【詳細】
ライダーブレスを装着した資格者の元に空間を寸断して移動するジョウントを使い降り立つ。
ゼクターウイングを展開し空中を時速950kmものスピードで飛行する。
タキオン粒子をウイングから波動とし放射し、標的を寸断することも可能。
ゼクターとして資格者を定め、資格者は降り立ったザビーゼクターをライダーブレスへとセットすることで
仮面ライダーザビー マスクドフォームへと変身する。
さらにゼクターウィングに挟まれたバインドリングを持ち上げて反対側に倒した後180°回転させることで、装甲を弾き飛ばし
クロックアップが使用可能になるライダーフォームへの
キャストオフが発動する。
逆の手順で装甲を装着するプットオンが発動。
それぞれのゼクターは自らの意志と判断能力を持ち、それに叶った人間が資格者となるのだが、ザビーゼクターのみ選ばれた人間の胸にはザビーのマークが痣のように浮かび上がるのが特徴。
これはザビーゼクターのみに見られる。
またザビーゼクターの資格者は多く、カブトに登場しただけでも3人存在している。
三島のみ強引に掴み取ったザビーゼクターを使ってザビーへと変身しているものの、戦闘中強制的に解除されていないあたり、
資格はあるとみなしたのかもしれない(矢車はクロックアップ中にも関わらずザビーゼクターが離れたことで資格を失った)。
各ゼクターの資格者の選定基準は明らかにされていないが、ザビーゼクターの場合は「集団を統率する存在であること」ではないかと考えられている。
変身者は
仮面ライダーディケイドに登場した弟切ソウを含め、全員がZECTに所属している。
また精鋭部隊「シャドウ」の隊長を務めている資格者も多い。
後半に登場したパーフェクトゼクターからの招集に応じてコンバインしていたが、
グリラスワームとの戦闘中にパーフェクトゼクターが大破。
他の合体していたゼクター達も少なくないダメージを受けたと思われるが、その後登場はしていない。
【余談】
資格者が多い上に、三島に対する態度(
仮面ライダー図鑑では「求愛」)や、一度見放したはずの影山の元にやってきたこと等から視聴者から「悪女」等と称されることもある。
そもそもこのゼクター自体が一番資格者を振り回しており、集団行動に最も向いていない。
ゼクターとしての性質かAIの性格かは不明だが、最終的に矢車から拒絶された上、影山も三島も
ワームとなって滅ぼされ、
加賀美もガタックゼクターがいるためザビーになる必要がないことから、存在意義が消えてしまった哀れなゼクターとも言える。
最終更新:2022年01月18日 22:46