衛包
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盛唐の官人・儒者。集賢学士。天宝三載(744)詔によって『今文尚書』十三巻を古文から今文に改めた。天宝九載(750)
崔昌が「五行応運暦」を献上して、周・漢を二王後として、北周・隋を二王後から廃して非正統するよう提言すると、当時の宰相
李林甫の意を受けて
閻伯璵とともにそれを支持する議を述べ、司虞員外郎を授けられた。しかしは自ら隋の宗室の後裔を自称した
楊国忠が宰相になると、再度北周・隋を二王後となり、衛包は夜郎尉に左遷された。
志・列伝
最終更新:2023年08月03日 23:04