ハザードトリガー

【名前】 ハザードトリガー
【読み方】 はざーどとりがー
【登場作品】 仮面ライダービルド
【初登場話】 第19話「禁断のアイテム」
【分類】 強化アイテム
【モチーフ】 不明
【使用者】 仮面ライダービルド

【詳細】

ビルドの強化アイテム。
葛城巧がドライバーなどの開発中に完成させた機能拡張型デバイス。

変身前に上部のセキュリティクリアカバーをトリガーの横部分に移動させ、
トリガーの下部にあるBLDライドコネクタビルドドライバーの上部にあるBLDライドポートに接続。
ビルドドライバーに2本のフルボトルをセットし、BLDハザードスイッチを押した後、ビルドドライバーのボルテックレバーを回すと変身が始まる。

金型の形状をしたハザードライドビルダーが前後に出現し、
変身者を挟み込みトリガー内の強化剤タンクプログレスタンクから金型内にネビュラガスの成分を利用して開発した万能強化剤のプログレスヴェイパーが流し込まれ、
変身者の全身にハザードボディを形成してハザードフォームへの変身は完了する。
ハザードフォームのスーツ内部も同じ強化剤で満たされており、戦闘開始と共に変身者の肉体に浸透し、徐々にハザードレベルを上昇させる役割を持つ。
また、強化剤はトランジェルソリッドと反応して気体から金属状の物質へと変化するため、スーツやアーマーの材料としても利用される。

変身後はトリガーのフォースライドメーターで強化剤浸透レベルをチェックしている。
戦闘中にBLDハザードスイッチを押すとハザードレベルが上昇し、敵のみならず味方までもが恐怖を感じるほどの戦闘力を発揮できるようになる強化システム「オーバーフローモード」が発動できる。

だが、同アイテムは開発者の葛城巧が「禁断のアイテム」と称したように危険性が高く、変身者は自我を失って対象を戦闘不能にするまで暴れまわる戦闘兵器となってしまう。
フルフルラビットタンクボトルを使った形態によって順応した結果、暴走するまでの時間は延びたと仮面ライダーエボルが発言している。
更に同アイテムはハードスマッシュにとっても強化アイテムとなり、
同アイテムを使用した強化処置でハザードスマッシュへと強化可能だが必殺技などを受ければ変貌者が消滅する危険な代物。

第19話でブラッドスタークが3体のハードスマッシュをハザードスマッシュへ強化させた後、第20話で桐生戦兎に与えられ、その際に変身していたニンニンコミックフォームでハザードフォームになろうとしていたが躊躇している。
現在登場しているベストマッチフォームなら変身が可能。

本編終盤にて根本的な設計を「葛城忍」が行っていたことが明かされる。
いわば、息子の「葛城巧」は父の発明を形にしただけだったのだ。

真の機能はロストフルボトルの浄化機能で、それなりに強化されたシステムに接続しなければ対応できない。
また、パンドラボックスに封印されていたエボルトリガーとは構造や機能が極めて似ている。

【余談】

第19話からサブタイトルは「禁断のアイテム」、「悪魔のトリガー」、「ハザードは止まらない」と同アイテムを示唆したサブタイが並んでいる。
第21話放送終了時点のテレビ朝日公式サイトでは「フルボトル」での強化アイテム的な紹介がなく、データを見られるのはライダーの「ラビットタンクハザードフォーム」だけとなる。

近年ではかなり恒例となった暴走フォームへの変身アイテムであるが、ベルト側にセットして既存のフォームを超強化するタイプ。
メタルクラスタホッパープログライズキーは変身アイテムそのものであり、最新作に登場するプリミティブドラゴンワンダーライドブックは、失われた伝承を他のワンダーライドブックをセットすることで補い変身する、という設定のため立ち位置で言えばハザードトリガーに近い存在である。

なお、結果的に桐生戦兎はハザードトリガーの機能そのものの改良は出来なかった。ハザードフォームもラビットラビット、タンクタンク、ジーニアスという暴走を防ぐアイテムを使うことで安定した戦闘力を得ているがハザードフォームの暴走そのものの克服は出来ずじまい。
しかし、作品終了後に発表されたVシネに登場する敵がハザードトリガーで暴走しないハザードフォーム用の変身アイテムを開発している。

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最終更新:2024年04月28日 11:17