【詳細】
地球上には存在しない未知の金属で構成され、
外部からの衝撃に極めて強い分、内側からの攻撃に対しては脆いとされている。
ギャングラー怪人が致命傷を受けて爆散しても金庫は破損した状態ながら完全には消滅しない辺り、その耐久性の高さが伺える。
銀色と金色の2種類が確認され、金庫の種類と数によって分類の呼び名が異なる(銀色の金庫を2つ持つ「
ステイタス・ダブル」、黄金の金庫を持つ「
ステイタス・ゴールド」など)。
銀色の金庫は暗証番号が3桁だが、黄金の金庫の暗証番号はその倍で6桁となっている。
ダイヤルファイター1つでは3桁までの番号にしか対応していない為、黄金の金庫に対してはダイヤルファイターは2つ必要となる。
「
ステイタス・ダブルゴールド」になると更に倍に増え、解錠に対する危険性や難易度は更に跳ね上がる。
劇場版『VS
騎士竜戦隊リュウソウジャー』では改造で金庫が5つに増えた
ガニマ・ノシアガルダが登場している。
騎士竜ティラミーゴを金庫の1つに閉じ込め、その力によって全ての金庫が黄金の物に変わり、既存のダイヤルファイターだけでは解錠ができず、戦隊側はピンチを迎えた事もあった。
尚、逆にトリガーマシンには金庫の番号を初期化し、任意の番号に書き換える能力を有する。
この機能は#50でノエルによって明かされ、パトレンジャーだけでなく、ルパンレンジャーや
ギャングラー側も知らず、その機能が
ザミーゴ・デルマの能力封じに繋がった。
その現象は「巨大金庫」と称され、コレクションの力を受けた金庫が空中に浮遊し、それを核として細胞が増殖するようなエフェクトと共に巨大な肉体の再構成が完了する。
上述の事からジム・カーターは「金庫がギャングラーの核なのではないか」と推論し、「必殺技を受けた際、あれだけ派手に爆発するのは金庫が内側から爆発しているのではないか」とつかさが考察している。
ギャングラー怪人のデザインを担当する久正人氏によれば、「金庫は『生命力の核』という認識で怪人デザインを行った」らしい。
ウィルソンの金庫は左足にあり、その部分が肥大化しているのは「昔負傷した箇所を金庫を埋め込む事で補った」という設定の元、デザインを組み立てた模様。
それと同様に金庫を左腕に持つ
メルグ・アリータはそこが肥大化して武器になっていたり、金庫が左肩にある
ピッチ・コックは左腕が巨大な鉤爪になっていたり、何らかの影響を与えている事が窺える。
劇中で金庫の分析はそれ以上に進まず、謎の多い存在となったが、「内側から爆発している」というのはどういう状態でそうなるのかは不明(「内側から爆発する」件はあくまでもつかさの考察の可能性が高い)。
最終更新:2023年12月14日 01:53