李宇 りう
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中唐の武将。
程日華の部将。録事参軍。建中三年(782)
張孝忠の義武軍節度使と滄州の程日華は、
朱滔の攻撃を受けて遮断されたため、李宇は程日華に義武軍より独立して横海軍の設立を進言し、朝廷の追認を受けた。貞元四年(788)程日華が没して、子の
程懐直が後を継いだが、朝廷は認可せず、そのため李宇は入朝して、東光県・景城県の割譲を申し出たから、横海軍を昇進させて節度使とし、程懐直は留後に任じられ、翌年節度使に任命されることとなった。
列伝
最終更新:2024年07月17日 01:08