如仙媛

如仙媛　じょせんえん

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盛唐の女性。太上皇となって興慶宮に住した玄宗に仕えた。玄宗はたびたび長慶楼で酒宴を行い、上から大道を通過する者たちを眺めていたが、上元年間(760-761)、剣南奏事官が長慶楼を通過すると、玉真公主と如仙媛に詔して饗させた。上元元年(760)李輔国に玄宗の側近たちが配流とされると、如仙媛も帰州に流された。

列伝

『新唐書』巻二百八 列伝第一百三十三 宦者下 李輔国