クロコダイルオルフェノク

「Hey Chaco・・・」

【名前】 クロコダイルオルフェノク
【読み方】 くろこだいるおるふぇのく
【声/俳優】 ケネス・ヅリア
【登場作品】 仮面ライダー555
【初登場話】 第11話「謎のベルト」
【所属】 スマートブレイン/ラッキークローバー
【分類】 オルフェノク
【特色/力】 3つの命、両腕の盾状の武器、頑強な皮膚(格闘態
より強固になった皮膚、ファキールス・ホーン(剛強態
巨大な剣、圧倒的パワーと頑丈さ(凶暴態
【モチーフ】 ワニ、青ワニ

【詳細】

ワニの特質を備えたオルフェノク。
オルフェノクの中でも限られた強者のみが所属するラッキークローバーと呼ばれる集団のメンバーで、「ジェイ」を名乗る黒人の男性が変化する。
チャコという名前のチワワを飼っており、溺愛している(チャコに危害を加えた酔っぱらいを即座に殺害している)。

ワニの如く頑強な鱗による高い防御能力と怪力を誇り、3つの命を持つため倒されても2回までなら再生する事が可能という珍しいオルフェノク。
さらに復活する際には能力が強化されより強さを増していく。
仕事であれば躊躇なく人間を殺害する冷酷さを持つ半面、ラッキークローバーのメンバーの中では温厚な性格で無益な殺生は好まない面を持つようで、その点は村上社長に警告もされている(チャコを救った少女に叱られ、素直に謝る面も)。

最初は「格闘態」というワニの頭部と歯を模したバックラーを装備する姿で登場。
ファイズを完膚なきまでに叩きのめすも、駆け付けた西田が変身するカイザのカイザブレイガンによる攻撃を受け敗北。

その後、ワニの歯のような特殊な形状の剣「ファキールス・ホーン」を武器とする「剛強態」という姿に強化再生する。
流星塾の面々を襲撃し、教師の増田に致命傷を与え生徒の1人・神道が変身したカイザを倒し死にいたらせたが、ファイズ、オートバジンに翻弄され、その場は撤退。
再戦においてはファイズを圧倒し、どこからか現れたエキセタムオルフェノクと共に追いこんでいくが雅人が変身したカイザのカイザスラッシュを受け敗北。

再び強化再生を遂げた「凶暴態」と呼ばれる最終形態では巨大な大剣を武器とし、トードスツールオルフェノクを倒したファイズの前に現れ、戦闘を開始する。
ファイズが発動したクリムゾンスマッシュをバックラーで防御し上空へ弾き飛ばすも、落下の勢いを利用し放たれたグランインパクトを受け灰化した。

彼の死後、遺されたチャコは前述の少女に拾われた。

放送当時発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1人として登場。 武器は大剣しか使用できない。

【余談】

『キカイダー01』に登場したブルーハカイダーの怪人体「青ワニ」のオマージュ怪人。
スーツは後にピジョンオルフェノクへと改造されたため、『仮面ライダーディケイド』では登場しなかった。

その代わりタイガーオルフェノクが新規怪人として加わり、同集団のリーダーに君臨している。

仮面ライダーシリーズでは初となる人間態が外国人の怪人。
特に敵組織の幹部クラスであるのも異彩を放つ。
演じたケネス・ドゥリア氏は特撮初参加であり、劇中では寡黙なキャラを演じていたが実際には撮影現場においてスタッフや出演者達とも交流をよくしていたという。
なお撮影当時彼は英語教員として小学校で働いており、敵幹部という立ち位置ながらも小学生達から怖がられることなく、「Mr.ジェイ」の相性で親しまれたという。

劇場版でも初の外国人仮面ライダーであるレオ/仮面ライダーサイガが登場している。

最終更新:2025年06月14日 01:05