【詳細】
カブトムシやスズメバチ等、地球上に棲む虫をかたどった自立メカであり共通して空間を寸断する移動方法「ジョウント」を持ち、
どこからともなく出現する。
カブトムシ型のカブトゼクター、クワガタムシ型のガタックゼクターはライダーベルト、
ザビーゼクターはライダーブレスとそれぞれ対応するアイテムが決まっていて、資格者の元へ降り立つとそれぞれのアイテムにセット、あるいは合体し
マスクドライダーシステムを起動する。
仮面ライダーカブトにおける仮面ライダー(あるいは
マスクドライダー)は、ゼクターに選ばれた人間のみ変身ができる。
たとえ変身アイテムを装着していてもゼクターがやってこなければ変身が出来ないし、ガタックゼクターのように非資格者に牙を剥くこともあるため、変身者が一定しない
仮面ライダーも存在する(ほぼザビーくらいだが)。
それぞれ資格者に求める要素が決まっているらしいが本編及び公式で言及されたことは無い。
ネイティブと呼ばれる
ワームはゼクターを操る能力、あるいは権限を有し立川大吾に擬態したネイティブはドレイクゼクターと
サソードゼクターを呼び出しドレイク、サソードへと変身してみせた。
その作成にはネイティブが関与しており、ネイティブの能力を基に
クロックアップを人工的に再現し、サナギ態から成虫態への脱皮を再現したと思われるキャストオフ等をシステムに組み込んでいる。
ゼクターが高度な知能を持ち資格者を選定するのは、そういった通常の人間が扱うには強力すぎる力を無闇に使われることを防ぐセーフティのような面があるのかもしれない。
ゼクターの中でもハイパーゼクター、パーフェクトゼクターは他のゼクターに比べより高位の機能を持ち、特にパーフェクトゼクターは例えライダーシステムが起動していようとお構いなくゼクターを呼び寄せ合体させてしまう権限を持つ。
ホッパーゼクターは仮面ライダー図鑑にて「量産型仮面ライダーの試作タイプ」とする考察も見られる。
【余談】
システム音声はスラージ・ガジリア氏が担当。
ハイパーバトルビデオでは普通に日本語を喋るが、カブトゼクターとガタックゼクターに限られる。
あくまでHBVのみのお遊び要素なのか、意思を持つがゆえに本当は喋れるのか定かではない…(響鬼HBVではディスクアニマルも喋っているためある意味
お約束と言える)。
最終更新:2022年07月19日 15:02