六本木編

――六本木――

男:
この街は
平和で良いなあ
悪魔にも襲われない

女:
六本木は
赤と黒の
2人の男が
支配してるのよ
ただの
ロリコン親父のくせして
なんで
かっこつけてるのかしら

男:
赤いおっさんと
黒いおっさんが
六本木のまわりに
結界をはってんだ
その結界のせいで
悪魔は
この街に
入って来れねえんだよ

――六本木ディスコ――

黒服:
いらっしゃいませ

女:
新宿から
ここへ逃げだして来て
大正解だったわ

男:
毎日楽しくって!
ここは天国だぜ

女:
この先の部屋に
女の子が
閉じこめられてるわ
名前は・・・
フツコって
言ったかな?
悪魔に
とりつかれちゃってね
暴れまわるのよ
だから
閉じこめてるの
かわいそうだけど
仕方が無いわね

>少女が
  閉じこめられている
ヨシオ:
あれは
たしかに
フツコだ!
生きていたのか・・・
なぜ
昔と変わらない姿なんだ

フツコ:
ヨシオ・・・
ヨシオなの
生きていたのね

ヨシオ:
フツコ!

フツコ:
来ないで!
見かけは変わらなくても
今のあたしは・・・
この街は
赤と黒の
2人の悪魔の魔法で
生かされている
死人の街なの
あたしも
ボディコニアンに
されてしまったわ
でも
あたしだけは
人間だった時の事を
忘れなかったの・・・
その為に
ここに
閉じこめられてしまった
ボディコニアンだから
死ぬ事も出来ずに・・・
反魂香・・・
反魂香さえあれば
あたしは救われる
お願い
あたしを楽にして・・・

>反魂香を
フツコに
使いますか?

はい ヨシオ:
それは・・・
僕にやらせて下さい
>ヨシオは
  フツコの体に
  反魂香をかけた
いいえ フツコ:
反魂香・・・
反魂香さえあれば
あたしは救われる
お願い
あたしを楽にして・・・

フツコ:
あっ
ああっ
体がぁぁぁ・・・
ありがとう
これでやっと死ねるわ
今とっても
安らかな気分よ・・・
ありがとう・・・

ヨシオ:
フツコ・・・
やっと
やっと
会えたのに・・・

>フツコは
  もういない

バーテン:
いらっしゃいませ
ここは六本木
荒れ果てた東京の
オアシスですよ

男:
この街のどこかに
ロリコンおやじ達が
大切にしている壷があるって
誰かが言ってたよ

>強い魔力で
  扉は閉ざされている

女の子:
あたしアリス
ねえねえお兄ちゃん達
どこから来たの?

ワルオ:
何ジロジロ見てんだよ
このくそガキ!

アリス:
やーん
変なお兄ちゃんが
怒ったー!

アリス:
あーっ
変なお兄ちゃん苦しそう
早く手当てしてあげないと
大変だよー
(*カオスヒーローが重症のとき)

黒おじさん:
どうです
我々の街は?
人々はみな
昔の通り楽しく
くらしていますよ
私達は
はじめはアリスの為に
この街を再建しましたが
他の人達にも
よろこんでもらっています

秘書:
許可の無い方々は
入室させるわけには
いきません
おひきとり下さい

女の子:
あたしアリス
ねえねえお兄ちゃん達
どこから来たの?
ねえねえ
お兄ちゃんの名前は
なんて言うの?
>名のりますか?

はい アリス:
へー
フツオって言んだ
(*“言うんだ”の間違い)
いいえ アリス:
やーん
お兄ちゃんの意地悪!!
おじさん達に
いいつけちゃうからね

アリス:
フツオお兄ちゃん
お兄ちゃんは
この街は気にいった?

お友達が欲しいの
ねぇ
フツオお兄ちゃん
私のお友達になって
ねっ!
良いでしょ!!
>アリスと友達になりますか(*この文章に“?”はない)

はい アリス:
ありがとう
フツオお兄ちゃん
いいえ アリス:
やーん
お兄ちゃんの意地悪!!
おじさん達に
いいつけちゃうからね

アリス:
この街はねー
赤おじさんと
黒おじさんが
私に作ってくれたのー
ねえねえお兄ちゃん
赤おじさんに会ってよー
私が
頼んであげるからさー
>会いに行きますか?

