「ここは俺達の楽園だ!」
【詳細】
白服集団の中では幹部格と目される人物の一人。
筋肉質で大柄な男性の姿をしているが、他の信者同様にナノマシンを制御して作り出したアバターであり、本体はやせ細り陰気さを漂わせる男性である。
世界同時多発テロでは
ルーゴと共に信者集団を引き連れ仮面ライダーアバドンへと変身。
一般市民を標的としたガステロを実行する。
その後、劇場版の終盤にて他の
シンクネットの信者達と共にエスを見限り、彼の婚約者の生体データを記録した装置が
シンクネットサーバーにあることを知った
ムーアが、自分達を騙していたエスに対する報復として、その装置を破壊することで遠野朱音を殺害しようと目論む。
それに同乗した信者達と共に、
シンクネットサーバーが入った建物を標的として、それを守るために変身した
仮面ライダー達と激突する。
他のメンバーがサウザーらと相対している中、一人エスがやってくるであろうことを予見してサーバーの入った建物の入口に陣取っており、思惑通りやってきたエスを「裏切り者」と称して襲いかかる。
しかしそれを更に予見していた滅がエスを守り、迅バーニングファルコンも加わると最早為す術もなく追い詰められスティングディストピアとバーニングレインラッシュのダブルライダーキックを受けログアウトした。
エスがサーバーを破壊したことで
シンクネットのシステムそのものがダウンしたため、アバターを始めとした各種システムが停止しアバドンとしての実体を保てなくなり、
本体の居場所も突き止められたらしく、他の幹部格らもろとも逮捕された模様。
【余談】
彼と
ムーアは本体とアバターの姿が全く異なるタイプである。
筋骨隆々の男性というアバターは、ガリガリの本体からしてみれば理想の姿なのだろう。
力押しの豪快な振る舞いは、もしかすると言いたいことを言えずに溜め込み鬱屈した感情を膨らませていたことへの裏返しなのかもしれない。
少なくとも
シンクネットに接続した破滅願望のある人物であり、幹部格として行動していたことから、信者達の中でも何らかの上に立つべき素養はあったのだろう。
アバターを演じるのは後藤洋央紀氏。
プロレスラーとして活躍する傍ら、何度か俳優としてドラマ作品に出演しているが特撮作品は初参加。
同じくプロレスラーが特撮作品に参加した例は「
仮面ライダー平成ジェネレーションズ
Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」に出演した棚橋弘至氏がいる。
本体は一瞬しか移っていないが、演じていたのはお笑い芸人の矢部太郎氏。
ブガ、という名前の由来は不明だが、ベルの由来がバアルだとするとソロモン72柱つながりでブエル、ガープ等語感の近い名前を持つ悪魔がいくつか存在する。
最終更新:2025年05月23日 01:29