程日華 ていにちか
?-788
中唐の武将・藩鎮(初代横海軍節度使)。定州安喜県(河北省定州市)の人。初名は程華。父は
安禄山に仕え、程日華も
史思明に仕えた。
張孝忠の牙将となると、張孝忠の命令で
李惟岳の配下の滄州刺史李固烈の説得に向かったが、滄州で軍乱がおきて擁立され、刺史となった。建中三年(782)張孝忠の義武軍節度使と滄州は、
朱滔に遮断され、朱滔・
王武俊の攻撃を受けたため、義武軍より独立して横海軍を設立して朝廷の追認を受けた。徳宗より滄州刺史、横海軍節度使を授けられ、名を日華と賜った。貞元四年(788)没して、子の
程懐直が継承した。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2024年07月17日 00:42