はい アリス:
ありがとう
フツオお兄ちゃん
いいえ アリス:
やーん
お兄ちゃんの意地悪!!
おじさん達に
いいつけちゃうからね

アリス:
赤おじさんには
アリスの友達しか
会えないんだよー
じゃぁ
先に
3階に行ってるからね

>女の子は
  もういない・・・

>なにかの気配がするが
  だれも見当たらない

秘書:
アリス様
それはこまります

アリス:
あっ来た来た
今ね
赤おじさんに会えるように
お願いしてるところなのー

秘書:
アリス様
申し訳ありません
誰も通すなと
言われておりますので

アリス:
あたしの言う事
聞けないの!
やだやだやだやだやだやだ!

秘書:
こまりましたね・・・
では
しばらくお待ちください

秘書:
「お通ししろ」
との事ですので
どうぞ奥へ

アリス:
よかったねー
じゃ私
先に行ってるねー

赤おじさん:
アリスが
私に会わせたいと言うのは
君達かね
私達は
あの子が
何不自由なく
生きていけるよう
ここに街を作り
あの子が
悪魔に襲われない様に
結界をはっているのだ
私は
あの子の幸せだけを
願っている
私はいそがしいのだ
これで失礼するよ

アリス:
おじさん
いそがしいからねー
この街を作った人だから
とってもえらいんだよ
ねぇお兄ちゃん
アリスのお願い
聞いてくれるかな?
私ねー
ヒランヤが欲しいのー
ねーねー
ヒランヤ買って

はい アリス:
わーい!
うれしいー!
早く買って来てねー
いいえ アリス:
買ってくれないと
赤おじさんに
言いつけちゃうよー

アリス:
ねぇねぇ
買って来てくれたー?
早く買って来てねー

秘書:
どうぞ
お通り下さい

アリス:
ねぇねぇ
買って来てくれたー?
やったー!
ありがとー!
ねぇねぇ
も一つお願いがあるのー
あのねー・・・
お兄ちゃん
死んでくれる?

はい アリス:
わーい!
うれしいなー!
お兄ちゃん達
ずっといてくれるんだー!
ねぇー
早くー早く死んでよ
ねぇねぇ早く死んでよ
早くー
ねぇ
死んでくれないのー?
私の言う事
聞いてくれないんだー!
いいえ アリス:
私の言う事
聞いてくれないんだー!

アリス:
ウェーン!
ひどいよーひどいよー
赤おじさん
聞いてよー!
お兄ちゃん達
ひどいんだよー!

赤おじさん:
どうしたんだアリス?

アリス:
お兄ちゃん達がね
私が死んでねって
言ったのにね
死んでくれないの
お兄ちゃんと
ずっといたいのにね
だから
お願いしたのにー!

赤おじさん:
そうかそうかよしよし
じゃあ
おじさんが・・・

ベリアル:
アリスの願いを
かなえてあげよう

魔王:ベリアルが
あらわれた!

(*1ターン経過後)
ヨシオ:
ベリアルは
ダメージをうけてませんよ!

フツコ:
魔法も
効きそうに無いわ
どうすればいいの!
>フツオ達は
  逃げだした・・・・・・

赤おじさん:
こりもせずに
また来たのですか

ベリアル:
今度こそ
死んでもらおう

魔王:ベリアルが
あらわれた!

ヨシオ:
ベリアルは
ダメージをうけてませんよ!

フツコ:
魔法も
効きそうに無いわ
どうすればいいの!
>フツオ達は
  逃げだした・・・・・・

秘書:
お帰りですね

赤おじさん:
こりもせずに
また来たのですか

ベリアル:
今度こそ
死んでもらおう
貴様
脇見の壷を
持っているのか!
>ベリアルは
  壷に封印された

アリス:
きゃー!
赤おじさんがーっ!
エーンエーン
エーン・・・
>女の子は消えさった

ゆりこ:
ウフフフフ
なかなかやるじゃない
でも
女の子を泣かすのは
良くないわね
ところで
ベリアルを封印した壷
渡してもらえないかしら
貴方達が持ってても
危ないわよ
おとなしく渡しなさい
>壷を渡しますか?

ゆりこ:
でも
とても見てられないわね
これで大丈夫ね
(*ベリアル戦後重症のとき)

はい ゆりこ:
そう
おとなしく渡せば
良いのよ
じゃ
いただいていくわね
いいえ ゆりこ:
聞きわけの無い人ね
(質問に戻る)}

>壷を持って
  ゆりこは去っていった

黒おじさん:
君達は
どういう事をしたのか
わかっているのですか?
1人の少女の
ささやかな夢を
ふみにじったのですよ
ベリアルも私も
ただあの子の笑顔を
見たかっただけなのです
だからこそ
あの子に
永遠の命を
与えたというのに・・・

ヨシオ:
その為に
大勢の人を殺して
魂をとりこにしたのか!

