ゲロウジーム

「ギラぁ~助けに来たぞ~!心の友よぉー!」

【名前】 ゲロウジーム
【読み方】 げろうじーむ
【声】 関智一
【登場作品】 王様戦隊キングオージャー
【登場話】 第8話「王と王子の決闘裁判」
第13話「怒りのスパイダー」
【所属】 地帝国バグナラク
【分類】 怪ジーム
【BMA】 カゲロウ
【異名】 昆虫界のサプライズキング
【武装】 無し
【昆虫最終奥義】 ユラユラッシュ
【観察ポイント】 どこにでもいるし、どこにもいないようである。
【分布】 シュゴッダム(昼)
【好物】 ウィスパーボイス
【モチーフ】 カゲロウ
【名前の由来】 陽炎、カゲロウムシ+怪ジーム、虫の逆読み

【詳細】

繊細な体をした虫「カゲロウ」のBNAを備えた怪ジーム

「繊細な身体」として紹介されるカゲロウの怪ジームだが、その見た目は上半身に鎧を着込んだ屈強にも見えるもの。
両腕はイモムシのようなガントレットを装着しているようでも有るが、その能力は光の屈折を応用した擬態能力。

体躯が大幅に異なる存在にも擬態できるが、外見を偽装しているに過ぎず他者を欺くには自身の演技力が必須だが、
劇中ではヤンマ・ガストに擬態しながらも、上述のセリフを叫びながら決闘裁判中のギラに駆け寄るという非常におそまつなもの。
しかしそんな大根役者の行動であっても、仔細を知らない民達や素直な者からしてみれば十分に騙せる。

ギラとラクレス、王と王子の決闘裁判中に乱入しギラを誘拐することで決闘そのものを奈落に落とそうと目論む昆虫界のサプライズキング。

【余談】

モチーフはカゲロウ。
ジゴクジームというアリジゴクモチーフの怪ジームが登場済みだが、アリジゴクが成長したウスバカゲロウとカゲロウは名前こそ近しいが、実際は完全な別手。
カゲロウの幼虫は水中生活を行い数多くの脱皮を行い成虫に至る不完全変態であり、ウスバカゲロウはアリジゴクと呼ばれる幼虫時代からサナギを経て脱皮する完全変態の昆虫。

両腕はおそらくカゲロウの幼虫を模した形状だが、カゲロウの翅を身体に巻きつけているようにも見える。

ストーリーの都合という可能性もあるが、カゲロウやウスバカゲロウはトンボによく似た姿をしている。
トンボオージャーにチェンジするヤンマ・ガストに擬態したのは、モチーフとなった生物に似た姿同士ということもあるのかもしれない。

最終更新:2023年05月29日 00:55