蘇瓌
639-710
初唐、
中宗・
殤帝・
睿宗の宰相(在任709-710)。字は昌容。雍州武功(陝西省)の人。隋の重臣の蘇威の曾孫。
蘇頲・
蘇詵・
蘇乂の父。同州刺史の時、酷吏の
来俊臣が左遷されてくると恨みを買い、地方官をたらい回しとなった。『刪垂拱散頒格』の刪定に関わり、京師留守となる。神龍二年(706)侍中となり、景龍三年(709)尚書右僕射・同中書門下三品(宰相)となった。中宗が弑逆されて
韋皇后が実権を握ると病と称して参朝せず、睿宗が即位すると尚書左僕射に任じられた。景雲元年(710)卒し、文貞と諡された。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2024年12月09日 19:14