陸余慶

陸余慶 りくよけい

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盛唐の官人。名門の呉郡の陸氏の傍系で、陸玩(三国時代の陸遜の弟陸瑁の孫)を祖とする太尉坊の出身。陳の右軍将軍の陸珣の孫。清廉の誉れがあった。若くして陳子昂宋之問盧蔵用司馬承禎と交友があった。魏州刺史となり、退任時には車一台分の荷物しかなく、しかもその半分は書籍であったという。中書舎人となったが、武后が詔の草稿をつくらせたが、晩になっても一辞もつくることができず、左司郎中に左遷された。大理卿、散騎常侍となり、天宝年間(742-756)太子詹事に任じられた。陸長源の祖父。『旧唐書』に伝がある。

列伝

『旧唐書』巻八十八 列伝第三十八 陸元方 元方従叔余慶

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最終更新:2024年07月21日 01:15
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