李持盈
691-762
唐の公主。
睿宗の第九皇女。
玄宗の同母妹。字を持盈。始め崇昌県主に封ぜられた。道教にあつく帰依し、太極元年(712)、
金仙公主とともに道士となり、
史崇玄の弟子となり、上清玄都大洞三景師の号を進った。開元十年(722)
安国観に住した。また彼女のために
玉真観が長安の
輔興坊に建立された。上元元年(760)蜀から帰還して
興慶宮に住した兄玄宗を
陳玄礼・
高力士・
王承恩・
魏悦・
如仙媛とともに近侍したが、同年、
李輔国によって玄宗は
甘露宮に幽閉され、近侍者は流刑となり、公主は玉真観に住まわせられた。『新唐書』に短い伝がある。
列伝
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最終更新:2024年08月29日 01:25