュ

【名前】 ロストスマッシュ
【読み方】 ろすとすまっしゅ
【登場作品】 仮面ライダービルド
【名前の由来】 失われた(英:lost)+打ち壊す、粉砕する(英:Smash)

【詳細】

スマッシュの最強形態。

高濃度のネビュラガスを注入した人間をベースに、2体のクローンスマッシュを吸収することで誕生する。
外見は全身が漆黒に染まったスマッシュといった程度で大きく変化していないが、これまでの激戦をくぐり抜けてきた仮面ライダー達と互角ないし追い込むほどの力を得ている。

明確に自我があるもののロストフルボトルの影響からか非常に好戦的になっている。

エボルト曰く「最高の奴隷」。
欲望にまみれた人間が同じ人間を食い散らかし自滅させていくのが目的のようだが…?

なお仮面ライダーの成長を促していたのはライダーシステムの発展も目的だったが、ロストスマッシュとして操り人形にするためでもあったようだ。
高濃度のネビュラガスが人体に悪影響を与えているため、ハザードスマッシュ同様、倒されると肉体の消滅=死につながる。

だがジーニアスフォームのビルドなら、ネビュラガスの成分を中和できるため、ロストスマッシュにされた人間を救うことが可能。
オウルロストスマッシュにされていた西都元首相の多治見はパンドラボックスの光を浴びた影響で人格に異常をきたし、
さらにロストスマッシュにされたことで錯乱したかのような精神状態になっていたが、ジーニアスフォームが浄化したことで、元の人格を取り戻した。

この浄化能力のことはエボルト陣営側も想定外のことだったようで、内海も驚愕し、さらにビルドにロストボトルの成分を注入してロストスマッシュにしようとしていたエボルトも、
ビルドが自力で成分を浄化し無効化したことにひどく驚いていた。

劇場版では黒幕の部下二人もそれぞれスマッシュへと変身しているが、こちらはブラッド族だったということもあるのか、
人格に対する変異らしきものは見られなかった。
最も、「変わる必要のないくらい人格的に破綻していた」と見ることも出来るかもしれない。

最終更新:2023年07月03日 00:52