黒おじさん:
彼らは
ここにいる限り
永遠に平和な日々を
送れるのですよ
永遠に・・・
貴方達にも
さし上げましょう!
永遠なる日々を!

ヨシオ:
危ない!
下がって!

黒おじさん:
ちっ1人だけですか
まあ良いでしょう
ヨシオの魂は
いただきましたよ
>フツオ達は
  ベリアルの部屋から出た

フツオ達は
  ベリアルの部屋に入った

男:
なんだよ
六本木は
良い所だって聞いて来たのに
ゾンビが
うろうろしてる
だけじゃねえか

ヨシオ:
フツオ君
ひさしぶりだね
元気かい?

男:
ベリアルとネビロスは
何かの目的で
エネルギーを集めていたが
1人の女の子を
すごく気に入って
今では
集めたエネルギーを
その子の為に使っている

ヨシオ:
僕の体が
ディスコにいるはずです
魂の無い体だけが
黒お・いや
堕天使:ネビロスに
あやつられているのです
ネビロスを倒さなければ
ここに
閉じこめられたままでしょう

黒おじさん:
お友達を救う為に
来たのですか?
これは
手間がはぶけましたね
いきの良い魂が
手に入るぞ
フォッホッホッホッホ

堕天使:ネビロスが
あらわれた!

ネビロス:
・・・アリスのために・・・
まぼろしの街をうつし出し
死人を動かして手先とし
多くの生体エネルギーを
必要としたのだ・・・
愛する者の為につくすのが
なぜ・・・
いけないのだ・・・

フツコを
解放した
ヨシオ:
ありがとう
フツオ君
やっと
僕の魂は解放されました
ありがとう・・・
これで
死後の世界へ行けます
もうそろそろお別れです
さようなら・・・
フツコを
解放してない
ヨシオ:
ありがとう
フツオ君
やっと
僕の魂は解放されました
ありがとう・・・
これで
死後の世界へ行けます
ただ
ボディコニアンに
なってしまった
フツコを
助けられなかったのが
残念です
もうそろそろお別れです
さようなら・・・

神の使い:
この者
ヨシオの魂は
神の世界に送るに
ふさわしい
ヨシオの魂は
私が
天にいざないましょう

>声が聞こえてきた
男の声:
おかげで助かったよ
ありがとう
これで安らかに眠れる

>ヨシオの魂は
  解放されたようだ

(*復興後)

男:
ちっ
みんな後から
のこのこ
集まって来やがって

女:
六本木って
ベリアルと
ネビロスが
支配してたのね

男:
えらい悪魔が
支配してたから
他の悪魔は
よって来なかったんだな

メシア教徒:
六本木の街は
悪魔の手から
救われました
私はここに
メシア教会を
作ろうと思っています

男:
おっと
ここから先は
通すわけには行かないな(*“行かない”は平仮名にすべき)
悪魔のお宝は
俺達がいただくぜ
今仲間がさがしている所だ
さっさと帰んな

ボーイ:
もう
ゾンビどもはいないよ

女:
姉が
新宿からここへ
逃げてきたはずなんですが

男:
奥の方に
誰もいないのに
声だけが
聞こえる部屋があるんだ
きっと
ネビロスや
ベリアルに殺された奴の
幽霊に違いない
おおこわ

ガイア教徒:
広くて良い所ね
神殿を作るのに
ちょうど良いわ

>少女が
  閉じこめられている
フツコ:
反魂香・・・
反魂香さえあれば
あたしは救われる
お願い
あたしを楽にして・・・
>反魂香を
  フツコに
  使いますか?

はい フツコ:
あっ
ああっ
体がぁぁぁ・・・
いいえ フツコ:
反魂香・・・
反魂香さえあれば
あたしは救われる
お願い
あたしを楽にして・・・

フツコ:
ありがとう
これでやっと死ねるわ
今とっても
安らかな気分よ・・・
ありがとう・・・

>フツコは
  もういない

バーテン:
いらっしゃいませ
知ってたかい
六本木の事を聞いて
あつまってきた奴らの
事なんだが
どうやら
ベリアルの魔力で
たぶらかされて
ネビロスに
魂を抜かれてたらしいぜ


最終更新:2018年12月22日 20:07