クエルボ

【名前】 クエルボ
【読み方】 くえるぼ
【声優】 浪川大輔
【登場作品】 宇宙戦隊キュウレンジャー
【初登場話】 Space.24「俺は戦う盾になる!」
【所属】 宇宙幕府ジャークマター
【出身】 カラス座系惑星
【装備】 無し
【分類】 宇宙人
【プロフィール】 無し
【秘密情報】 無し
【モチーフ】
【名前の由来】 鴉(西班牙:Cuervo)

【詳細】

333年前、鳳ツルギの相棒として宇宙幕府ジャークマターの支配から宇宙を救うため立ち上がった88星系の戦士の一人。

二振りの釵を武器とするものの、直接的な戦闘力はそれほど高くなく、むしろ頭脳面の働きが最大の武器。
性格はラッキーに似ているといい、現代に復活したツルギはクエルボとラッキーを重ね、彼らを自分から遠ざけようとしていた。

ケフェウス座系の惑星アチョルクの試練では足手まといになり、落ち込んでツルギの元からさろうとしたことがあったようだが、
ツルギから自分の長所である頭脳を褒められ、それによって作戦参謀として活躍するようになったという。
特に長期的な計画をたてることに長けていたとか。

ツルギとの出会いはカラス座系の惑星ベローナ。
ジャークマターの強制収容所に収監されており、囚人として潜入したツルギと出会い、クエルボの考案した作戦で収監されていた他の囚人たちと共に脱獄に成功した。

その後もツルギの親友にして作戦参謀としてオライオンを始めとした戦士たちを導き、ドン・アルマゲとの戦いで攻撃からツルギを庇って致命傷を受け死亡した。



――――と思われていた。

ツルギはホウオウキュータマに選ばれて不死の身体を手に入れたが、それを代償としてアルマゲを打ち倒すことに成功した。
しかしその後コールドスリープに入ったツルギは現代で眠りから覚めキュウレンジャーの戦いと、打倒したはずのジャークマターとアルマゲの支配体制が333年前から何も変わっていないという事実を知ることになる。
加えてテッチュウなどの幹部も復活していたものの、ツルギのことを覚えていないなど記憶を食い違うこともあり謎を深めていた。

その理由は、現代に生きるドン・アルマゲこそ、クエルボが成り代わっていたことによる。
正確には肉体を失ったドン・アルマゲをクエルボが吸収し、その力と立場を手に入れその後数百年にも及ぶ全宇宙を苦しめた支配体制を築き上げていた。

元からクエルボは親友であるツルギに対して劣等感を抱いており、死の間際にその弱みに漬け込んだアルマゲと取引することで生き長らえていた。
ダイカーンに始まり、カローフクショーグンなどの複数の段階を踏んだ永続的な支配体制もクエルボが考案し実行したものだった。

クエルボとしての姿は小太りの人型をしたカラスといった見た目だが、アルマゲの力を手に入れたことでドン・アルマゲ(クエルボ)としての戦闘形態を手に入れている。


最終更新:2022年11月15日 13:48