襄武郡王李琛 りちん
?-620
初唐の宗室。字は仲宝。
李安の子。
李孝恭・
李瑊・
李瓌の兄。
高祖の又従兄弟にあたる。隋の義寧年間(617-618)初頭、父を継いで襄武郡公に封ぜられ、太常卿の
鄭元璹とともに突厥の始畢可汗への使者となった。武徳元年(618)唐が成立すると王に封ぜられ、利州・蒲州・絳州の三州総管を歴任。
宋金剛が澮州を陥落させると稽胡の多くが叛いたから、隰州に駐屯した。子の李倹がいる。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
『新唐書』
巻七十八 列伝第三 宗室 太祖諸子 襄武郡王琛
『旧唐書』巻六十 列伝第十 宗室 太祖諸子 代祖諸子 襄武王琛
外部リンク
最終更新:2024年09月26日 01:54