ベルゼブブマイナソー

【名前】 ベルゼブブマイナソー
【読み方】 べるぜぶぶまいなそー
【声】 中村僚志
【登場作品】 騎士竜戦隊リュウソウジャー
【登場話】 第28話「ミクロの攻防」
【所属】 ドルイドン
【属性】 悪魔型モンスター
【分類】 マイナソー/クラウン目ベルゼブブ科
【発生元】 伊藤蘭斗
【願望】 「ミジンコ男爵というあだ名で呼ばれた」
【武装】 なし
【鳴き声】 「アナハイルー!」
【分布】 人間の体内
【経験値】 396
【幻獣モチーフ】 ベルゼブブ
【その他のモチーフ】 王冠、ハエ
【経験値の由来】 ミクロ

【詳細】

伊藤蘭斗が夫婦喧嘩をした際に妻に言われた「ミジンコ男爵」というあだ名についてのマイナス感情から誕生し、幻獣「ベルゼブブ」の伝説を司って実体化したマイナソー

ホラー映画にでも出てきそうな禍々しいピエロの顔面を胴体に、その額に大きなハエが取り付いたような姿を持つ。
マイナソーとして実体化した時点でその身長はわずか0.2mmというミクロサイズの身体を持ち、その小さすぎる体躯を利用して人間の体内に侵入、棘だらけの尻尾を心臓に巻きつけることで痛みを与え苦しめる能力を持つ。
このように極小サイズで誕生した理由は発生元となった蘭斗が細かいことを気にする性格であり、妻である伊藤ひとみと喧嘩をした際にそのことを指摘されたため。
「アナハイルー!」という鳴き声を発するが、これは「穴があったら入りたい」という蘭斗の後ろ向きな性質を表したものであり、その「穴」が「人体」という形でうまい具合に反映された結果。

そういった発生元の事情故に言葉責めでマイナスエネルギーの放出は容易であり、クレオンは罵倒することでマイナソーを成長させようとしたものの、ミクロサイズ故にその成長にはかなり時間を必要としてしまっていた。

クレオンによって生み出されると、ベルゼブブマイナソーを混ぜ込んだ紙吹雪を用意しそれをコウとアスナに向けて発射。
アスナの鼻腔を通って体内に侵入すると気管から肺に移動して彼女を苦しめはじめる。

ミエソウルの効果でアスナの体内のマイナソーを見つけることが出来たものの、コウとメルトがチーサソウルを使って彼女の体内に潜入したところその尾を心臓に巻き付け苦痛を倍増させたため彼らは一旦アスナの体内から離脱を余儀なくされる。

作戦を立て直すことになったものの、ベルゼブブマイナソーはアスナの心臓という文字通りの急所を握っているため正攻法で倒すのは困難。
悩むコウ達に対し、ナダはドッシンソウルの力で外部から振動を与えて体内のマイナソー「のみ」をピンポイントで撃破するという作戦を提案。

コウはドッシンソウルの強竜装を使いこなすための特訓を行うことに。

一方でマイナソーをうまく活用したクレオンとドルン兵は蘭斗をからかったりすることで彼を精神的に追い詰め、エネルギーをマイナソーへと送って急成長させアスナを内部から粉砕しようとするとんでもない計画を実行していた。

ナダの指導でドッシンソウルの力を使いこなそうとするコウだが、失敗するとアスナの命が無いためそのことを考えてしまうとうまくいかない。
クレオンが行っているマイナソー育成も元々が小さすぎることから成長がうまくいかず、結果として時間を稼ぐことには成功することに。

迷いの有るコウだが、目を覚ましたアスナの言葉を受け立ち直り、ドッシンソウルの拳を彼女の背中にぶち当てる。
そしてその衝撃がアスナの心臓に巻き付いたベルゼブブマイナソーの尻尾のみを的確に粉砕。
さらには衝撃で一旦は倒れたもののすぐに復活したアスナがくしゃみをしたことで体外に吐き出されたため、龍井家の換気扇から外に逃げ出しその直後エネルギーを受けたことで巨大化に成功する。

やっとこさ巨大化出来たものの勝手に身体の中に入り込まれた上に苦しめられたこともあって怒り心頭のアスナは自らドッシンソウルで強竜装を装着。
キシリュウオーパキガルーで猛ラッシュを繰り出し、ベルゼブブマイナソーはボコボコにされ、止めのブーストブレイクブローでふっ飛ばされはるか上空で爆散した。

【余談】

モチーフはベルゼブブ。

スーツはアラクネーマイナソーの改造。

最終更新:2023年03月11日 12:17